目次
■科類の選択をして下さい。
理科一類
理科二類
理科三類
文科一類
文科二類
文科三類
全て

■学部の選択をして下さい。
理学部
工学部
薬学部
農学部
教養学部(前期課程)
教養学部(後期課程)

■学部の選択をして下さい。
理学部
工学部
薬学部
農学部
教養学部(前期課程)

■学部の選択をして下さい。
医学部
教養学部(前期課程)
教養学部(後期課程)

■学部の選択をして下さい。
法学部
教養学部(前期課程)
教養学部(後期課程)

■学部の選択をして下さい。
経済学部
教養学部(前期課程)
教養学部(後期課程)

■学部の選択をして下さい。
文学部
教育学部
教養学部(前期課程)
教養学部(後期課程)

■学部の選択をして下さい。
理学部
法学部
経済学部
工学部
医学部
薬学部
農学部
文学部
教育学部
教養学部(前期課程)
教養学部(後期課程)

理学部
原理や法則から自然の本質を探究し、 人類の未来を切り開く人材を育成する
理学部 | 定員 | 学べる学問 | 生物 地球環境 生物資源 数学 物理 化学 航空宇宙 情報科学 |
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308人 |
【特色】10学科で構成。フィールドワークや実験など学科によって授業形態が異なる。
【進路】約8割が大学院に進学しさらに専門知識を習得。一般企業などに就職する者もいる。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-数・理、高-数・理・情) |
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主な出身者 | 五神真(東京大学総長)、江崎玲於奈(ノーベル物理学賞受賞者)、小柴昌俊(ノーベル物理学賞受賞者)、松井孝典(千葉工業大学長)、有馬朗人(武蔵野学園学園長)、福山秀敏(東京大学名誉教授)、米田穣(東京大学教授)、加藤泰浩(東京大学大学院教授)、塚谷裕一(東京大学大学院教授)、加藤英明(東京大学大学院准教授)、金森博雄(カリフォルニア工科大学名誉教授)、林悠(筑波大学准教授)、池森俊文(一橋大学大学院特任教授)、唯美津木(名古屋大学大学院教授)、柏原正樹(京都大学名誉教授、京都大学数理解析研究所特任教授)、鎌田浩毅(京都大学大学院教授)、藤田一郎(大阪大学大学院教授)、橋本和仁(物質・材料研究機構理事長)、山田武士(NTTコミュニケーション科学基礎研究所所長)、渡部潤一(国立天文台副台長)、山田邦雄(ロート製薬会長)、鈴木純(帝人社長)、水留浩一(スシローグローバルホールディングス社長兼CEO)、畑正憲(作家)、郷原信郎(弁護士)、中島さち子(ジャズピアニスト) |
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■学科・コース・専修一覧
数学科(45) | 現代数学の基礎だけでなく、暗号理論やアルゴリズムに関わるコンピュータ関連の数理など現代社会で脚光を浴びている高度な数学理論も学ぶ。数学を通じて養われた正確な論理性や物事を追究する姿勢を、実生活の様々な分野で活かすことのできる人材を育成する。 |
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情報科学科(30) | 計算機科学の基礎科目を主としたカリキュラムで、最先端の情報科学研究に必要な知識を習得する。数学、論理学、アルゴリズムの基礎、計算システムの構成、人工知能などに関連する講義に加え、ソフトウェア開発やプロセッサ作成などの実験や演習も実施する。 |
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物理学科(70) | 卓越した物理学者として活躍する教授陣のもと、物理学の幅広い分野をカバーした教育が行われている。量子力学、統計力学、電磁気学、相対論など物理学の基礎となる講義に加え充実した実験カリキュラムのもとで、理論、演習、実験をバランス良く学んでいく。 |
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天文学科(10) | 天文学の第一線で活躍し、国際的プロジェクトや学際的プロジェクトの中核となる研究者や教育者を育成する。3年次には学科内だけでなく、天文学教育研究センター、木曽観測所、国立天文台、宇宙科学研究所などの研究設備を活用し、実験や実習に取り組む。 |
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地球惑星物理学科(32) | 地球、惑星、太陽系の過去、現在、未来を解き明かすことを目的に、数学や物理学を中心とした広範な科学的知識を身につける。4年次には卒業研究の代わりとなる地球惑星物理学特別演習や地球惑星物理学特別研究が開講し、論文の講読法や論理的思考などを学ぶ。 |
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地球惑星環境学科(20) | 物理学、化学、生物学の法則を理解し、地球や惑星の環境の変動や生命の進化を実証的に解明する。世界各地でフィールドワークを行い、その中で採取した試料を化学、生物学の両面から分析することで、自然現象の理解に必要な基礎学力と論理的思考力をはぐくむ。 |
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化学科(45) | 複雑な物質の示す性質や現象を理解する力を養うために、実験を特に重視している。3年次には無機及び分析化学、有機化学、物理化学などの実験を行う。実験と4年次の卒業研究を除き、多くの科目は自由に選択することができ、他学科の講義も聴講が可能である。 |
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生物化学科(20) | 多彩な生命現象の根底に存在する普遍原理を分子や遺伝子のレベルで研究する。総合的な科学知識のうえに立った研究を目指し、生物学だけでなく物理学や化学の知識の習得も重視する。ゲノム科学の急速な発展に伴い、医学や生物情報科学との連携を深めている。 |
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生物学科(24) | 地球上の生物の生命活動や進化の法則の理解を目的に、附属植物園や西表島、附属臨海実験所などでの野外実習をカリキュラムに導入。3年次には人類学を中心に学ぶA系と基礎生物学を中心に学ぶB系の2つのコースにゆるやかに分かれ、4年次から研究室に入る。 |
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生物情報科学科(12) | 生命システムを生命科学と情報科学の両面から解き明かすことを目指す。実験や実習では分子生物学実験とコンピュータプログラミングの両方をカリキュラムに組み込んでいる。多様な専攻の教員からなる教育組織により、既存の学問分野をまたぐ実践力を養成する。 |
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法学部
司法、行政、立法を多角的に学び、法的思考と政治学的識見の基礎を身につける
【特色】3つのコースを設置。授業はコースにしばられず、幅広い履修が可能である。
【進路】2割超が法科大学院(ロースクール)などに進学する。公務や金融・保険業に就く者もいる。
取得できる免許・資格 | 教員免許(高-公) |
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主な出身者 | 中曽根康弘(第72代内閣総理大臣)、宮澤喜一(第78代内閣総理大臣)、黒田東彦(日本銀行総裁)、西村泰彦(宮内庁長官)、髙木賢(高崎経済大学理事長)、中込秀樹(大東文化大学理事長)、福川伸次(東洋大総長)、藤原帰一(東京大学大学院教授)、久保文明(東京大学大学院教授)、鈴木寛(東京大学大学院教授、慶應義塾大学大学院教授)、髙山佳奈子(京都大学大学院教授)、木村草太(東京都立大学教授)、齋藤孝(明治大学教授)、長谷部恭男(早稲田大学大学院教授)、北村滋(国家安全保障局長)、豊永厚志(中小企業基盤整備機構理事長)、増田寛也(日本郵政社長)、冨田哲郎(JR東日本会長)、深澤祐二(JR東日本社長)、葛西敬之(JR東海名誉会長、宇宙政策委員会委員長)、金子慎(JR東海社長)、長谷川一明(JR西日本社長)、小畠徹(東日本高速道路社長)、丹呉泰健(JT会長)、宮永俊一(三菱重工業会長)、吉田淳一(三菱地所社長)、小林健(三菱商事会長)、池田潤一郎(商船三井社長)、菰田正信(三井不動産社長)、柿木真澄(丸紅社長)、大久保哲夫(三井住友トラスト・ホールディングス社長)、片野坂真哉(ANAホールディングス社長)、岡田直敏(日本経済新聞社社長)、住田裕子(弁護士)、本村健太郎(弁護士)山田洋次(映画監督)、辻堂ゆめ(ミステリー作家)、片上大輔(将棋棋士)、篠原梨菜(TBSアナウンサー)※前身の大学出身者含む |
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■学科・コース・専修一覧
第1類 法学総合コース | 民法、刑法などの法律を中心に、法・政治・経済を総合的に学ぶ。国際ビジネスを目指す学生向けの「国際取引法務プログラム」と公務員志望者向けの「公共法務プログラム」を設置。ビジネス法務、公務、マネジメント、研究職など多様な進路が想定されている。 |
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第2類 法律プロフェッション・ コース | 高度な法律専門職や法曹の育成を視野に、法を専門的に学ぶ。法的思考の基礎を固め、法科大学院(ロースクール)への進学を見すえたカリキュラムを構成している。他の類の科目も自由に履修できるなど自由度が高く、密度の濃い学習環境が提供されている。 |
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第3類 政治コース | 行政学、国際政治、政治学史などの政治に関する授業を数多く履修することが求められ、法よりも政治に重点をおいたカリキュラムである。必修科目は少なく履修の自由度が高い。自ら調査し考えをまとめる能力を培うためにリサーチペイパーの執筆が必須となる。 |
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経済学部
すぐれた研究教育スタッフと設備を持つ、 質と量の両面における経済学教育の殿堂
経済学部 | 定員 | 学べる学問 | 経済 商・経営 経営情報 |
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357人 |
【特色】他大学とのゼミがあり、学部プラス1年で修士号を取得できるプログラムも設置。
【進路】約1割が大学院へ進学。就職先は金融・保険業、サービス業、情報・通信業など。
取得できる免許・資格 | 教員免許(高-公) |
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主な出身者 | 伊藤正直(大妻女子大学理事長兼学長)、氏家純一(東京女子大学理事長)、吉川洋(立正大学長)、三村明夫(日本商工会議所会頭)、吉田憲一郎(ソニー社長兼会長兼CEO)、古森重隆(富士フイルム会長兼CEO)、柘植康英(JR東海会長)、岡藤正広(伊藤忠商事会長兼CEO)、平子裕志(全日本空輸社長)、内田高史(東京ガス社長)、後藤高志(西武ホールディングス社長)、柿木厚司(JFEホールディングス社長兼CEO)、十倉雅和(住友化学会長)、瀬戸欣哉(LIXILグループ社長兼CEO)、川野澄人(ヤオコー社長)、浅川雅嗣(アジア開発銀行総裁)、森永卓郎(経済評論家)、柄谷行人(思想家)、柳田邦男(ノンフィクション作家)、加藤秀行(小説家)、大島てる(ウェブサイト運営者)、内堀雅雄(福島県知事)、鈴木英敬(三重県知事)、仁坂吉伸(和歌山県知事)、村岡嗣政(山口県知事)、根本匠(衆議院議員)、茂木敏充(衆議院議員)、齋藤健(衆議院議員)、加藤勝信(衆議院議員)、丸川珠代(参議院議員)、太田房江(参議院議員)、和久田麻由子(NHKアナウンサー)、野村明大(読売テレビアナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
経済学科 | 経済全体の水準や失業、物価上昇率、経済成長の決定要因に加え、経済状態をコントロールする政策について分析する。様々な資源の配分パターンがどのように決定されるか、また社会にとって望ましい所得分配を実現するための方法などについて具体的に考察する。 |
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経営学科 | 企業や組織における経営活動に主眼をおく。企業経営に関わる様々な科目を軸に、経営管理や人事、商品開発などの実務、財務や資産の運用、調達に関する理論的方法とその実践について学ぶ。会計制度や企業経営の歴史に至るまで幅広く学ぶことができる。 |
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金融学科 | 経済学や会計学の専門知識にもとづく金融分野の理論を学ぶと共に、金融界の協力を得た実務教育も行われている。金融や経済、社会の仕組みについての深い理解を身につける。経済理論の知識に偏ることなく、戦略的構想力や思考能力を兼ね備えた人材を育成する。 |
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工学部
日本のみならず世界をリードすべく、工学分野の最先端研究を推し進める
工学部 | 定員 | 学べる学問 | 社会 国際 生物 地球環境 数学 物理 化学 機械 土木・建築 環境工 電気電子 航空宇宙 エネルギー 情報科学 |
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984人 |
【特色】16学科で構成。専門性を深める講義に加え、創造性をはぐくむ演習などがある。
【進路】7割超が大学院に進学する。就職先は情報・通信業、サービス業、製造業などが多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-数、高-数・情・工業)、測量士(補)、電気通信主任技術者、電気主任技術者、建築士(一・二級、木造) |
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主な出身者 | 鳩山由紀夫(第93代内閣総理大臣)、根岸英一(ノーベル化学賞受賞者)、大野英男(東北大学総長)、村上雅人(芝浦工業大学長)、荒川一郎(学習院大学長)、佃和夫(成蹊学園理事長)、茂里一紘(東京女子大学長)、松本洋一郎(東京理科大学長)、隈研吾(建築家、東京大学教授)、大西卓哉(宇宙飛行士)、槇文彦(建築家)、西村浩(建築家)、新見徳英(作曲家)、かこさとし(絵本作家、児童問題研究家)、猪子寿之(チームラボ代表取締役)、伊原木隆太(岡山県知事)、志位和夫(衆議院議員)、石井啓一(衆議院議員)、澤田彩香(NHKアナウンサー)、磯貝初奈(中京放送アナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
社会基盤学科(51) | 人間の文化的な生活を支える社会基盤学を学ぶ。都市や災害、自然環境について学ぶ設計・技術戦略、国土や都市のビジョンを描く力をはぐくむ政策・計画、開発経済学や国際交渉などの国際プロジェクトについて研究を行う国際プロジェクトの3つのコースで構成。 |
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建築学科(57) | 耐震、快適な住環境、修復・保全工学などの技術分野に加え、社会学や経済学、心理学などの
分野も学び、建築と設計に携わる人材を育成する。建築設計製図では1・2カ月ごとに図面や模
型を製作し建築の基礎を演習で身につける。4年次には卒業設計に取り組む。 |
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都市工学科(53) | 2つのコースで構成。都市計画コースでは時代と共に変化する都市の状況と課題を把握し、適切な都市施策を打ち出せる人材を育成する。都市環境工学コースでは安全で快適な生活環境を創造するために、現状の問題を把握し解決策を提示できる人材を育成する。 |
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機械工学科(92) | 設計や生産技術全般を対象に機械工学の研究と教育を行う。基礎工学からナノテクノロジー、医療工学までを融合して産業システム全体に貢献するものづくりに取り組む。2・3年次にはスターリングエンジンの設計演習をはじめ実践的な授業や実習が行われる。 |
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機械情報工学科(41) | 人間、機械、情報を結ぶ理論とシステムを創造できる視点を持ち、綿密な思考のできる人材を育成する。実際の設計や製作に必要な知識や経験を習得するため演習も充実している。3年次の自主プロジェクトでは企画から設計、制作、発表までを学生自身が取り組む。 |
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航空宇宙工学科(55) | 技術集約性の高い航空宇宙技術について、多くの知識を活かしその発展をリードできる人材を育成する。3年次冬学期から航空宇宙システム、航空宇宙推進の2つのコースに分かれる。どちらの分野も技術体系の全容を把握できるカリキュラム構成となっている。 |
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精密工学科(45) | ロボテクとプロテクの2つの技術領域の基礎から応用までを幅広く扱う。機械物理、情報数理、計測制御の基礎工学を土台に、メカトロニクス、設計情報、生産の3つの分野を中心としたカリキュラムを展開。英語での研究・技術発表をトレーニングする授業もある。 |
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電子情報工学科(123) | 情報系の科学と技術を中心に学ぶ。電気電子工学科の必修科目も履修可能である。3年次の冬学期から情報的領域、横断的領域、物理的領域の下に設置された5つの履修コースから希望するコースを選択する。定員は電気電子工学科と合わせて123名である。 |
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電気電子工学科(123) | 物理系の科学と技術を中心に学ぶ。電子情報工学科の必修科目も履修可能である。3年次の冬学期から情報的領域、横断的領域、物理的領域の下に設置された5つの履修コースから希望するコースを選択する。定員は電子情報工学科と合わせて123名である。 |
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物理工学科(52) | 物理を基盤に新しい学問を開拓できる人材を育成する。2・3年次にかけて数学と物理の基礎を徹底して学び、固体物理、量子情報、ソフトマター物理など物性物理の基礎と応用も学習する。実習や実験なども重点的に行われている。大半の学生が大学院に進学する。 |
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計数工学科(60) | 2つのコースを設置。数理情報工学コースでは物理現象や社会システムを対象に問題を解決できる数理的方法論の構築を目指す。システム情報工学コースではロボットなどを対象に物理世界と情報世界とをつなぐ認識(計測)と行動 (制御)に関する研究を行う。 |
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マテリアル工学科(78) | バイオマテリアル、環境・基盤マテリアル、ナノ・機能マテリアルの3つのコースを設置。各種マテリアルの合成や構造と機能についての基礎知識、マテリアル設計の基礎を身につける。導入、基礎、応用の3つの段階を順に習得するカリキュラムが組まれている。 |
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応用化学科(53) | 物質を様々にデザインし新機能を生み出すことを目標に、独創性のある研究を展開。化学や物理学、数学など基礎学問の習得に力を入れたカリキュラムを設定。エネルギー変換や貯蔵、環境浄化、医療、情報処理などを研究し、応用化学を通じた社会貢献を目指す。 |
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化学システム工学科(46) | 化学を基盤に、複雑な事象を目的に応じて階層化・単純化して考えるシステム的思考で社会の諸課題に取り組む「スペシャリストにしてジェネラリスト」を育成する。特に環境、エネルギー、医療などの諸問題に対し具体的かつ永続的な解決ビジョンの提示を目指す。 |
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化学生命工学科(49) | 別々に発展してきた「化学」と「生命」の研究領域を工学的に融合させ、「分子」を共通のキーワードとして次世代の科学技術を構築する。化学と生命工学の基礎を徹底して学び、両分野に長けた人材を育成する。4年次から研究室に所属し、卒業研究に取り組む。 |
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システム創成学科(129) | 環境・エネルギーシステム、システムデザイン&マネジメント、知能社会システムの3つのコースを設置。環境、エネルギー、食料、人口など現代社会が抱える課題について、理学や工学に加え社会科学などの知識を構成的に集約し、最適解を見つけ出すことを目指す。 |
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医学部
人間の生命システムを解明し、新たな医学と医療の開拓にチャレンジする
■学科・コース・専修一覧
【特色】在学中に博士課程に進学できるPh.D.-M.D.コースを設置。
【進路】卒業後は、臨床研修医となる者が多い。研究者の道に進む者もいる。
取得できる免許・資格 | 医師 |
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主な出身者 | 島田眞路(山梨大学長)、大友邦(国際医療福祉大学長)、永井良三(自治医科大学長)、跡見裕(杏林大学長)、冲永寛子(帝京平成大学長)、上田泰己(東京大学大学院教授)、養老孟司(解剖学者、東京大学名誉教授)、児玉龍彦(東京大学先端科学技術研究センター名誉教授)、清水達也(東京女子医科大学先端生命医科学研究所所長)、福島孝徳(脳神経外科医、デューク大学教授)、古川聡(宇宙飛行士)、加賀乙彦(小説家、日本藝術院会員)、亀井眞樹(医師、臨床思想家)、阿部知子(衆議院議員) |
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医学科(110) | 6年制。形態学、分子生物学、遺伝学、生理学、薬理学などを幅広く勉強し、医療に対し多角的なアプローチを行う。MD研究者育成プログラムでは少人数ゼミナールや海外実習、研究室での実験を行う。基礎医学研究においても世界的に高い評価を受けている。 |
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健康総合科学科 | 定員 | 学べる学問 | 看護 保健・介護 健康科学 |
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44人 |
【特色】人類の健康で幸福な生活の実現に寄与する人材を育成する。3つの専修に分かれる。
【進路】約6割が大学院に進学する。医療・福祉業などの一般企業に就職する者もいる。
取得できる免許・資格 | 看護師 |
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主な出身者 | 田栗正隆(横浜市立大学准教授)、石川善樹(予防医学研究者)、膳場貴子(ニュースキャスター)、藤本万梨乃(フジテレビアナウンサー)、山本舞衣子(フリーアナウンサー)、八田亜矢子(タレント)※前身の学科出身者含む |
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健康総合科学科(44) | 4年制。現代の健康問題に向き合う専門家を育成する。3つの専修を設置。環境生命科学専修では人間を生物学的に研究する。公共健康科学専修では医療の課題や社会への影響を分析する。看護科学専修では健康を生命科学的観点や社会環境との関わりの中で理解する。 |
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薬学部
物質、生命、医療の側面から「薬」を研究し、社会に貢献する人材を育成する
【特色】学部進学時は共通授業を行い、4年次に薬科学科と薬学科に分かれる。
【進路】薬科学科:9割以上が大学院へ進学。薬学科:一般企業などに就職する者が多い。
取得できる免許・資格 | 薬剤師 |
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主な出身者 | 永田恭介(筑波大学長)、手代木功(塩野義製薬社長)、池谷裕二(東京大学教授)、大谷壽一(慶應義塾大学教授)、加藤友朗(医師、コロンビア大学教授)、喜多喜久(小説家)、藤井基之(参議院議員)、大宮エリー(脚本家)、杉山奈津子(作家)、木村美紀(タレント) |
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■学科・コース・専修一覧
薬科学科 | 4年制。創薬科学や基礎生命科学分野で活躍する研究者を育成する。成績や志望動機などにもとづき、4年次に学科別の研究室に分かれる。医療現場を直接体験する機会や、所定の科目や実習を履修し薬剤師国家試験の受験資格を得る制度も設けられている。 |
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薬学科 | 6年制。成績や志望動機などにより、4年次に学科別の研究室に分かれる。高度な薬剤師教育を行い、国民医療の担い手として医療薬学の分野を先導する人材を育成する。病院と薬局での約半年間の実務実習を通して、卓越した医療薬学の知識や技術を身につける。 |
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農学部
日本各地に農場や演習林など多彩な施設を展開し、食料、生命、環境の諸科学を探究する
農学部 | 定員 | 学べる学問 | 生物 地球環境 生物資源 農・林業 獣医 化学 土木・建築 |
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304人 |
【特色】フィールドワークやリベラルアーツ教育を通じて農学の素養を身につける。
【進路】獣医学課程:約1割が大学院へ進学。その他の課程:約6割が大学院へ進学。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-理・社、高-理・地歴・公・農)、建築士(一・二級、木造)、獣医師 |
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主な出身者 | 石田朋靖(宇都宮大学長)、千葉尚登(プリマハム社長)、眞鍋淳(第一三共社長兼CEO)、重里政彦(SRSホールディングス社長)、出雲充(ユーグレナ社長)、鈴木宣弘(東京大学大学院教授)、難波成任(東京大学大学院特任教授)、齋藤継之(東京大学大学院准教授)、荒田明香(東京大学大学院特任助教)、後藤英司(千葉大学大学院教授)、土屋俊幸(東京農工大学大学院教授)、西村和雄(京都大学名誉教授)、針谷敏夫(明治大学教授)、菊水健史(麻布大学教授)、太田朋子(国立遺伝学研究所名誉教授)、柴田明夫(資源・食糧問題研究所代表取締役)、本澤実(KEIRETSU JAPAN最高顧問)、諸國沙代子(読売テレビアナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
応用生命科学課程(157) | 4年制。生命化学・工学、応用生物学、森林生物科学、水圏生物科学、動物生命システム科学、生物素材化学の6つの専修からなる。人間との関わりが深い植物、動物、微生物について分子・細胞レベルから個体・群集レベルまで理解し、人類の生活向上に貢献する。 |
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環境資源科学課程(117) | 4年制。緑地環境学、森林環境資源科学、木質構造科学、生物・環境工学、農業・資源経済学、フィールド科学、国際開発農学の7つの専修からなる。環境の保全と創造について研究し、食料・資源・地域開発のグローバルデザインを構築できる人材を育成する。 |
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獣医学課程(30) | 6年制。動物と人類のより良い関係を構築し、両者の健康と福祉の向上を目指す。獣医学の基礎科学と応用技術及び動物の生命現象と病態を理解し、動物医療と公衆衛生に貢献できる人材を育成する。附属の動物医療センターが実習の場として幅広く活用されている。 |
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文学部
哲学、歴史、言語など様々なジャンルから、「人間とは何か」を考える
【特色】専修課程それぞれが研究室を設置。他の専修課程の授業を受けることも可能。
【進路】約2割が大学院に進学する。情報・通信業やサービス業に就く者も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-国・社・英、高-国・地歴・公・英) |
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主な出身者 | 大江健三郎(小説家、ノーベル文学賞受賞者)、中西進(国文学者)、石井潔(静岡大学長)、岩切正一郎(国際基督教大学長)、坂東眞理子(昭和女子大学理事長兼総長)、戸部順一(成城大学長)、西本照真(武蔵野大学長)、佐藤健二(東京大学高大接続研究開発センター長)、日比野治雄(千葉大学大学院教授)、飯塚正人(東京外国語大学教授)、河添房江(東京学芸大学教授)、町田健(名古屋大学大学院教授)、戸田山和久(名古屋大学大学院教授)、金水敏(大阪大学大学院教授)、服部英雄(九州大学名誉教授、くまもと文学・歴史館館長)、宮台真司(社会学者、東京都立大学教授)、中野晃一(上智大学教授)、山田昌弘(中央大学教授)、千田有紀(武蔵大学教授)、倉本聰(脚本家)、三浦俊彦(小説家、東京大学大学院教授)、香川照之(俳優)、森下佳子(脚本家)、小野文惠(NHKアナウンサー)、草野仁(フリーアナウンサー)、天明麻衣子(フリーアナウンサー)、髙田万由子(タレント) |
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■学科・コース・専修一覧
人文学科 | 定員 | 学べる学問 | 文学 哲学・宗教 地理歴史 文化 言語・語学 社会 心理 芸術理論 |
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367人 |
【特色】専修課程それぞれが研究室を設置。他の専修課程の授業を受けることも可能。
【進路】約2割が大学院に進学する。情報・通信業やサービス業に就く者も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-国・社・英、高-国・地歴・公・英) |
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主な出身者 | 大江健三郎(小説家、ノーベル文学賞受賞者)、中西進(国文学者)、石井潔(静岡大学長)、岩切正一郎(国際基督教大学長)、坂東眞理子(昭和女子大学理事長兼総長)、戸部順一(成城大学長)、西本照真(武蔵野大学長)、佐藤健二(東京大学高大接続研究開発センター長)、日比野治雄(千葉大学大学院教授)、飯塚正人(東京外国語大学教授)、河添房江(東京学芸大学教授)、町田健(名古屋大学大学院教授)、戸田山和久(名古屋大学大学院教授)、金水敏(大阪大学大学院教授)、服部英雄(九州大学名誉教授、くまもと文学・歴史館館長)、宮台真司(社会学者、東京都立大学教授)、中野晃一(上智大学教授)、山田昌弘(中央大学教授)、千田有紀(武蔵大学教授)、倉本聰(脚本家)、三浦俊彦(小説家、東京大学大学院教授)、香川照之(俳優)、森下佳子(脚本家)、小野文惠(NHKアナウンサー)、草野仁(フリーアナウンサー)、天明麻衣子(フリーアナウンサー)、髙田万由子(タレント) |
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哲学専修 | 古くからの「智を愛する」営みである哲学を形而上学や認識論、行為論、刑罰論、宗教論など幅広く学ぶと共に、生命倫理、環境倫理、情報倫理などの現代的な問題にも取り組む。哲学研究室では大学院生を中心にした勉強会が数多く開催されている。 |
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中国思想文化学専修 | 中国の学術や思想を体系的かつ歴史的に整理し、諸子百家をはじめ幅広い時代に関する宗教、科学、政治思想、教育思想などを学ぶ。中国と関連する範囲について日本や韓国の思想も扱う。古典中国語で書かれた文献の読解のための技法も身につける。 |
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インド哲学仏教学専修 | インド哲学とインド、チベット、中国、日本などの仏教について学ぶ。学部と大学院との連続性を意識したカリキュラムを構成。古典文献の解読を重視し、サンスクリット語文法が必修である。卒業論文の代替として古典を原書で講読する特別演習を履修してもよい。 |
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倫理学専修 | 行為の善悪や人間関係の法則を探究し、現代社会における問題の原理を考察する。西洋と日本の倫理思想について学び、幅広い視野を身につける。倫理学に関する古典的学問研究に加え、西洋哲学、日本思想、社会科学、宗教学など様々な学問に関連する内容も学ぶ。 |
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宗教学宗教史学専修 | 哲学、思想史、社会学、心理学、人類学、民俗学、文献学、図像学などの幅広い視点から様々な宗教現象について学ぶ。宗教について学ぶことを通じ、広く深く「人間」を見る力を養う。特定の専門領域に固執せず、柔軟で幅広い視野を持つことが求められている。 |
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美学芸術学専修 | 美や芸術に関わる探究のみならず、美や芸術の概念そのものの形成をめぐる政治的、社会的状況や芸術の機能の仕方など具体的な問題に取り組む。音楽や文芸、漫画や自然美など専門の異なる学生間のコミュニケーションを重視し、幅広い視野で物事を見る力を養う。 |
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イスラム学専修 | イスラム教の文化、思想、宗教、文学について、おもに文献から実証的に学ぶ。イスラム教成立以前の文化や現代のイスラム原理主義なども対象とする。アラビア語などの現地語の習得が推奨されていることから、欧米だけでなくイスラム圏に留学する者も多い。 |
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日本史学専修 | 日本列島の歴史を様々な観点から総合的に学ぶ。東京大学史料編纂所の所蔵する原本や影写本、写真版などの膨大な史料を利用できる。古代、中世、近世、近現代それぞれの時代を担当する専任の教員のもと、史料を正確に読み、歴史像を構成できる人材を育成する。 |
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東洋史学専修 | 古代から現在の東アジアから北アフリカまで、幅広い時代、地域の歴史を学問の対象としている。史料を正確かつ厳密に読むことを重視し、中国語、朝鮮語、ベトナム語、ヒンディー語、アラビア語、ロシア語など、様々な言語を習得することが推奨されている。 |
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西洋史学専修 | 古代から現代まで、ヨーロッパを中心に南北アメリカやアジア、アフリカとの関係を幅広く学ぶ。歴史を複眼的に見通し、長期的な展望にもとづいた思考や判断のできる人材を育成する。研究室には大学院生も多く、学部生の間の交流も盛んに行われている。 |
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考古学専修 | 環境考古学、動物考古学、祭祀考古学、民族考古学など裾野の広い考古学を、座学とフィールドワークから学ぶ。基本的な分析方法と発掘技術を習得し、3年次には北海道常呂町の実習施設で発掘調査の実習を行う。海外を含む学外の発掘調査に参加する学生もいる。 |
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美術史学専修 | 現存する美術作品を調査、分析し、美術の歴史的展開を具体的に明らかにする。3年次に行われる関西見学旅行の演習により、実物を楽しみ、観察し、調査、考察をするという美術史学の基本的な態度に触れる。美術館や美術商などを見学する機会も設けられている。 |
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言語学専修 | 音韻、音声、統語法、形態論、意味論など言語学に関する様々な分野を扱う。日本語、英語などの身近な言語から、方言や古代の言語まで対象は幅広い。今まで研究がされてこなかった言語や話し手が極端に少ない消滅寸前の言語などについても研究が行われている。 |
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日本語日本文学(国語学)専修 | 文法論、意味論、語彙論、文字論など幅広い観点から日本語について学ぶ。日本語情報処理のための理論的研究や外国人への日本語教育などについての研究も行われている。多数の古写本や古刊本などを所蔵し、全国の国語学研究者の情報収集の場ともなっている。 |
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日本語日本文学(国文学)専修 | 『万葉集』や『源氏物語』などの古典や近現代の日本文学に加え、歌謡や能、歌舞伎、近現代の演劇なども対象とする。文化財クラスの貴重な写本、版本、和本を多数所蔵している。卒業論文が必修となっているが、テーマ設定は学生の自由な選択に委ねられている。 |
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中国語中国文学専修 | 研究分野は中国語を軸に古典、現代文学、言語の3つに大きく分かれるが、どの分野でもテクストの背景にある中国語圏文化の特徴を丁寧に調べることを原則とする。中国語に触れ、中国語圏や中国語を母語とする人々の情念に迫ることを大きなテーマとしている。 |
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インド語インド文学専修 | 中世から現代に至るドイツ語とドイツ語による文学作品を対象とする。ドイツ語を緻密に読み解き、その構造や特性、そこに表出されている文化的、思想的な意味を考察する。自由な言語的感性を重んじ、教員や学生それぞれが自由かつ個性的であることを重視する。 |
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英語英米文学専修 | 一時期の言語構造を研究する共時的研究と、言語変化の様相を研究する通時的研究の2つの側面から英語学を研究する。テクストの精読を中心としつつ、社会的、文化的なアプローチも可能である。卒業生は出版・ジャーナリズムなどの多様な分野で活躍している。 |
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ドイツ語ドイツ文学専修 | 中世から現代に至るドイツ語及びドイツ語による文学作品を対象に言語としてのドイツ語の構造や特性を研究すると共に、そこに表出されている文化的、思想的な意味を考察する。専修の雰囲気としては繊細で自由な言語的感性を重んじ、教員や学生それぞれが自由かつ個性的であることを重視する。 |
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フランス語フランス文学専修 | フランスの文学や思想にもとづく自由と批判精神を重視する。学生どうしの議論のもとでそれぞれの研究テーマを鍛え、卒業研究につなげる。授業は厳密なテクスト講読の形式をとり、自己の解釈を参考文献と照らし合わせて批判的に検討する読解態度を習得する。 |
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スラヴ語スラヴ文学専修 | 中世から近現代に至るロシア及びスラヴ各地の語学や文学、文化を幅広く視野に入れる。言語研究と文化研究を関連させ、テクストを正確に解読し、テクストの背後にある文化的文脈を理解する。スラヴ地域の文学と言語の双方に関する科目を数多く開講している。 |
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南欧語南欧文学専修 | 文学部の中でも比較的新しい研究室の1つ。イタリア語イタリア文学を中心に、ロマンス諸語全体に関する講義や中世オック語文学、スペイン語スペイン文学などの授業を随時開講。イタリア語に関しては文献を正確に読解し、イタリア語の運用能力を磨く。 |
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現代文芸論専修 | 伝統的な語学文学研究の堅固な土台を前提としつつ、文学研究の新しい形を開拓するために開設された専修である。国や言語の枠を越えて、世界の文学を現代的な観点から研究する。世界の作家や研究者を招いての講演会やシンポジウムなどを積極的に開催している。 |
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西洋古典学専修 | 古代ギリシア語やラテン語で書かれた文献資料に関する研究を行う。この2つの言語による韻文、散文作品のそれぞれを網羅する工夫の施されたカリキュラムを設定し、多彩な講義、演習科目を開講。講義や演習の中で膨大な古典作品の全容を概観していく。 |
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心理学専修 | 人間の心的、知的な機能を探究することを目的とする。心理学概論や心理学特殊講義により心理学の最新の成果を学習する。心理学演習では心理学の論文に対する読解力を身につける。心理学実験演習では実験に必要な技術を学び成果を論文にまとめる訓練を行う。 |
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社会心理学専修 | 人間の行動と、その背景にある心的過程や社会文化的な基盤との間のダイナミックな関係を研究する。社会心理学調査実習、社会心理学実験実習、社会心理学統計といった実践的な科目が必修である。社会現象や行動を観察し、体系づけや統計的な分析などを行う。 |
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社会学専修 | ゼミを中心とした少人数教育のもと、社会調査実習やゼミ合宿、大学院生の指導による自主的な研究会などが活発に行われ、実践的な学びが提供されている。専任教員の研究テーマは福祉、社会政策、ジェンダー、家族、都市、住宅、ケア労働、人口など多彩である。 |
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教育学部
教育を通じて、人々の幸福と、より良い社会の実現を模索する
【特色】3つの専修と5つのコースで構成され、最先端の研究にもとづく学部教育を提供。
【進路】2割弱が大学院に進学する。サービス業や情報・通信業、公務への就職も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-社・保体、高-地歴・公・保体)、司書教諭、学芸員、司書、社会調査士、社会教育主事 |
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主な出身者 | 福田誠治(都留文科大学理事長)、八田秀雄(東京大学大学院教授)、根本彰(東京大学名誉教授)、広田照幸(日本大学教授)、上西充子(法政大学教授)、中原淳(立教大学教授)、髙橋亜希子(南山大学教授)、田畑泉(立命館大学教授)、すぎやまこういち(作曲家)、佐藤雅彦(メディアクリエイター、東京藝術大学大学院教授)、平秀明(麻布中学校・高等学校長)、伊藤悟(作家、評論家)、樋浦直樹(READYFOR代表取締役COO)、春野恵子(浪曲師)、井出庸生(衆議院議員)、宮本徹(衆議院議員)、打越さく良(参議院議員)、喜入友浩(TBSアナウンサー)、澤田有也佳(朝日放送アナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
総合教育科学科 | 定員 | 学べる学問 | 教員養成 教育 心理 健康科学 |
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100人 |
基礎教育学専修 | 基礎教育学コースを設置している。「教育とは何か」という根源的な問いに対して哲学、歴史、人間、臨床の4つの方向から考察を重ねる。歴史資料や古典的テクストの読解、最先端の思想及び理論の講義や教育問題に関する議論などの実践的な教育が行われる。 |
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教育社会科学専修 | 2つのコースを設置。比較教育社会学コースでは教育を「社会現象」「文化現象」ととらえ、様々な社会科学の観点から考察する。教育実践・政策学コースでは教育を「現場」からとらえ、具体的な教育施設から文部科学省までを対象に、その現実について研究する。 |
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心身発達科学専修 | 2つのコースを設置。教育心理学コースでは学習行動や発達を主題とする教育心理学と、心理療法やカウンセリングを主題とする臨床心理学の2つの領域を扱う。身体教育学コースでは身体の構造と機能に加え、脳との関連や健康維持と社会基盤との関係を考察する。 |
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教養学部(前期課程)
入学後の約2年間を通じた「リベラル・アーツ」で、幅広く豊かな見識をはぐくむ
教養学部(前期課程) | 定員 | 学べる学問 | 文学 哲学・宗教 地理歴史 文化 言語・語学 社会 国際 経済 法 政治 教育 心理 生物 地球環境 数学 物理 化学 情報科学 健康科学 |
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2960人 |
【特色】前期課程で教養教育を受けたのち、進学選択制度によって10の学部から進学先を選択。
【進路】各類の進路先学部は別表のとおりである(なお、各科類の定員は前期試験のもの)。
■学科・コース・専修一覧
文科一類(401) | 法学や政治学など社会科学全般の基礎的な領域を中心に学ぶ。その他にも哲学、倫理、歴史、心理などの人文科学系科目や、物質・生命、数理・情報などの自然科学を含む科目を数多く履修し、人間と社会について幅広い見識を養う。おもな進学先は法学部である。 |
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文科二類(353) | 経済などの社会科学を中心に、文科一類と同様に哲学、倫理、歴史、心理など幅広く人文科学を学び、人間や組織について理解する。さらに、理系科目を含む総合科目を自ら選択することで多彩な学習領域を形成していく。おもな進学先は経済学部である。 |
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文科三類(469) | 言語、思想、歴史などの人文科学や社会科学を学び、人間の文化的、社会的側面についての知識や見識を深めていく。さらに、理系科目を含む多くの総合科目を自主的に選択することで以後の進路を確立していく。おもな進学先は文、教育、教養の3つの学部である。 |
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理科一類(1108) | 数学、物理学、化学を中心に数理科学、物質科学、生命科学を学習する。文系科目を含む総合科目を履修し、科学や技術と社会の結びつきを理解する。科学論文における英語ライティングを学び、志望学部へ進学する。おもな進学先は工、理の2つの学部である。 |
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理科二類(532) | 生物学、化学、物理学を中心に生命科学、物質科学、数理科学を学習する。文系科目も履修し現代社会における科学技術の役割について学び、志望学部へ進学する。科学論文における英語ライティング能力も養う。おもな進学先は農、工、理、薬の4つの学部である。 |
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理科三類(97) | 生物学、化学、物理学を中心に生命科学、物質科学、数理科学を学習する。人間への探究心を養い、生命と社会の関わり合いを学ぶ。科学分野での国際的発信力を強化するため、科学論文における英語ライティングも履修する。おもな進学先は医学部医学科である。 |
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教養学部(後期課程)
文理のジャンルを横断した 「越境する知性」を育成し、新たな分野を開拓する
教養学部(後期課程) | 定員 | 学べる学問 | 文学 哲学・宗教 地理歴史 文化 言語・語学 社会 国際 経済 政治 心理 生物 数学 物理 化学 エネルギー 情報科学 健康科学 芸術理論 |
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187人 |
【特色】学際、国際、先進をテーマに複数の分野を扱う。授業の多くは少人数制である。
【進路】3割超が大学院に進学する。サービス業、情報・通信業、公務などへの就職者も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-国・数・理・社・英、高-国・数・理・地歴・公・情・英) |
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主な出身者 | 大隅良典(ノーベル生理学・医学賞受賞者、東京工業大学栄誉教授)、川井伸一(愛知大学理事長兼学長)、白石隆(熊本県立大学理事長)、泉澤清次(三菱重工業社長)、村上陽一郎(東京大学名誉教授)、野矢茂樹(東京大学大学院教授)、北森武彦(東京大学大学院教授)、貴堂嘉之(一橋大学大学院教授)、明石康(神戸大学特別教授)、塩出浩之(京都大学大学院准教授)、大黒岳彦(明治大学教授)、千葉雅也(哲学者、立命館大学大学院教授)、神津里季生(連合会長)、東浩紀(作家)、與那覇潤(歴史学者)、松浦寿輝(小説家)、小野正嗣(小説家)、岸本葉子(エッセイスト)、豊島圭介(映画監督)、雁屋哲(漫画家)、小池龍之介(僧侶、文筆家)、大石蘭(イラストレーター、文筆家)、上川陽子(衆議院議員)、小西洋之(参議院議員)、岡村仁美(TBSアナウンサー)、佐々木恭子(フジテレビアナウンサー)※前身の学部学科出身者含む |
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■学科・コース・専修一覧
教養学科 | 対象とアプローチが異なる超域文化科学、地域文化研究、総合社会科学の3つの分科を設置。各分科には合計18のコースが展開し、複数のコースを履修できる制度もある。すべてのコースで2つの外国語を必修とする他、英語のみで学位が取得できるコースもある。 |
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学際科学科 | 科学技術論、地理・空間、総合情報学、広域システム、国際環境学の5つのコースで構成され、文理融合分野を幅広くカバーする。国際環境学以外の4つのコースと進化学を副専攻として組み合わせて学ぶこともできる。国際環境学コースでは授業は英語で行われる。 |
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統合自然科学科 | 数理自然科学、物質基礎科学、統合生命科学、認知行動科学の4つのコースとスポーツ科学サブコースで構成。多様な選択を可能にする教育プログラムが展開されている。教養学部他学科の講義とも連携し、専門分野を深く学びつつ様々な学問領域を横断できる。 |
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理学部
原理や法則から自然の本質を探究し、 人類の未来を切り開く人材を育成する
理学部 | 定員 | 学べる学問 | 生物 地球環境 生物資源 数学 物理 化学 航空宇宙 情報科学 |
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308人 |
【特色】10学科で構成。フィールドワークや実験など学科によって授業形態が異なる。
【進路】約8割が大学院に進学しさらに専門知識を習得。一般企業などに就職する者もいる。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-数・理、高-数・理・情) |
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主な出身者 | 五神真(東京大学総長)、江崎玲於奈(ノーベル物理学賞受賞者)、小柴昌俊(ノーベル物理学賞受賞者)、松井孝典(千葉工業大学長)、有馬朗人(武蔵野学園学園長)、福山秀敏(東京大学名誉教授)、米田穣(東京大学教授)、加藤泰浩(東京大学大学院教授)、塚谷裕一(東京大学大学院教授)、加藤英明(東京大学大学院准教授)、金森博雄(カリフォルニア工科大学名誉教授)、林悠(筑波大学准教授)、池森俊文(一橋大学大学院特任教授)、唯美津木(名古屋大学大学院教授)、柏原正樹(京都大学名誉教授、京都大学数理解析研究所特任教授)、鎌田浩毅(京都大学大学院教授)、藤田一郎(大阪大学大学院教授)、橋本和仁(物質・材料研究機構理事長)、山田武士(NTTコミュニケーション科学基礎研究所所長)、渡部潤一(国立天文台副台長)、山田邦雄(ロート製薬会長)、鈴木純(帝人社長)、水留浩一(スシローグローバルホールディングス社長兼CEO)、畑正憲(作家)、郷原信郎(弁護士)、中島さち子(ジャズピアニスト) |
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■学科・コース・専修一覧
数学科(45) | 現代数学の基礎だけでなく、暗号理論やアルゴリズムに関わるコンピュータ関連の数理など現代社会で脚光を浴びている高度な数学理論も学ぶ。数学を通じて養われた正確な論理性や物事を追究する姿勢を、実生活の様々な分野で活かすことのできる人材を育成する。 |
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情報科学科(30) | 計算機科学の基礎科目を主としたカリキュラムで、最先端の情報科学研究に必要な知識を習得する。数学、論理学、アルゴリズムの基礎、計算システムの構成、人工知能などに関連する講義に加え、ソフトウェア開発やプロセッサ作成などの実験や演習も実施する。 |
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物理学科(70) | 卓越した物理学者として活躍する教授陣のもと、物理学の幅広い分野をカバーした教育が行われている。量子力学、統計力学、電磁気学、相対論など物理学の基礎となる講義に加え充実した実験カリキュラムのもとで、理論、演習、実験をバランス良く学んでいく。 |
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天文学科(10) | 天文学の第一線で活躍し、国際的プロジェクトや学際的プロジェクトの中核となる研究者や教育者を育成する。3年次には学科内だけでなく、天文学教育研究センター、木曽観測所、国立天文台、宇宙科学研究所などの研究設備を活用し、実験や実習に取り組む。 |
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地球惑星物理学科(32) | 地球、惑星、太陽系の過去、現在、未来を解き明かすことを目的に、数学や物理学を中心とした広範な科学的知識を身につける。4年次には卒業研究の代わりとなる地球惑星物理学特別演習や地球惑星物理学特別研究が開講し、論文の講読法や論理的思考などを学ぶ。 |
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地球惑星環境学科(20) | 物理学、化学、生物学の法則を理解し、地球や惑星の環境の変動や生命の進化を実証的に解明する。世界各地でフィールドワークを行い、その中で採取した試料を化学、生物学の両面から分析することで、自然現象の理解に必要な基礎学力と論理的思考力をはぐくむ。 |
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化学科(45) | 複雑な物質の示す性質や現象を理解する力を養うために、実験を特に重視している。3年次には無機及び分析化学、有機化学、物理化学などの実験を行う。実験と4年次の卒業研究を除き、多くの科目は自由に選択することができ、他学科の講義も聴講が可能である。 |
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生物化学科(20) | 多彩な生命現象の根底に存在する普遍原理を分子や遺伝子のレベルで研究する。総合的な科学知識のうえに立った研究を目指し、生物学だけでなく物理学や化学の知識の習得も重視する。ゲノム科学の急速な発展に伴い、医学や生物情報科学との連携を深めている。 |
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生物学科(24) | 地球上の生物の生命活動や進化の法則の理解を目的に、附属植物園や西表島、附属臨海実験所などでの野外実習をカリキュラムに導入。3年次には人類学を中心に学ぶA系と基礎生物学を中心に学ぶB系の2つのコースにゆるやかに分かれ、4年次から研究室に入る。 |
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生物情報科学科(12) | 生命システムを生命科学と情報科学の両面から解き明かすことを目指す。実験や実習では分子生物学実験とコンピュータプログラミングの両方をカリキュラムに組み込んでいる。多様な専攻の教員からなる教育組織により、既存の学問分野をまたぐ実践力を養成する。 |
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法学部
司法、行政、立法を多角的に学び、法的思考と政治学的識見の基礎を身につける
【特色】3つのコースを設置。授業はコースにしばられず、幅広い履修が可能である。
【進路】2割超が法科大学院(ロースクール)などに進学する。公務や金融・保険業に就く者もいる。
取得できる免許・資格 | 教員免許(高-公) |
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主な出身者 | 中曽根康弘(第72代内閣総理大臣)、宮澤喜一(第78代内閣総理大臣)、黒田東彦(日本銀行総裁)、西村泰彦(宮内庁長官)、髙木賢(高崎経済大学理事長)、中込秀樹(大東文化大学理事長)、福川伸次(東洋大総長)、藤原帰一(東京大学大学院教授)、久保文明(東京大学大学院教授)、鈴木寛(東京大学大学院教授、慶應義塾大学大学院教授)、髙山佳奈子(京都大学大学院教授)、木村草太(東京都立大学教授)、齋藤孝(明治大学教授)、長谷部恭男(早稲田大学大学院教授)、北村滋(国家安全保障局長)、豊永厚志(中小企業基盤整備機構理事長)、増田寛也(日本郵政社長)、冨田哲郎(JR東日本会長)、深澤祐二(JR東日本社長)、葛西敬之(JR東海名誉会長、宇宙政策委員会委員長)、金子慎(JR東海社長)、長谷川一明(JR西日本社長)、小畠徹(東日本高速道路社長)、丹呉泰健(JT会長)、宮永俊一(三菱重工業会長)、吉田淳一(三菱地所社長)、小林健(三菱商事会長)、池田潤一郎(商船三井社長)、菰田正信(三井不動産社長)、柿木真澄(丸紅社長)、大久保哲夫(三井住友トラスト・ホールディングス社長)、片野坂真哉(ANAホールディングス社長)、岡田直敏(日本経済新聞社社長)、住田裕子(弁護士)、本村健太郎(弁護士)山田洋次(映画監督)、辻堂ゆめ(ミステリー作家)、片上大輔(将棋棋士)、篠原梨菜(TBSアナウンサー)※前身の大学出身者含む |
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■学科・コース・専修一覧
第1類 法学総合コース | 民法、刑法などの法律を中心に、法・政治・経済を総合的に学ぶ。国際ビジネスを目指す学生向けの「国際取引法務プログラム」と公務員志望者向けの「公共法務プログラム」を設置。ビジネス法務、公務、マネジメント、研究職など多様な進路が想定されている。 |
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第2類 法律プロフェッション・ コース | 高度な法律専門職や法曹の育成を視野に、法を専門的に学ぶ。法的思考の基礎を固め、法科大学院(ロースクール)への進学を見すえたカリキュラムを構成している。他の類の科目も自由に履修できるなど自由度が高く、密度の濃い学習環境が提供されている。 |
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第3類 政治コース | 行政学、国際政治、政治学史などの政治に関する授業を数多く履修することが求められ、法よりも政治に重点をおいたカリキュラムである。必修科目は少なく履修の自由度が高い。自ら調査し考えをまとめる能力を培うためにリサーチペイパーの執筆が必須となる。 |
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経済学部
すぐれた研究教育スタッフと設備を持つ、 質と量の両面における経済学教育の殿堂
経済学部 | 定員 | 学べる学問 | 経済 商・経営 経営情報 |
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357人 |
【特色】他大学とのゼミがあり、学部プラス1年で修士号を取得できるプログラムも設置。
【進路】約1割が大学院へ進学。就職先は金融・保険業、サービス業、情報・通信業など。
取得できる免許・資格 | 教員免許(高-公) |
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主な出身者 | 伊藤正直(大妻女子大学理事長兼学長)、氏家純一(東京女子大学理事長)、吉川洋(立正大学長)、三村明夫(日本商工会議所会頭)、吉田憲一郎(ソニー社長兼会長兼CEO)、古森重隆(富士フイルム会長兼CEO)、柘植康英(JR東海会長)、岡藤正広(伊藤忠商事会長兼CEO)、平子裕志(全日本空輸社長)、内田高史(東京ガス社長)、後藤高志(西武ホールディングス社長)、柿木厚司(JFEホールディングス社長兼CEO)、十倉雅和(住友化学会長)、瀬戸欣哉(LIXILグループ社長兼CEO)、川野澄人(ヤオコー社長)、浅川雅嗣(アジア開発銀行総裁)、森永卓郎(経済評論家)、柄谷行人(思想家)、柳田邦男(ノンフィクション作家)、加藤秀行(小説家)、大島てる(ウェブサイト運営者)、内堀雅雄(福島県知事)、鈴木英敬(三重県知事)、仁坂吉伸(和歌山県知事)、村岡嗣政(山口県知事)、根本匠(衆議院議員)、茂木敏充(衆議院議員)、齋藤健(衆議院議員)、加藤勝信(衆議院議員)、丸川珠代(参議院議員)、太田房江(参議院議員)、和久田麻由子(NHKアナウンサー)、野村明大(読売テレビアナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
経済学科 | 経済全体の水準や失業、物価上昇率、経済成長の決定要因に加え、経済状態をコントロールする政策について分析する。様々な資源の配分パターンがどのように決定されるか、また社会にとって望ましい所得分配を実現するための方法などについて具体的に考察する。 |
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経営学科 | 企業や組織における経営活動に主眼をおく。企業経営に関わる様々な科目を軸に、経営管理や人事、商品開発などの実務、財務や資産の運用、調達に関する理論的方法とその実践について学ぶ。会計制度や企業経営の歴史に至るまで幅広く学ぶことができる。 |
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金融学科 | 経済学や会計学の専門知識にもとづく金融分野の理論を学ぶと共に、金融界の協力を得た実務教育も行われている。金融や経済、社会の仕組みについての深い理解を身につける。経済理論の知識に偏ることなく、戦略的構想力や思考能力を兼ね備えた人材を育成する。 |
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工学部
日本のみならず世界をリードすべく、工学分野の最先端研究を推し進める
工学部 | 定員 | 学べる学問 | 社会 国際 生物 地球環境 数学 物理 化学 機械 土木・建築 環境工 電気電子 航空宇宙 エネルギー 情報科学 |
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984人 |
【特色】16学科で構成。専門性を深める講義に加え、創造性をはぐくむ演習などがある。
【進路】7割超が大学院に進学する。就職先は情報・通信業、サービス業、製造業などが多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-数、高-数・情・工業)、測量士(補)、電気通信主任技術者、電気主任技術者、建築士(一・二級、木造) |
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主な出身者 | 鳩山由紀夫(第93代内閣総理大臣)、根岸英一(ノーベル化学賞受賞者)、大野英男(東北大学総長)、村上雅人(芝浦工業大学長)、荒川一郎(学習院大学長)、佃和夫(成蹊学園理事長)、茂里一紘(東京女子大学長)、松本洋一郎(東京理科大学長)、隈研吾(建築家、東京大学教授)、大西卓哉(宇宙飛行士)、槇文彦(建築家)、西村浩(建築家)、新見徳英(作曲家)、かこさとし(絵本作家、児童問題研究家)、猪子寿之(チームラボ代表取締役)、伊原木隆太(岡山県知事)、志位和夫(衆議院議員)、石井啓一(衆議院議員)、澤田彩香(NHKアナウンサー)、磯貝初奈(中京放送アナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
社会基盤学科(51) | 人間の文化的な生活を支える社会基盤学を学ぶ。都市や災害、自然環境について学ぶ設計・技術戦略、国土や都市のビジョンを描く力をはぐくむ政策・計画、開発経済学や国際交渉などの国際プロジェクトについて研究を行う国際プロジェクトの3つのコースで構成。 |
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建築学科(57) | 耐震、快適な住環境、修復・保全工学などの技術分野に加え、社会学や経済学、心理学などの
分野も学び、建築と設計に携わる人材を育成する。建築設計製図では1・2カ月ごとに図面や模
型を製作し建築の基礎を演習で身につける。4年次には卒業設計に取り組む。 |
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都市工学科(53) | 2つのコースで構成。都市計画コースでは時代と共に変化する都市の状況と課題を把握し、適切な都市施策を打ち出せる人材を育成する。都市環境工学コースでは安全で快適な生活環境を創造するために、現状の問題を把握し解決策を提示できる人材を育成する。 |
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機械工学科(92) | 設計や生産技術全般を対象に機械工学の研究と教育を行う。基礎工学からナノテクノロジー、医療工学までを融合して産業システム全体に貢献するものづくりに取り組む。2・3年次にはスターリングエンジンの設計演習をはじめ実践的な授業や実習が行われる。 |
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機械情報工学科(41) | 人間、機械、情報を結ぶ理論とシステムを創造できる視点を持ち、綿密な思考のできる人材を育成する。実際の設計や製作に必要な知識や経験を習得するため演習も充実している。3年次の自主プロジェクトでは企画から設計、制作、発表までを学生自身が取り組む。 |
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航空宇宙工学科(55) | 技術集約性の高い航空宇宙技術について、多くの知識を活かしその発展をリードできる人材を育成する。3年次冬学期から航空宇宙システム、航空宇宙推進の2つのコースに分かれる。どちらの分野も技術体系の全容を把握できるカリキュラム構成となっている。 |
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精密工学科(45) | ロボテクとプロテクの2つの技術領域の基礎から応用までを幅広く扱う。機械物理、情報数理、計測制御の基礎工学を土台に、メカトロニクス、設計情報、生産の3つの分野を中心としたカリキュラムを展開。英語での研究・技術発表をトレーニングする授業もある。 |
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電子情報工学科(123) | 情報系の科学と技術を中心に学ぶ。電気電子工学科の必修科目も履修可能である。3年次の冬学期から情報的領域、横断的領域、物理的領域の下に設置された5つの履修コースから希望するコースを選択する。定員は電気電子工学科と合わせて123名である。 |
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電気電子工学科(123) | 物理系の科学と技術を中心に学ぶ。電子情報工学科の必修科目も履修可能である。3年次の冬学期から情報的領域、横断的領域、物理的領域の下に設置された5つの履修コースから希望するコースを選択する。定員は電子情報工学科と合わせて123名である。 |
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物理工学科(52) | 物理を基盤に新しい学問を開拓できる人材を育成する。2・3年次にかけて数学と物理の基礎を徹底して学び、固体物理、量子情報、ソフトマター物理など物性物理の基礎と応用も学習する。実習や実験なども重点的に行われている。大半の学生が大学院に進学する。 |
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計数工学科(60) | 2つのコースを設置。数理情報工学コースでは物理現象や社会システムを対象に問題を解決できる数理的方法論の構築を目指す。システム情報工学コースではロボットなどを対象に物理世界と情報世界とをつなぐ認識(計測)と行動 (制御)に関する研究を行う。 |
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マテリアル工学科(78) | バイオマテリアル、環境・基盤マテリアル、ナノ・機能マテリアルの3つのコースを設置。各種マテリアルの合成や構造と機能についての基礎知識、マテリアル設計の基礎を身につける。導入、基礎、応用の3つの段階を順に習得するカリキュラムが組まれている。 |
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応用化学科(53) | 物質を様々にデザインし新機能を生み出すことを目標に、独創性のある研究を展開。化学や物理学、数学など基礎学問の習得に力を入れたカリキュラムを設定。エネルギー変換や貯蔵、環境浄化、医療、情報処理などを研究し、応用化学を通じた社会貢献を目指す。 |
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化学システム工学科(46) | 化学を基盤に、複雑な事象を目的に応じて階層化・単純化して考えるシステム的思考で社会の諸課題に取り組む「スペシャリストにしてジェネラリスト」を育成する。特に環境、エネルギー、医療などの諸問題に対し具体的かつ永続的な解決ビジョンの提示を目指す。 |
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化学生命工学科(49) | 別々に発展してきた「化学」と「生命」の研究領域を工学的に融合させ、「分子」を共通のキーワードとして次世代の科学技術を構築する。化学と生命工学の基礎を徹底して学び、両分野に長けた人材を育成する。4年次から研究室に所属し、卒業研究に取り組む。 |
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システム創成学科(129) | 環境・エネルギーシステム、システムデザイン&マネジメント、知能社会システムの3つのコースを設置。環境、エネルギー、食料、人口など現代社会が抱える課題について、理学や工学に加え社会科学などの知識を構成的に集約し、最適解を見つけ出すことを目指す。 |
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医学部
人間の生命システムを解明し、新たな医学と医療の開拓にチャレンジする
■学科・コース・専修一覧
【特色】在学中に博士課程に進学できるPh.D.-M.D.コースを設置。
【進路】卒業後は、臨床研修医となる者が多い。研究者の道に進む者もいる。
取得できる免許・資格 | 医師 |
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主な出身者 | 島田眞路(山梨大学長)、大友邦(国際医療福祉大学長)、永井良三(自治医科大学長)、跡見裕(杏林大学長)、冲永寛子(帝京平成大学長)、上田泰己(東京大学大学院教授)、養老孟司(解剖学者、東京大学名誉教授)、児玉龍彦(東京大学先端科学技術研究センター名誉教授)、清水達也(東京女子医科大学先端生命医科学研究所所長)、福島孝徳(脳神経外科医、デューク大学教授)、古川聡(宇宙飛行士)、加賀乙彦(小説家、日本藝術院会員)、亀井眞樹(医師、臨床思想家)、阿部知子(衆議院議員) |
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医学科(110) | 6年制。形態学、分子生物学、遺伝学、生理学、薬理学などを幅広く勉強し、医療に対し多角的なアプローチを行う。MD研究者育成プログラムでは少人数ゼミナールや海外実習、研究室での実験を行う。基礎医学研究においても世界的に高い評価を受けている。 |
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健康総合科学科 | 定員 | 学べる学問 | 看護 保健・介護 健康科学 |
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44人 |
【特色】人類の健康で幸福な生活の実現に寄与する人材を育成する。3つの専修に分かれる。
【進路】約6割が大学院に進学する。医療・福祉業などの一般企業に就職する者もいる。
取得できる免許・資格 | 看護師 |
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主な出身者 | 田栗正隆(横浜市立大学准教授)、石川善樹(予防医学研究者)、膳場貴子(ニュースキャスター)、藤本万梨乃(フジテレビアナウンサー)、山本舞衣子(フリーアナウンサー)、八田亜矢子(タレント)※前身の学科出身者含む |
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健康総合科学科(44) | 4年制。現代の健康問題に向き合う専門家を育成する。3つの専修を設置。環境生命科学専修では人間を生物学的に研究する。公共健康科学専修では医療の課題や社会への影響を分析する。看護科学専修では健康を生命科学的観点や社会環境との関わりの中で理解する。 |
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薬学部
物質、生命、医療の側面から「薬」を研究し、社会に貢献する人材を育成する
【特色】学部進学時は共通授業を行い、4年次に薬科学科と薬学科に分かれる。
【進路】薬科学科:9割以上が大学院へ進学。薬学科:一般企業などに就職する者が多い。
取得できる免許・資格 | 薬剤師 |
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主な出身者 | 永田恭介(筑波大学長)、手代木功(塩野義製薬社長)、池谷裕二(東京大学教授)、大谷壽一(慶應義塾大学教授)、加藤友朗(医師、コロンビア大学教授)、喜多喜久(小説家)、藤井基之(参議院議員)、大宮エリー(脚本家)、杉山奈津子(作家)、木村美紀(タレント) |
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■学科・コース・専修一覧
薬科学科 | 4年制。創薬科学や基礎生命科学分野で活躍する研究者を育成する。成績や志望動機などにもとづき、4年次に学科別の研究室に分かれる。医療現場を直接体験する機会や、所定の科目や実習を履修し薬剤師国家試験の受験資格を得る制度も設けられている。 |
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薬学科 | 6年制。成績や志望動機などにより、4年次に学科別の研究室に分かれる。高度な薬剤師教育を行い、国民医療の担い手として医療薬学の分野を先導する人材を育成する。病院と薬局での約半年間の実務実習を通して、卓越した医療薬学の知識や技術を身につける。 |
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農学部
日本各地に農場や演習林など多彩な施設を展開し、食料、生命、環境の諸科学を探究する
農学部 | 定員 | 学べる学問 | 生物 地球環境 生物資源 農・林業 獣医 化学 土木・建築 |
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304人 |
【特色】フィールドワークやリベラルアーツ教育を通じて農学の素養を身につける。
【進路】獣医学課程:約1割が大学院へ進学。その他の課程:約6割が大学院へ進学。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-理・社、高-理・地歴・公・農)、建築士(一・二級、木造)、獣医師 |
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主な出身者 | 石田朋靖(宇都宮大学長)、千葉尚登(プリマハム社長)、眞鍋淳(第一三共社長兼CEO)、重里政彦(SRSホールディングス社長)、出雲充(ユーグレナ社長)、鈴木宣弘(東京大学大学院教授)、難波成任(東京大学大学院特任教授)、齋藤継之(東京大学大学院准教授)、荒田明香(東京大学大学院特任助教)、後藤英司(千葉大学大学院教授)、土屋俊幸(東京農工大学大学院教授)、西村和雄(京都大学名誉教授)、針谷敏夫(明治大学教授)、菊水健史(麻布大学教授)、太田朋子(国立遺伝学研究所名誉教授)、柴田明夫(資源・食糧問題研究所代表取締役)、本澤実(KEIRETSU JAPAN最高顧問)、諸國沙代子(読売テレビアナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
応用生命科学課程(157) | 4年制。生命化学・工学、応用生物学、森林生物科学、水圏生物科学、動物生命システム科学、生物素材化学の6つの専修からなる。人間との関わりが深い植物、動物、微生物について分子・細胞レベルから個体・群集レベルまで理解し、人類の生活向上に貢献する。 |
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環境資源科学課程(117) | 4年制。緑地環境学、森林環境資源科学、木質構造科学、生物・環境工学、農業・資源経済学、フィールド科学、国際開発農学の7つの専修からなる。環境の保全と創造について研究し、食料・資源・地域開発のグローバルデザインを構築できる人材を育成する。 |
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獣医学課程(30) | 6年制。動物と人類のより良い関係を構築し、両者の健康と福祉の向上を目指す。獣医学の基礎科学と応用技術及び動物の生命現象と病態を理解し、動物医療と公衆衛生に貢献できる人材を育成する。附属の動物医療センターが実習の場として幅広く活用されている。 |
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文学部
哲学、歴史、言語など様々なジャンルから、「人間とは何か」を考える
【特色】専修課程それぞれが研究室を設置。他の専修課程の授業を受けることも可能。
【進路】約2割が大学院に進学する。情報・通信業やサービス業に就く者も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-国・社・英、高-国・地歴・公・英) |
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主な出身者 | 大江健三郎(小説家、ノーベル文学賞受賞者)、中西進(国文学者)、石井潔(静岡大学長)、岩切正一郎(国際基督教大学長)、坂東眞理子(昭和女子大学理事長兼総長)、戸部順一(成城大学長)、西本照真(武蔵野大学長)、佐藤健二(東京大学高大接続研究開発センター長)、日比野治雄(千葉大学大学院教授)、飯塚正人(東京外国語大学教授)、河添房江(東京学芸大学教授)、町田健(名古屋大学大学院教授)、戸田山和久(名古屋大学大学院教授)、金水敏(大阪大学大学院教授)、服部英雄(九州大学名誉教授、くまもと文学・歴史館館長)、宮台真司(社会学者、東京都立大学教授)、中野晃一(上智大学教授)、山田昌弘(中央大学教授)、千田有紀(武蔵大学教授)、倉本聰(脚本家)、三浦俊彦(小説家、東京大学大学院教授)、香川照之(俳優)、森下佳子(脚本家)、小野文惠(NHKアナウンサー)、草野仁(フリーアナウンサー)、天明麻衣子(フリーアナウンサー)、髙田万由子(タレント) |
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■学科・コース・専修一覧
人文学科 | 定員 | 学べる学問 | 文学 哲学・宗教 地理歴史 文化 言語・語学 社会 心理 芸術理論 |
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367人 |
【特色】専修課程それぞれが研究室を設置。他の専修課程の授業を受けることも可能。
【進路】約2割が大学院に進学する。情報・通信業やサービス業に就く者も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-国・社・英、高-国・地歴・公・英) |
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主な出身者 | 大江健三郎(小説家、ノーベル文学賞受賞者)、中西進(国文学者)、石井潔(静岡大学長)、岩切正一郎(国際基督教大学長)、坂東眞理子(昭和女子大学理事長兼総長)、戸部順一(成城大学長)、西本照真(武蔵野大学長)、佐藤健二(東京大学高大接続研究開発センター長)、日比野治雄(千葉大学大学院教授)、飯塚正人(東京外国語大学教授)、河添房江(東京学芸大学教授)、町田健(名古屋大学大学院教授)、戸田山和久(名古屋大学大学院教授)、金水敏(大阪大学大学院教授)、服部英雄(九州大学名誉教授、くまもと文学・歴史館館長)、宮台真司(社会学者、東京都立大学教授)、中野晃一(上智大学教授)、山田昌弘(中央大学教授)、千田有紀(武蔵大学教授)、倉本聰(脚本家)、三浦俊彦(小説家、東京大学大学院教授)、香川照之(俳優)、森下佳子(脚本家)、小野文惠(NHKアナウンサー)、草野仁(フリーアナウンサー)、天明麻衣子(フリーアナウンサー)、髙田万由子(タレント) |
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哲学専修 | 古くからの「智を愛する」営みである哲学を形而上学や認識論、行為論、刑罰論、宗教論など幅広く学ぶと共に、生命倫理、環境倫理、情報倫理などの現代的な問題にも取り組む。哲学研究室では大学院生を中心にした勉強会が数多く開催されている。 |
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中国思想文化学専修 | 中国の学術や思想を体系的かつ歴史的に整理し、諸子百家をはじめ幅広い時代に関する宗教、科学、政治思想、教育思想などを学ぶ。中国と関連する範囲について日本や韓国の思想も扱う。古典中国語で書かれた文献の読解のための技法も身につける。 |
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インド哲学仏教学専修 | インド哲学とインド、チベット、中国、日本などの仏教について学ぶ。学部と大学院との連続性を意識したカリキュラムを構成。古典文献の解読を重視し、サンスクリット語文法が必修である。卒業論文の代替として古典を原書で講読する特別演習を履修してもよい。 |
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倫理学専修 | 行為の善悪や人間関係の法則を探究し、現代社会における問題の原理を考察する。西洋と日本の倫理思想について学び、幅広い視野を身につける。倫理学に関する古典的学問研究に加え、西洋哲学、日本思想、社会科学、宗教学など様々な学問に関連する内容も学ぶ。 |
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宗教学宗教史学専修 | 哲学、思想史、社会学、心理学、人類学、民俗学、文献学、図像学などの幅広い視点から様々な宗教現象について学ぶ。宗教について学ぶことを通じ、広く深く「人間」を見る力を養う。特定の専門領域に固執せず、柔軟で幅広い視野を持つことが求められている。 |
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美学芸術学専修 | 美や芸術に関わる探究のみならず、美や芸術の概念そのものの形成をめぐる政治的、社会的状況や芸術の機能の仕方など具体的な問題に取り組む。音楽や文芸、漫画や自然美など専門の異なる学生間のコミュニケーションを重視し、幅広い視野で物事を見る力を養う。 |
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イスラム学専修 | イスラム教の文化、思想、宗教、文学について、おもに文献から実証的に学ぶ。イスラム教成立以前の文化や現代のイスラム原理主義なども対象とする。アラビア語などの現地語の習得が推奨されていることから、欧米だけでなくイスラム圏に留学する者も多い。 |
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日本史学専修 | 日本列島の歴史を様々な観点から総合的に学ぶ。東京大学史料編纂所の所蔵する原本や影写本、写真版などの膨大な史料を利用できる。古代、中世、近世、近現代それぞれの時代を担当する専任の教員のもと、史料を正確に読み、歴史像を構成できる人材を育成する。 |
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東洋史学専修 | 古代から現在の東アジアから北アフリカまで、幅広い時代、地域の歴史を学問の対象としている。史料を正確かつ厳密に読むことを重視し、中国語、朝鮮語、ベトナム語、ヒンディー語、アラビア語、ロシア語など、様々な言語を習得することが推奨されている。 |
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西洋史学専修 | 古代から現代まで、ヨーロッパを中心に南北アメリカやアジア、アフリカとの関係を幅広く学ぶ。歴史を複眼的に見通し、長期的な展望にもとづいた思考や判断のできる人材を育成する。研究室には大学院生も多く、学部生の間の交流も盛んに行われている。 |
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考古学専修 | 環境考古学、動物考古学、祭祀考古学、民族考古学など裾野の広い考古学を、座学とフィールドワークから学ぶ。基本的な分析方法と発掘技術を習得し、3年次には北海道常呂町の実習施設で発掘調査の実習を行う。海外を含む学外の発掘調査に参加する学生もいる。 |
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美術史学専修 | 現存する美術作品を調査、分析し、美術の歴史的展開を具体的に明らかにする。3年次に行われる関西見学旅行の演習により、実物を楽しみ、観察し、調査、考察をするという美術史学の基本的な態度に触れる。美術館や美術商などを見学する機会も設けられている。 |
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言語学専修 | 音韻、音声、統語法、形態論、意味論など言語学に関する様々な分野を扱う。日本語、英語などの身近な言語から、方言や古代の言語まで対象は幅広い。今まで研究がされてこなかった言語や話し手が極端に少ない消滅寸前の言語などについても研究が行われている。 |
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日本語日本文学(国語学)専修 | 文法論、意味論、語彙論、文字論など幅広い観点から日本語について学ぶ。日本語情報処理のための理論的研究や外国人への日本語教育などについての研究も行われている。多数の古写本や古刊本などを所蔵し、全国の国語学研究者の情報収集の場ともなっている。 |
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日本語日本文学(国文学)専修 | 『万葉集』や『源氏物語』などの古典や近現代の日本文学に加え、歌謡や能、歌舞伎、近現代の演劇なども対象とする。文化財クラスの貴重な写本、版本、和本を多数所蔵している。卒業論文が必修となっているが、テーマ設定は学生の自由な選択に委ねられている。 |
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中国語中国文学専修 | 研究分野は中国語を軸に古典、現代文学、言語の3つに大きく分かれるが、どの分野でもテクストの背景にある中国語圏文化の特徴を丁寧に調べることを原則とする。中国語に触れ、中国語圏や中国語を母語とする人々の情念に迫ることを大きなテーマとしている。 |
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インド語インド文学専修 | 中世から現代に至るドイツ語とドイツ語による文学作品を対象とする。ドイツ語を緻密に読み解き、その構造や特性、そこに表出されている文化的、思想的な意味を考察する。自由な言語的感性を重んじ、教員や学生それぞれが自由かつ個性的であることを重視する。 |
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英語英米文学専修 | 一時期の言語構造を研究する共時的研究と、言語変化の様相を研究する通時的研究の2つの側面から英語学を研究する。テクストの精読を中心としつつ、社会的、文化的なアプローチも可能である。卒業生は出版・ジャーナリズムなどの多様な分野で活躍している。 |
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ドイツ語ドイツ文学専修 | 中世から現代に至るドイツ語及びドイツ語による文学作品を対象に言語としてのドイツ語の構造や特性を研究すると共に、そこに表出されている文化的、思想的な意味を考察する。専修の雰囲気としては繊細で自由な言語的感性を重んじ、教員や学生それぞれが自由かつ個性的であることを重視する。 |
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フランス語フランス文学専修 | フランスの文学や思想にもとづく自由と批判精神を重視する。学生どうしの議論のもとでそれぞれの研究テーマを鍛え、卒業研究につなげる。授業は厳密なテクスト講読の形式をとり、自己の解釈を参考文献と照らし合わせて批判的に検討する読解態度を習得する。 |
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スラヴ語スラヴ文学専修 | 中世から近現代に至るロシア及びスラヴ各地の語学や文学、文化を幅広く視野に入れる。言語研究と文化研究を関連させ、テクストを正確に解読し、テクストの背後にある文化的文脈を理解する。スラヴ地域の文学と言語の双方に関する科目を数多く開講している。 |
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南欧語南欧文学専修 | 文学部の中でも比較的新しい研究室の1つ。イタリア語イタリア文学を中心に、ロマンス諸語全体に関する講義や中世オック語文学、スペイン語スペイン文学などの授業を随時開講。イタリア語に関しては文献を正確に読解し、イタリア語の運用能力を磨く。 |
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現代文芸論専修 | 伝統的な語学文学研究の堅固な土台を前提としつつ、文学研究の新しい形を開拓するために開設された専修である。国や言語の枠を越えて、世界の文学を現代的な観点から研究する。世界の作家や研究者を招いての講演会やシンポジウムなどを積極的に開催している。 |
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西洋古典学専修 | 古代ギリシア語やラテン語で書かれた文献資料に関する研究を行う。この2つの言語による韻文、散文作品のそれぞれを網羅する工夫の施されたカリキュラムを設定し、多彩な講義、演習科目を開講。講義や演習の中で膨大な古典作品の全容を概観していく。 |
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心理学専修 | 人間の心的、知的な機能を探究することを目的とする。心理学概論や心理学特殊講義により心理学の最新の成果を学習する。心理学演習では心理学の論文に対する読解力を身につける。心理学実験演習では実験に必要な技術を学び成果を論文にまとめる訓練を行う。 |
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社会心理学専修 | 人間の行動と、その背景にある心的過程や社会文化的な基盤との間のダイナミックな関係を研究する。社会心理学調査実習、社会心理学実験実習、社会心理学統計といった実践的な科目が必修である。社会現象や行動を観察し、体系づけや統計的な分析などを行う。 |
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社会学専修 | ゼミを中心とした少人数教育のもと、社会調査実習やゼミ合宿、大学院生の指導による自主的な研究会などが活発に行われ、実践的な学びが提供されている。専任教員の研究テーマは福祉、社会政策、ジェンダー、家族、都市、住宅、ケア労働、人口など多彩である。 |
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教育学部
教育を通じて、人々の幸福と、より良い社会の実現を模索する
【特色】3つの専修と5つのコースで構成され、最先端の研究にもとづく学部教育を提供。
【進路】2割弱が大学院に進学する。サービス業や情報・通信業、公務への就職も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-社・保体、高-地歴・公・保体)、司書教諭、学芸員、司書、社会調査士、社会教育主事 |
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主な出身者 | 福田誠治(都留文科大学理事長)、八田秀雄(東京大学大学院教授)、根本彰(東京大学名誉教授)、広田照幸(日本大学教授)、上西充子(法政大学教授)、中原淳(立教大学教授)、髙橋亜希子(南山大学教授)、田畑泉(立命館大学教授)、すぎやまこういち(作曲家)、佐藤雅彦(メディアクリエイター、東京藝術大学大学院教授)、平秀明(麻布中学校・高等学校長)、伊藤悟(作家、評論家)、樋浦直樹(READYFOR代表取締役COO)、春野恵子(浪曲師)、井出庸生(衆議院議員)、宮本徹(衆議院議員)、打越さく良(参議院議員)、喜入友浩(TBSアナウンサー)、澤田有也佳(朝日放送アナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
総合教育科学科 | 定員 | 学べる学問 | 教員養成 教育 心理 健康科学 |
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100人 |
基礎教育学専修 | 基礎教育学コースを設置している。「教育とは何か」という根源的な問いに対して哲学、歴史、人間、臨床の4つの方向から考察を重ねる。歴史資料や古典的テクストの読解、最先端の思想及び理論の講義や教育問題に関する議論などの実践的な教育が行われる。 |
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教育社会科学専修 | 2つのコースを設置。比較教育社会学コースでは教育を「社会現象」「文化現象」ととらえ、様々な社会科学の観点から考察する。教育実践・政策学コースでは教育を「現場」からとらえ、具体的な教育施設から文部科学省までを対象に、その現実について研究する。 |
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心身発達科学専修 | 2つのコースを設置。教育心理学コースでは学習行動や発達を主題とする教育心理学と、心理療法やカウンセリングを主題とする臨床心理学の2つの領域を扱う。身体教育学コースでは身体の構造と機能に加え、脳との関連や健康維持と社会基盤との関係を考察する。 |
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教養学部(前期課程)
入学後の約2年間を通じた「リベラル・アーツ」で、幅広く豊かな見識をはぐくむ
教養学部(前期課程) | 定員 | 学べる学問 | 文学 哲学・宗教 地理歴史 文化 言語・語学 社会 国際 経済 法 政治 教育 心理 生物 地球環境 数学 物理 化学 情報科学 健康科学 |
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2960人 |
【特色】前期課程で教養教育を受けたのち、進学選択制度によって10の学部から進学先を選択。
【進路】各類の進路先学部は別表のとおりである(なお、各科類の定員は前期試験のもの)。
■学科・コース・専修一覧
文科一類(401) | 法学や政治学など社会科学全般の基礎的な領域を中心に学ぶ。その他にも哲学、倫理、歴史、心理などの人文科学系科目や、物質・生命、数理・情報などの自然科学を含む科目を数多く履修し、人間と社会について幅広い見識を養う。おもな進学先は法学部である。 |
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文科二類(353) | 経済などの社会科学を中心に、文科一類と同様に哲学、倫理、歴史、心理など幅広く人文科学を学び、人間や組織について理解する。さらに、理系科目を含む総合科目を自ら選択することで多彩な学習領域を形成していく。おもな進学先は経済学部である。 |
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文科三類(469) | 言語、思想、歴史などの人文科学や社会科学を学び、人間の文化的、社会的側面についての知識や見識を深めていく。さらに、理系科目を含む多くの総合科目を自主的に選択することで以後の進路を確立していく。おもな進学先は文、教育、教養の3つの学部である。 |
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理科一類(1108) | 数学、物理学、化学を中心に数理科学、物質科学、生命科学を学習する。文系科目を含む総合科目を履修し、科学や技術と社会の結びつきを理解する。科学論文における英語ライティングを学び、志望学部へ進学する。おもな進学先は工、理の2つの学部である。 |
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理科二類(532) | 生物学、化学、物理学を中心に生命科学、物質科学、数理科学を学習する。文系科目も履修し現代社会における科学技術の役割について学び、志望学部へ進学する。科学論文における英語ライティング能力も養う。おもな進学先は農、工、理、薬の4つの学部である。 |
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理科三類(97) | 生物学、化学、物理学を中心に生命科学、物質科学、数理科学を学習する。人間への探究心を養い、生命と社会の関わり合いを学ぶ。科学分野での国際的発信力を強化するため、科学論文における英語ライティングも履修する。おもな進学先は医学部医学科である。 |
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教養学部(後期課程)
文理のジャンルを横断した 「越境する知性」を育成し、新たな分野を開拓する
教養学部(後期課程) | 定員 | 学べる学問 | 文学 哲学・宗教 地理歴史 文化 言語・語学 社会 国際 経済 政治 心理 生物 数学 物理 化学 エネルギー 情報科学 健康科学 芸術理論 |
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187人 |
【特色】学際、国際、先進をテーマに複数の分野を扱う。授業の多くは少人数制である。
【進路】3割超が大学院に進学する。サービス業、情報・通信業、公務などへの就職者も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-国・数・理・社・英、高-国・数・理・地歴・公・情・英) |
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主な出身者 | 大隅良典(ノーベル生理学・医学賞受賞者、東京工業大学栄誉教授)、川井伸一(愛知大学理事長兼学長)、白石隆(熊本県立大学理事長)、泉澤清次(三菱重工業社長)、村上陽一郎(東京大学名誉教授)、野矢茂樹(東京大学大学院教授)、北森武彦(東京大学大学院教授)、貴堂嘉之(一橋大学大学院教授)、明石康(神戸大学特別教授)、塩出浩之(京都大学大学院准教授)、大黒岳彦(明治大学教授)、千葉雅也(哲学者、立命館大学大学院教授)、神津里季生(連合会長)、東浩紀(作家)、與那覇潤(歴史学者)、松浦寿輝(小説家)、小野正嗣(小説家)、岸本葉子(エッセイスト)、豊島圭介(映画監督)、雁屋哲(漫画家)、小池龍之介(僧侶、文筆家)、大石蘭(イラストレーター、文筆家)、上川陽子(衆議院議員)、小西洋之(参議院議員)、岡村仁美(TBSアナウンサー)、佐々木恭子(フジテレビアナウンサー)※前身の学部学科出身者含む |
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■学科・コース・専修一覧
教養学科 | 対象とアプローチが異なる超域文化科学、地域文化研究、総合社会科学の3つの分科を設置。各分科には合計18のコースが展開し、複数のコースを履修できる制度もある。すべてのコースで2つの外国語を必修とする他、英語のみで学位が取得できるコースもある。 |
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学際科学科 | 科学技術論、地理・空間、総合情報学、広域システム、国際環境学の5つのコースで構成され、文理融合分野を幅広くカバーする。国際環境学以外の4つのコースと進化学を副専攻として組み合わせて学ぶこともできる。国際環境学コースでは授業は英語で行われる。 |
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統合自然科学科 | 数理自然科学、物質基礎科学、統合生命科学、認知行動科学の4つのコースとスポーツ科学サブコースで構成。多様な選択を可能にする教育プログラムが展開されている。教養学部他学科の講義とも連携し、専門分野を深く学びつつ様々な学問領域を横断できる。 |
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理学部
原理や法則から自然の本質を探究し、 人類の未来を切り開く人材を育成する
理学部 | 定員 | 学べる学問 | 生物 地球環境 生物資源 数学 物理 化学 航空宇宙 情報科学 |
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308人 |
【特色】10学科で構成。フィールドワークや実験など学科によって授業形態が異なる。
【進路】約8割が大学院に進学しさらに専門知識を習得。一般企業などに就職する者もいる。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-数・理、高-数・理・情) |
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主な出身者 | 五神真(東京大学総長)、江崎玲於奈(ノーベル物理学賞受賞者)、小柴昌俊(ノーベル物理学賞受賞者)、松井孝典(千葉工業大学長)、有馬朗人(武蔵野学園学園長)、福山秀敏(東京大学名誉教授)、米田穣(東京大学教授)、加藤泰浩(東京大学大学院教授)、塚谷裕一(東京大学大学院教授)、加藤英明(東京大学大学院准教授)、金森博雄(カリフォルニア工科大学名誉教授)、林悠(筑波大学准教授)、池森俊文(一橋大学大学院特任教授)、唯美津木(名古屋大学大学院教授)、柏原正樹(京都大学名誉教授、京都大学数理解析研究所特任教授)、鎌田浩毅(京都大学大学院教授)、藤田一郎(大阪大学大学院教授)、橋本和仁(物質・材料研究機構理事長)、山田武士(NTTコミュニケーション科学基礎研究所所長)、渡部潤一(国立天文台副台長)、山田邦雄(ロート製薬会長)、鈴木純(帝人社長)、水留浩一(スシローグローバルホールディングス社長兼CEO)、畑正憲(作家)、郷原信郎(弁護士)、中島さち子(ジャズピアニスト) |
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■学科・コース・専修一覧
数学科(45) | 現代数学の基礎だけでなく、暗号理論やアルゴリズムに関わるコンピュータ関連の数理など現代社会で脚光を浴びている高度な数学理論も学ぶ。数学を通じて養われた正確な論理性や物事を追究する姿勢を、実生活の様々な分野で活かすことのできる人材を育成する。 |
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情報科学科(30) | 計算機科学の基礎科目を主としたカリキュラムで、最先端の情報科学研究に必要な知識を習得する。数学、論理学、アルゴリズムの基礎、計算システムの構成、人工知能などに関連する講義に加え、ソフトウェア開発やプロセッサ作成などの実験や演習も実施する。 |
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物理学科(70) | 卓越した物理学者として活躍する教授陣のもと、物理学の幅広い分野をカバーした教育が行われている。量子力学、統計力学、電磁気学、相対論など物理学の基礎となる講義に加え充実した実験カリキュラムのもとで、理論、演習、実験をバランス良く学んでいく。 |
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天文学科(10) | 天文学の第一線で活躍し、国際的プロジェクトや学際的プロジェクトの中核となる研究者や教育者を育成する。3年次には学科内だけでなく、天文学教育研究センター、木曽観測所、国立天文台、宇宙科学研究所などの研究設備を活用し、実験や実習に取り組む。 |
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地球惑星物理学科(32) | 地球、惑星、太陽系の過去、現在、未来を解き明かすことを目的に、数学や物理学を中心とした広範な科学的知識を身につける。4年次には卒業研究の代わりとなる地球惑星物理学特別演習や地球惑星物理学特別研究が開講し、論文の講読法や論理的思考などを学ぶ。 |
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地球惑星環境学科(20) | 物理学、化学、生物学の法則を理解し、地球や惑星の環境の変動や生命の進化を実証的に解明する。世界各地でフィールドワークを行い、その中で採取した試料を化学、生物学の両面から分析することで、自然現象の理解に必要な基礎学力と論理的思考力をはぐくむ。 |
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化学科(45) | 複雑な物質の示す性質や現象を理解する力を養うために、実験を特に重視している。3年次には無機及び分析化学、有機化学、物理化学などの実験を行う。実験と4年次の卒業研究を除き、多くの科目は自由に選択することができ、他学科の講義も聴講が可能である。 |
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生物化学科(20) | 多彩な生命現象の根底に存在する普遍原理を分子や遺伝子のレベルで研究する。総合的な科学知識のうえに立った研究を目指し、生物学だけでなく物理学や化学の知識の習得も重視する。ゲノム科学の急速な発展に伴い、医学や生物情報科学との連携を深めている。 |
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生物学科(24) | 地球上の生物の生命活動や進化の法則の理解を目的に、附属植物園や西表島、附属臨海実験所などでの野外実習をカリキュラムに導入。3年次には人類学を中心に学ぶA系と基礎生物学を中心に学ぶB系の2つのコースにゆるやかに分かれ、4年次から研究室に入る。 |
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生物情報科学科(12) | 生命システムを生命科学と情報科学の両面から解き明かすことを目指す。実験や実習では分子生物学実験とコンピュータプログラミングの両方をカリキュラムに組み込んでいる。多様な専攻の教員からなる教育組織により、既存の学問分野をまたぐ実践力を養成する。 |
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法学部
司法、行政、立法を多角的に学び、法的思考と政治学的識見の基礎を身につける
【特色】3つのコースを設置。授業はコースにしばられず、幅広い履修が可能である。
【進路】2割超が法科大学院(ロースクール)などに進学する。公務や金融・保険業に就く者もいる。
取得できる免許・資格 | 教員免許(高-公) |
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主な出身者 | 中曽根康弘(第72代内閣総理大臣)、宮澤喜一(第78代内閣総理大臣)、黒田東彦(日本銀行総裁)、西村泰彦(宮内庁長官)、髙木賢(高崎経済大学理事長)、中込秀樹(大東文化大学理事長)、福川伸次(東洋大総長)、藤原帰一(東京大学大学院教授)、久保文明(東京大学大学院教授)、鈴木寛(東京大学大学院教授、慶應義塾大学大学院教授)、髙山佳奈子(京都大学大学院教授)、木村草太(東京都立大学教授)、齋藤孝(明治大学教授)、長谷部恭男(早稲田大学大学院教授)、北村滋(国家安全保障局長)、豊永厚志(中小企業基盤整備機構理事長)、増田寛也(日本郵政社長)、冨田哲郎(JR東日本会長)、深澤祐二(JR東日本社長)、葛西敬之(JR東海名誉会長、宇宙政策委員会委員長)、金子慎(JR東海社長)、長谷川一明(JR西日本社長)、小畠徹(東日本高速道路社長)、丹呉泰健(JT会長)、宮永俊一(三菱重工業会長)、吉田淳一(三菱地所社長)、小林健(三菱商事会長)、池田潤一郎(商船三井社長)、菰田正信(三井不動産社長)、柿木真澄(丸紅社長)、大久保哲夫(三井住友トラスト・ホールディングス社長)、片野坂真哉(ANAホールディングス社長)、岡田直敏(日本経済新聞社社長)、住田裕子(弁護士)、本村健太郎(弁護士)山田洋次(映画監督)、辻堂ゆめ(ミステリー作家)、片上大輔(将棋棋士)、篠原梨菜(TBSアナウンサー)※前身の大学出身者含む |
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■学科・コース・専修一覧
第1類 法学総合コース | 民法、刑法などの法律を中心に、法・政治・経済を総合的に学ぶ。国際ビジネスを目指す学生向けの「国際取引法務プログラム」と公務員志望者向けの「公共法務プログラム」を設置。ビジネス法務、公務、マネジメント、研究職など多様な進路が想定されている。 |
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第2類 法律プロフェッション・ コース | 高度な法律専門職や法曹の育成を視野に、法を専門的に学ぶ。法的思考の基礎を固め、法科大学院(ロースクール)への進学を見すえたカリキュラムを構成している。他の類の科目も自由に履修できるなど自由度が高く、密度の濃い学習環境が提供されている。 |
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第3類 政治コース | 行政学、国際政治、政治学史などの政治に関する授業を数多く履修することが求められ、法よりも政治に重点をおいたカリキュラムである。必修科目は少なく履修の自由度が高い。自ら調査し考えをまとめる能力を培うためにリサーチペイパーの執筆が必須となる。 |
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経済学部
すぐれた研究教育スタッフと設備を持つ、 質と量の両面における経済学教育の殿堂
経済学部 | 定員 | 学べる学問 | 経済 商・経営 経営情報 |
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357人 |
【特色】他大学とのゼミがあり、学部プラス1年で修士号を取得できるプログラムも設置。
【進路】約1割が大学院へ進学。就職先は金融・保険業、サービス業、情報・通信業など。
取得できる免許・資格 | 教員免許(高-公) |
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主な出身者 | 伊藤正直(大妻女子大学理事長兼学長)、氏家純一(東京女子大学理事長)、吉川洋(立正大学長)、三村明夫(日本商工会議所会頭)、吉田憲一郎(ソニー社長兼会長兼CEO)、古森重隆(富士フイルム会長兼CEO)、柘植康英(JR東海会長)、岡藤正広(伊藤忠商事会長兼CEO)、平子裕志(全日本空輸社長)、内田高史(東京ガス社長)、後藤高志(西武ホールディングス社長)、柿木厚司(JFEホールディングス社長兼CEO)、十倉雅和(住友化学会長)、瀬戸欣哉(LIXILグループ社長兼CEO)、川野澄人(ヤオコー社長)、浅川雅嗣(アジア開発銀行総裁)、森永卓郎(経済評論家)、柄谷行人(思想家)、柳田邦男(ノンフィクション作家)、加藤秀行(小説家)、大島てる(ウェブサイト運営者)、内堀雅雄(福島県知事)、鈴木英敬(三重県知事)、仁坂吉伸(和歌山県知事)、村岡嗣政(山口県知事)、根本匠(衆議院議員)、茂木敏充(衆議院議員)、齋藤健(衆議院議員)、加藤勝信(衆議院議員)、丸川珠代(参議院議員)、太田房江(参議院議員)、和久田麻由子(NHKアナウンサー)、野村明大(読売テレビアナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
経済学科 | 経済全体の水準や失業、物価上昇率、経済成長の決定要因に加え、経済状態をコントロールする政策について分析する。様々な資源の配分パターンがどのように決定されるか、また社会にとって望ましい所得分配を実現するための方法などについて具体的に考察する。 |
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経営学科 | 企業や組織における経営活動に主眼をおく。企業経営に関わる様々な科目を軸に、経営管理や人事、商品開発などの実務、財務や資産の運用、調達に関する理論的方法とその実践について学ぶ。会計制度や企業経営の歴史に至るまで幅広く学ぶことができる。 |
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金融学科 | 経済学や会計学の専門知識にもとづく金融分野の理論を学ぶと共に、金融界の協力を得た実務教育も行われている。金融や経済、社会の仕組みについての深い理解を身につける。経済理論の知識に偏ることなく、戦略的構想力や思考能力を兼ね備えた人材を育成する。 |
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工学部
日本のみならず世界をリードすべく、工学分野の最先端研究を推し進める
工学部 | 定員 | 学べる学問 | 社会 国際 生物 地球環境 数学 物理 化学 機械 土木・建築 環境工 電気電子 航空宇宙 エネルギー 情報科学 |
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984人 |
【特色】16学科で構成。専門性を深める講義に加え、創造性をはぐくむ演習などがある。
【進路】7割超が大学院に進学する。就職先は情報・通信業、サービス業、製造業などが多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-数、高-数・情・工業)、測量士(補)、電気通信主任技術者、電気主任技術者、建築士(一・二級、木造) |
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主な出身者 | 鳩山由紀夫(第93代内閣総理大臣)、根岸英一(ノーベル化学賞受賞者)、大野英男(東北大学総長)、村上雅人(芝浦工業大学長)、荒川一郎(学習院大学長)、佃和夫(成蹊学園理事長)、茂里一紘(東京女子大学長)、松本洋一郎(東京理科大学長)、隈研吾(建築家、東京大学教授)、大西卓哉(宇宙飛行士)、槇文彦(建築家)、西村浩(建築家)、新見徳英(作曲家)、かこさとし(絵本作家、児童問題研究家)、猪子寿之(チームラボ代表取締役)、伊原木隆太(岡山県知事)、志位和夫(衆議院議員)、石井啓一(衆議院議員)、澤田彩香(NHKアナウンサー)、磯貝初奈(中京放送アナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
社会基盤学科(51) | 人間の文化的な生活を支える社会基盤学を学ぶ。都市や災害、自然環境について学ぶ設計・技術戦略、国土や都市のビジョンを描く力をはぐくむ政策・計画、開発経済学や国際交渉などの国際プロジェクトについて研究を行う国際プロジェクトの3つのコースで構成。 |
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建築学科(57) | 耐震、快適な住環境、修復・保全工学などの技術分野に加え、社会学や経済学、心理学などの
分野も学び、建築と設計に携わる人材を育成する。建築設計製図では1・2カ月ごとに図面や模
型を製作し建築の基礎を演習で身につける。4年次には卒業設計に取り組む。 |
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都市工学科(53) | 2つのコースで構成。都市計画コースでは時代と共に変化する都市の状況と課題を把握し、適切な都市施策を打ち出せる人材を育成する。都市環境工学コースでは安全で快適な生活環境を創造するために、現状の問題を把握し解決策を提示できる人材を育成する。 |
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機械工学科(92) | 設計や生産技術全般を対象に機械工学の研究と教育を行う。基礎工学からナノテクノロジー、医療工学までを融合して産業システム全体に貢献するものづくりに取り組む。2・3年次にはスターリングエンジンの設計演習をはじめ実践的な授業や実習が行われる。 |
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機械情報工学科(41) | 人間、機械、情報を結ぶ理論とシステムを創造できる視点を持ち、綿密な思考のできる人材を育成する。実際の設計や製作に必要な知識や経験を習得するため演習も充実している。3年次の自主プロジェクトでは企画から設計、制作、発表までを学生自身が取り組む。 |
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航空宇宙工学科(55) | 技術集約性の高い航空宇宙技術について、多くの知識を活かしその発展をリードできる人材を育成する。3年次冬学期から航空宇宙システム、航空宇宙推進の2つのコースに分かれる。どちらの分野も技術体系の全容を把握できるカリキュラム構成となっている。 |
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精密工学科(45) | ロボテクとプロテクの2つの技術領域の基礎から応用までを幅広く扱う。機械物理、情報数理、計測制御の基礎工学を土台に、メカトロニクス、設計情報、生産の3つの分野を中心としたカリキュラムを展開。英語での研究・技術発表をトレーニングする授業もある。 |
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電子情報工学科(123) | 情報系の科学と技術を中心に学ぶ。電気電子工学科の必修科目も履修可能である。3年次の冬学期から情報的領域、横断的領域、物理的領域の下に設置された5つの履修コースから希望するコースを選択する。定員は電気電子工学科と合わせて123名である。 |
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電気電子工学科(123) | 物理系の科学と技術を中心に学ぶ。電子情報工学科の必修科目も履修可能である。3年次の冬学期から情報的領域、横断的領域、物理的領域の下に設置された5つの履修コースから希望するコースを選択する。定員は電子情報工学科と合わせて123名である。 |
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物理工学科(52) | 物理を基盤に新しい学問を開拓できる人材を育成する。2・3年次にかけて数学と物理の基礎を徹底して学び、固体物理、量子情報、ソフトマター物理など物性物理の基礎と応用も学習する。実習や実験なども重点的に行われている。大半の学生が大学院に進学する。 |
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計数工学科(60) | 2つのコースを設置。数理情報工学コースでは物理現象や社会システムを対象に問題を解決できる数理的方法論の構築を目指す。システム情報工学コースではロボットなどを対象に物理世界と情報世界とをつなぐ認識(計測)と行動 (制御)に関する研究を行う。 |
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マテリアル工学科(78) | バイオマテリアル、環境・基盤マテリアル、ナノ・機能マテリアルの3つのコースを設置。各種マテリアルの合成や構造と機能についての基礎知識、マテリアル設計の基礎を身につける。導入、基礎、応用の3つの段階を順に習得するカリキュラムが組まれている。 |
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応用化学科(53) | 物質を様々にデザインし新機能を生み出すことを目標に、独創性のある研究を展開。化学や物理学、数学など基礎学問の習得に力を入れたカリキュラムを設定。エネルギー変換や貯蔵、環境浄化、医療、情報処理などを研究し、応用化学を通じた社会貢献を目指す。 |
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化学システム工学科(46) | 化学を基盤に、複雑な事象を目的に応じて階層化・単純化して考えるシステム的思考で社会の諸課題に取り組む「スペシャリストにしてジェネラリスト」を育成する。特に環境、エネルギー、医療などの諸問題に対し具体的かつ永続的な解決ビジョンの提示を目指す。 |
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化学生命工学科(49) | 別々に発展してきた「化学」と「生命」の研究領域を工学的に融合させ、「分子」を共通のキーワードとして次世代の科学技術を構築する。化学と生命工学の基礎を徹底して学び、両分野に長けた人材を育成する。4年次から研究室に所属し、卒業研究に取り組む。 |
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システム創成学科(129) | 環境・エネルギーシステム、システムデザイン&マネジメント、知能社会システムの3つのコースを設置。環境、エネルギー、食料、人口など現代社会が抱える課題について、理学や工学に加え社会科学などの知識を構成的に集約し、最適解を見つけ出すことを目指す。 |
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医学部
人間の生命システムを解明し、新たな医学と医療の開拓にチャレンジする
■学科・コース・専修一覧
【特色】在学中に博士課程に進学できるPh.D.-M.D.コースを設置。
【進路】卒業後は、臨床研修医となる者が多い。研究者の道に進む者もいる。
取得できる免許・資格 | 医師 |
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主な出身者 | 島田眞路(山梨大学長)、大友邦(国際医療福祉大学長)、永井良三(自治医科大学長)、跡見裕(杏林大学長)、冲永寛子(帝京平成大学長)、上田泰己(東京大学大学院教授)、養老孟司(解剖学者、東京大学名誉教授)、児玉龍彦(東京大学先端科学技術研究センター名誉教授)、清水達也(東京女子医科大学先端生命医科学研究所所長)、福島孝徳(脳神経外科医、デューク大学教授)、古川聡(宇宙飛行士)、加賀乙彦(小説家、日本藝術院会員)、亀井眞樹(医師、臨床思想家)、阿部知子(衆議院議員) |
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医学科(110) | 6年制。形態学、分子生物学、遺伝学、生理学、薬理学などを幅広く勉強し、医療に対し多角的なアプローチを行う。MD研究者育成プログラムでは少人数ゼミナールや海外実習、研究室での実験を行う。基礎医学研究においても世界的に高い評価を受けている。 |
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健康総合科学科 | 定員 | 学べる学問 | 看護 保健・介護 健康科学 |
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44人 |
【特色】人類の健康で幸福な生活の実現に寄与する人材を育成する。3つの専修に分かれる。
【進路】約6割が大学院に進学する。医療・福祉業などの一般企業に就職する者もいる。
取得できる免許・資格 | 看護師 |
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主な出身者 | 田栗正隆(横浜市立大学准教授)、石川善樹(予防医学研究者)、膳場貴子(ニュースキャスター)、藤本万梨乃(フジテレビアナウンサー)、山本舞衣子(フリーアナウンサー)、八田亜矢子(タレント)※前身の学科出身者含む |
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健康総合科学科(44) | 4年制。現代の健康問題に向き合う専門家を育成する。3つの専修を設置。環境生命科学専修では人間を生物学的に研究する。公共健康科学専修では医療の課題や社会への影響を分析する。看護科学専修では健康を生命科学的観点や社会環境との関わりの中で理解する。 |
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薬学部
物質、生命、医療の側面から「薬」を研究し、社会に貢献する人材を育成する
【特色】学部進学時は共通授業を行い、4年次に薬科学科と薬学科に分かれる。
【進路】薬科学科:9割以上が大学院へ進学。薬学科:一般企業などに就職する者が多い。
取得できる免許・資格 | 薬剤師 |
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主な出身者 | 永田恭介(筑波大学長)、手代木功(塩野義製薬社長)、池谷裕二(東京大学教授)、大谷壽一(慶應義塾大学教授)、加藤友朗(医師、コロンビア大学教授)、喜多喜久(小説家)、藤井基之(参議院議員)、大宮エリー(脚本家)、杉山奈津子(作家)、木村美紀(タレント) |
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■学科・コース・専修一覧
薬科学科 | 4年制。創薬科学や基礎生命科学分野で活躍する研究者を育成する。成績や志望動機などにもとづき、4年次に学科別の研究室に分かれる。医療現場を直接体験する機会や、所定の科目や実習を履修し薬剤師国家試験の受験資格を得る制度も設けられている。 |
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薬学科 | 6年制。成績や志望動機などにより、4年次に学科別の研究室に分かれる。高度な薬剤師教育を行い、国民医療の担い手として医療薬学の分野を先導する人材を育成する。病院と薬局での約半年間の実務実習を通して、卓越した医療薬学の知識や技術を身につける。 |
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農学部
日本各地に農場や演習林など多彩な施設を展開し、食料、生命、環境の諸科学を探究する
農学部 | 定員 | 学べる学問 | 生物 地球環境 生物資源 農・林業 獣医 化学 土木・建築 |
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304人 |
【特色】フィールドワークやリベラルアーツ教育を通じて農学の素養を身につける。
【進路】獣医学課程:約1割が大学院へ進学。その他の課程:約6割が大学院へ進学。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-理・社、高-理・地歴・公・農)、建築士(一・二級、木造)、獣医師 |
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主な出身者 | 石田朋靖(宇都宮大学長)、千葉尚登(プリマハム社長)、眞鍋淳(第一三共社長兼CEO)、重里政彦(SRSホールディングス社長)、出雲充(ユーグレナ社長)、鈴木宣弘(東京大学大学院教授)、難波成任(東京大学大学院特任教授)、齋藤継之(東京大学大学院准教授)、荒田明香(東京大学大学院特任助教)、後藤英司(千葉大学大学院教授)、土屋俊幸(東京農工大学大学院教授)、西村和雄(京都大学名誉教授)、針谷敏夫(明治大学教授)、菊水健史(麻布大学教授)、太田朋子(国立遺伝学研究所名誉教授)、柴田明夫(資源・食糧問題研究所代表取締役)、本澤実(KEIRETSU JAPAN最高顧問)、諸國沙代子(読売テレビアナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
応用生命科学課程(157) | 4年制。生命化学・工学、応用生物学、森林生物科学、水圏生物科学、動物生命システム科学、生物素材化学の6つの専修からなる。人間との関わりが深い植物、動物、微生物について分子・細胞レベルから個体・群集レベルまで理解し、人類の生活向上に貢献する。 |
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環境資源科学課程(117) | 4年制。緑地環境学、森林環境資源科学、木質構造科学、生物・環境工学、農業・資源経済学、フィールド科学、国際開発農学の7つの専修からなる。環境の保全と創造について研究し、食料・資源・地域開発のグローバルデザインを構築できる人材を育成する。 |
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獣医学課程(30) | 6年制。動物と人類のより良い関係を構築し、両者の健康と福祉の向上を目指す。獣医学の基礎科学と応用技術及び動物の生命現象と病態を理解し、動物医療と公衆衛生に貢献できる人材を育成する。附属の動物医療センターが実習の場として幅広く活用されている。 |
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文学部
哲学、歴史、言語など様々なジャンルから、「人間とは何か」を考える
【特色】専修課程それぞれが研究室を設置。他の専修課程の授業を受けることも可能。
【進路】約2割が大学院に進学する。情報・通信業やサービス業に就く者も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-国・社・英、高-国・地歴・公・英) |
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主な出身者 | 大江健三郎(小説家、ノーベル文学賞受賞者)、中西進(国文学者)、石井潔(静岡大学長)、岩切正一郎(国際基督教大学長)、坂東眞理子(昭和女子大学理事長兼総長)、戸部順一(成城大学長)、西本照真(武蔵野大学長)、佐藤健二(東京大学高大接続研究開発センター長)、日比野治雄(千葉大学大学院教授)、飯塚正人(東京外国語大学教授)、河添房江(東京学芸大学教授)、町田健(名古屋大学大学院教授)、戸田山和久(名古屋大学大学院教授)、金水敏(大阪大学大学院教授)、服部英雄(九州大学名誉教授、くまもと文学・歴史館館長)、宮台真司(社会学者、東京都立大学教授)、中野晃一(上智大学教授)、山田昌弘(中央大学教授)、千田有紀(武蔵大学教授)、倉本聰(脚本家)、三浦俊彦(小説家、東京大学大学院教授)、香川照之(俳優)、森下佳子(脚本家)、小野文惠(NHKアナウンサー)、草野仁(フリーアナウンサー)、天明麻衣子(フリーアナウンサー)、髙田万由子(タレント) |
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■学科・コース・専修一覧
人文学科 | 定員 | 学べる学問 | 文学 哲学・宗教 地理歴史 文化 言語・語学 社会 心理 芸術理論 |
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367人 |
【特色】専修課程それぞれが研究室を設置。他の専修課程の授業を受けることも可能。
【進路】約2割が大学院に進学する。情報・通信業やサービス業に就く者も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-国・社・英、高-国・地歴・公・英) |
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主な出身者 | 大江健三郎(小説家、ノーベル文学賞受賞者)、中西進(国文学者)、石井潔(静岡大学長)、岩切正一郎(国際基督教大学長)、坂東眞理子(昭和女子大学理事長兼総長)、戸部順一(成城大学長)、西本照真(武蔵野大学長)、佐藤健二(東京大学高大接続研究開発センター長)、日比野治雄(千葉大学大学院教授)、飯塚正人(東京外国語大学教授)、河添房江(東京学芸大学教授)、町田健(名古屋大学大学院教授)、戸田山和久(名古屋大学大学院教授)、金水敏(大阪大学大学院教授)、服部英雄(九州大学名誉教授、くまもと文学・歴史館館長)、宮台真司(社会学者、東京都立大学教授)、中野晃一(上智大学教授)、山田昌弘(中央大学教授)、千田有紀(武蔵大学教授)、倉本聰(脚本家)、三浦俊彦(小説家、東京大学大学院教授)、香川照之(俳優)、森下佳子(脚本家)、小野文惠(NHKアナウンサー)、草野仁(フリーアナウンサー)、天明麻衣子(フリーアナウンサー)、髙田万由子(タレント) |
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哲学専修 | 古くからの「智を愛する」営みである哲学を形而上学や認識論、行為論、刑罰論、宗教論など幅広く学ぶと共に、生命倫理、環境倫理、情報倫理などの現代的な問題にも取り組む。哲学研究室では大学院生を中心にした勉強会が数多く開催されている。 |
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中国思想文化学専修 | 中国の学術や思想を体系的かつ歴史的に整理し、諸子百家をはじめ幅広い時代に関する宗教、科学、政治思想、教育思想などを学ぶ。中国と関連する範囲について日本や韓国の思想も扱う。古典中国語で書かれた文献の読解のための技法も身につける。 |
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インド哲学仏教学専修 | インド哲学とインド、チベット、中国、日本などの仏教について学ぶ。学部と大学院との連続性を意識したカリキュラムを構成。古典文献の解読を重視し、サンスクリット語文法が必修である。卒業論文の代替として古典を原書で講読する特別演習を履修してもよい。 |
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倫理学専修 | 行為の善悪や人間関係の法則を探究し、現代社会における問題の原理を考察する。西洋と日本の倫理思想について学び、幅広い視野を身につける。倫理学に関する古典的学問研究に加え、西洋哲学、日本思想、社会科学、宗教学など様々な学問に関連する内容も学ぶ。 |
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宗教学宗教史学専修 | 哲学、思想史、社会学、心理学、人類学、民俗学、文献学、図像学などの幅広い視点から様々な宗教現象について学ぶ。宗教について学ぶことを通じ、広く深く「人間」を見る力を養う。特定の専門領域に固執せず、柔軟で幅広い視野を持つことが求められている。 |
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美学芸術学専修 | 美や芸術に関わる探究のみならず、美や芸術の概念そのものの形成をめぐる政治的、社会的状況や芸術の機能の仕方など具体的な問題に取り組む。音楽や文芸、漫画や自然美など専門の異なる学生間のコミュニケーションを重視し、幅広い視野で物事を見る力を養う。 |
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イスラム学専修 | イスラム教の文化、思想、宗教、文学について、おもに文献から実証的に学ぶ。イスラム教成立以前の文化や現代のイスラム原理主義なども対象とする。アラビア語などの現地語の習得が推奨されていることから、欧米だけでなくイスラム圏に留学する者も多い。 |
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日本史学専修 | 日本列島の歴史を様々な観点から総合的に学ぶ。東京大学史料編纂所の所蔵する原本や影写本、写真版などの膨大な史料を利用できる。古代、中世、近世、近現代それぞれの時代を担当する専任の教員のもと、史料を正確に読み、歴史像を構成できる人材を育成する。 |
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東洋史学専修 | 古代から現在の東アジアから北アフリカまで、幅広い時代、地域の歴史を学問の対象としている。史料を正確かつ厳密に読むことを重視し、中国語、朝鮮語、ベトナム語、ヒンディー語、アラビア語、ロシア語など、様々な言語を習得することが推奨されている。 |
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西洋史学専修 | 古代から現代まで、ヨーロッパを中心に南北アメリカやアジア、アフリカとの関係を幅広く学ぶ。歴史を複眼的に見通し、長期的な展望にもとづいた思考や判断のできる人材を育成する。研究室には大学院生も多く、学部生の間の交流も盛んに行われている。 |
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考古学専修 | 環境考古学、動物考古学、祭祀考古学、民族考古学など裾野の広い考古学を、座学とフィールドワークから学ぶ。基本的な分析方法と発掘技術を習得し、3年次には北海道常呂町の実習施設で発掘調査の実習を行う。海外を含む学外の発掘調査に参加する学生もいる。 |
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美術史学専修 | 現存する美術作品を調査、分析し、美術の歴史的展開を具体的に明らかにする。3年次に行われる関西見学旅行の演習により、実物を楽しみ、観察し、調査、考察をするという美術史学の基本的な態度に触れる。美術館や美術商などを見学する機会も設けられている。 |
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言語学専修 | 音韻、音声、統語法、形態論、意味論など言語学に関する様々な分野を扱う。日本語、英語などの身近な言語から、方言や古代の言語まで対象は幅広い。今まで研究がされてこなかった言語や話し手が極端に少ない消滅寸前の言語などについても研究が行われている。 |
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日本語日本文学(国語学)専修 | 文法論、意味論、語彙論、文字論など幅広い観点から日本語について学ぶ。日本語情報処理のための理論的研究や外国人への日本語教育などについての研究も行われている。多数の古写本や古刊本などを所蔵し、全国の国語学研究者の情報収集の場ともなっている。 |
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日本語日本文学(国文学)専修 | 『万葉集』や『源氏物語』などの古典や近現代の日本文学に加え、歌謡や能、歌舞伎、近現代の演劇なども対象とする。文化財クラスの貴重な写本、版本、和本を多数所蔵している。卒業論文が必修となっているが、テーマ設定は学生の自由な選択に委ねられている。 |
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中国語中国文学専修 | 研究分野は中国語を軸に古典、現代文学、言語の3つに大きく分かれるが、どの分野でもテクストの背景にある中国語圏文化の特徴を丁寧に調べることを原則とする。中国語に触れ、中国語圏や中国語を母語とする人々の情念に迫ることを大きなテーマとしている。 |
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インド語インド文学専修 | 中世から現代に至るドイツ語とドイツ語による文学作品を対象とする。ドイツ語を緻密に読み解き、その構造や特性、そこに表出されている文化的、思想的な意味を考察する。自由な言語的感性を重んじ、教員や学生それぞれが自由かつ個性的であることを重視する。 |
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英語英米文学専修 | 一時期の言語構造を研究する共時的研究と、言語変化の様相を研究する通時的研究の2つの側面から英語学を研究する。テクストの精読を中心としつつ、社会的、文化的なアプローチも可能である。卒業生は出版・ジャーナリズムなどの多様な分野で活躍している。 |
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ドイツ語ドイツ文学専修 | 中世から現代に至るドイツ語及びドイツ語による文学作品を対象に言語としてのドイツ語の構造や特性を研究すると共に、そこに表出されている文化的、思想的な意味を考察する。専修の雰囲気としては繊細で自由な言語的感性を重んじ、教員や学生それぞれが自由かつ個性的であることを重視する。 |
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フランス語フランス文学専修 | フランスの文学や思想にもとづく自由と批判精神を重視する。学生どうしの議論のもとでそれぞれの研究テーマを鍛え、卒業研究につなげる。授業は厳密なテクスト講読の形式をとり、自己の解釈を参考文献と照らし合わせて批判的に検討する読解態度を習得する。 |
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スラヴ語スラヴ文学専修 | 中世から近現代に至るロシア及びスラヴ各地の語学や文学、文化を幅広く視野に入れる。言語研究と文化研究を関連させ、テクストを正確に解読し、テクストの背後にある文化的文脈を理解する。スラヴ地域の文学と言語の双方に関する科目を数多く開講している。 |
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南欧語南欧文学専修 | 文学部の中でも比較的新しい研究室の1つ。イタリア語イタリア文学を中心に、ロマンス諸語全体に関する講義や中世オック語文学、スペイン語スペイン文学などの授業を随時開講。イタリア語に関しては文献を正確に読解し、イタリア語の運用能力を磨く。 |
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現代文芸論専修 | 伝統的な語学文学研究の堅固な土台を前提としつつ、文学研究の新しい形を開拓するために開設された専修である。国や言語の枠を越えて、世界の文学を現代的な観点から研究する。世界の作家や研究者を招いての講演会やシンポジウムなどを積極的に開催している。 |
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西洋古典学専修 | 古代ギリシア語やラテン語で書かれた文献資料に関する研究を行う。この2つの言語による韻文、散文作品のそれぞれを網羅する工夫の施されたカリキュラムを設定し、多彩な講義、演習科目を開講。講義や演習の中で膨大な古典作品の全容を概観していく。 |
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心理学専修 | 人間の心的、知的な機能を探究することを目的とする。心理学概論や心理学特殊講義により心理学の最新の成果を学習する。心理学演習では心理学の論文に対する読解力を身につける。心理学実験演習では実験に必要な技術を学び成果を論文にまとめる訓練を行う。 |
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社会心理学専修 | 人間の行動と、その背景にある心的過程や社会文化的な基盤との間のダイナミックな関係を研究する。社会心理学調査実習、社会心理学実験実習、社会心理学統計といった実践的な科目が必修である。社会現象や行動を観察し、体系づけや統計的な分析などを行う。 |
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社会学専修 | ゼミを中心とした少人数教育のもと、社会調査実習やゼミ合宿、大学院生の指導による自主的な研究会などが活発に行われ、実践的な学びが提供されている。専任教員の研究テーマは福祉、社会政策、ジェンダー、家族、都市、住宅、ケア労働、人口など多彩である。 |
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教育学部
教育を通じて、人々の幸福と、より良い社会の実現を模索する
【特色】3つの専修と5つのコースで構成され、最先端の研究にもとづく学部教育を提供。
【進路】2割弱が大学院に進学する。サービス業や情報・通信業、公務への就職も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-社・保体、高-地歴・公・保体)、司書教諭、学芸員、司書、社会調査士、社会教育主事 |
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主な出身者 | 福田誠治(都留文科大学理事長)、八田秀雄(東京大学大学院教授)、根本彰(東京大学名誉教授)、広田照幸(日本大学教授)、上西充子(法政大学教授)、中原淳(立教大学教授)、髙橋亜希子(南山大学教授)、田畑泉(立命館大学教授)、すぎやまこういち(作曲家)、佐藤雅彦(メディアクリエイター、東京藝術大学大学院教授)、平秀明(麻布中学校・高等学校長)、伊藤悟(作家、評論家)、樋浦直樹(READYFOR代表取締役COO)、春野恵子(浪曲師)、井出庸生(衆議院議員)、宮本徹(衆議院議員)、打越さく良(参議院議員)、喜入友浩(TBSアナウンサー)、澤田有也佳(朝日放送アナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
総合教育科学科 | 定員 | 学べる学問 | 教員養成 教育 心理 健康科学 |
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100人 |
基礎教育学専修 | 基礎教育学コースを設置している。「教育とは何か」という根源的な問いに対して哲学、歴史、人間、臨床の4つの方向から考察を重ねる。歴史資料や古典的テクストの読解、最先端の思想及び理論の講義や教育問題に関する議論などの実践的な教育が行われる。 |
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教育社会科学専修 | 2つのコースを設置。比較教育社会学コースでは教育を「社会現象」「文化現象」ととらえ、様々な社会科学の観点から考察する。教育実践・政策学コースでは教育を「現場」からとらえ、具体的な教育施設から文部科学省までを対象に、その現実について研究する。 |
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心身発達科学専修 | 2つのコースを設置。教育心理学コースでは学習行動や発達を主題とする教育心理学と、心理療法やカウンセリングを主題とする臨床心理学の2つの領域を扱う。身体教育学コースでは身体の構造と機能に加え、脳との関連や健康維持と社会基盤との関係を考察する。 |
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教養学部(前期課程)
入学後の約2年間を通じた「リベラル・アーツ」で、幅広く豊かな見識をはぐくむ
教養学部(前期課程) | 定員 | 学べる学問 | 文学 哲学・宗教 地理歴史 文化 言語・語学 社会 国際 経済 法 政治 教育 心理 生物 地球環境 数学 物理 化学 情報科学 健康科学 |
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2960人 |
【特色】前期課程で教養教育を受けたのち、進学選択制度によって10の学部から進学先を選択。
【進路】各類の進路先学部は別表のとおりである(なお、各科類の定員は前期試験のもの)。
■学科・コース・専修一覧
文科一類(401) | 法学や政治学など社会科学全般の基礎的な領域を中心に学ぶ。その他にも哲学、倫理、歴史、心理などの人文科学系科目や、物質・生命、数理・情報などの自然科学を含む科目を数多く履修し、人間と社会について幅広い見識を養う。おもな進学先は法学部である。 |
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文科二類(353) | 経済などの社会科学を中心に、文科一類と同様に哲学、倫理、歴史、心理など幅広く人文科学を学び、人間や組織について理解する。さらに、理系科目を含む総合科目を自ら選択することで多彩な学習領域を形成していく。おもな進学先は経済学部である。 |
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文科三類(469) | 言語、思想、歴史などの人文科学や社会科学を学び、人間の文化的、社会的側面についての知識や見識を深めていく。さらに、理系科目を含む多くの総合科目を自主的に選択することで以後の進路を確立していく。おもな進学先は文、教育、教養の3つの学部である。 |
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理科一類(1108) | 数学、物理学、化学を中心に数理科学、物質科学、生命科学を学習する。文系科目を含む総合科目を履修し、科学や技術と社会の結びつきを理解する。科学論文における英語ライティングを学び、志望学部へ進学する。おもな進学先は工、理の2つの学部である。 |
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理科二類(532) | 生物学、化学、物理学を中心に生命科学、物質科学、数理科学を学習する。文系科目も履修し現代社会における科学技術の役割について学び、志望学部へ進学する。科学論文における英語ライティング能力も養う。おもな進学先は農、工、理、薬の4つの学部である。 |
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理科三類(97) | 生物学、化学、物理学を中心に生命科学、物質科学、数理科学を学習する。人間への探究心を養い、生命と社会の関わり合いを学ぶ。科学分野での国際的発信力を強化するため、科学論文における英語ライティングも履修する。おもな進学先は医学部医学科である。 |
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教養学部(後期課程)
文理のジャンルを横断した 「越境する知性」を育成し、新たな分野を開拓する
教養学部(後期課程) | 定員 | 学べる学問 | 文学 哲学・宗教 地理歴史 文化 言語・語学 社会 国際 経済 政治 心理 生物 数学 物理 化学 エネルギー 情報科学 健康科学 芸術理論 |
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187人 |
【特色】学際、国際、先進をテーマに複数の分野を扱う。授業の多くは少人数制である。
【進路】3割超が大学院に進学する。サービス業、情報・通信業、公務などへの就職者も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-国・数・理・社・英、高-国・数・理・地歴・公・情・英) |
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主な出身者 | 大隅良典(ノーベル生理学・医学賞受賞者、東京工業大学栄誉教授)、川井伸一(愛知大学理事長兼学長)、白石隆(熊本県立大学理事長)、泉澤清次(三菱重工業社長)、村上陽一郎(東京大学名誉教授)、野矢茂樹(東京大学大学院教授)、北森武彦(東京大学大学院教授)、貴堂嘉之(一橋大学大学院教授)、明石康(神戸大学特別教授)、塩出浩之(京都大学大学院准教授)、大黒岳彦(明治大学教授)、千葉雅也(哲学者、立命館大学大学院教授)、神津里季生(連合会長)、東浩紀(作家)、與那覇潤(歴史学者)、松浦寿輝(小説家)、小野正嗣(小説家)、岸本葉子(エッセイスト)、豊島圭介(映画監督)、雁屋哲(漫画家)、小池龍之介(僧侶、文筆家)、大石蘭(イラストレーター、文筆家)、上川陽子(衆議院議員)、小西洋之(参議院議員)、岡村仁美(TBSアナウンサー)、佐々木恭子(フジテレビアナウンサー)※前身の学部学科出身者含む |
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■学科・コース・専修一覧
教養学科 | 対象とアプローチが異なる超域文化科学、地域文化研究、総合社会科学の3つの分科を設置。各分科には合計18のコースが展開し、複数のコースを履修できる制度もある。すべてのコースで2つの外国語を必修とする他、英語のみで学位が取得できるコースもある。 |
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学際科学科 | 科学技術論、地理・空間、総合情報学、広域システム、国際環境学の5つのコースで構成され、文理融合分野を幅広くカバーする。国際環境学以外の4つのコースと進化学を副専攻として組み合わせて学ぶこともできる。国際環境学コースでは授業は英語で行われる。 |
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統合自然科学科 | 数理自然科学、物質基礎科学、統合生命科学、認知行動科学の4つのコースとスポーツ科学サブコースで構成。多様な選択を可能にする教育プログラムが展開されている。教養学部他学科の講義とも連携し、専門分野を深く学びつつ様々な学問領域を横断できる。 |
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理学部
原理や法則から自然の本質を探究し、 人類の未来を切り開く人材を育成する
理学部 | 定員 | 学べる学問 | 生物 地球環境 生物資源 数学 物理 化学 航空宇宙 情報科学 |
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308人 |
【特色】10学科で構成。フィールドワークや実験など学科によって授業形態が異なる。
【進路】約8割が大学院に進学しさらに専門知識を習得。一般企業などに就職する者もいる。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-数・理、高-数・理・情) |
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主な出身者 | 五神真(東京大学総長)、江崎玲於奈(ノーベル物理学賞受賞者)、小柴昌俊(ノーベル物理学賞受賞者)、松井孝典(千葉工業大学長)、有馬朗人(武蔵野学園学園長)、福山秀敏(東京大学名誉教授)、米田穣(東京大学教授)、加藤泰浩(東京大学大学院教授)、塚谷裕一(東京大学大学院教授)、加藤英明(東京大学大学院准教授)、金森博雄(カリフォルニア工科大学名誉教授)、林悠(筑波大学准教授)、池森俊文(一橋大学大学院特任教授)、唯美津木(名古屋大学大学院教授)、柏原正樹(京都大学名誉教授、京都大学数理解析研究所特任教授)、鎌田浩毅(京都大学大学院教授)、藤田一郎(大阪大学大学院教授)、橋本和仁(物質・材料研究機構理事長)、山田武士(NTTコミュニケーション科学基礎研究所所長)、渡部潤一(国立天文台副台長)、山田邦雄(ロート製薬会長)、鈴木純(帝人社長)、水留浩一(スシローグローバルホールディングス社長兼CEO)、畑正憲(作家)、郷原信郎(弁護士)、中島さち子(ジャズピアニスト) |
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■学科・コース・専修一覧
数学科(45) | 現代数学の基礎だけでなく、暗号理論やアルゴリズムに関わるコンピュータ関連の数理など現代社会で脚光を浴びている高度な数学理論も学ぶ。数学を通じて養われた正確な論理性や物事を追究する姿勢を、実生活の様々な分野で活かすことのできる人材を育成する。 |
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情報科学科(30) | 計算機科学の基礎科目を主としたカリキュラムで、最先端の情報科学研究に必要な知識を習得する。数学、論理学、アルゴリズムの基礎、計算システムの構成、人工知能などに関連する講義に加え、ソフトウェア開発やプロセッサ作成などの実験や演習も実施する。 |
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物理学科(70) | 卓越した物理学者として活躍する教授陣のもと、物理学の幅広い分野をカバーした教育が行われている。量子力学、統計力学、電磁気学、相対論など物理学の基礎となる講義に加え充実した実験カリキュラムのもとで、理論、演習、実験をバランス良く学んでいく。 |
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天文学科(10) | 天文学の第一線で活躍し、国際的プロジェクトや学際的プロジェクトの中核となる研究者や教育者を育成する。3年次には学科内だけでなく、天文学教育研究センター、木曽観測所、国立天文台、宇宙科学研究所などの研究設備を活用し、実験や実習に取り組む。 |
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地球惑星物理学科(32) | 地球、惑星、太陽系の過去、現在、未来を解き明かすことを目的に、数学や物理学を中心とした広範な科学的知識を身につける。4年次には卒業研究の代わりとなる地球惑星物理学特別演習や地球惑星物理学特別研究が開講し、論文の講読法や論理的思考などを学ぶ。 |
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地球惑星環境学科(20) | 物理学、化学、生物学の法則を理解し、地球や惑星の環境の変動や生命の進化を実証的に解明する。世界各地でフィールドワークを行い、その中で採取した試料を化学、生物学の両面から分析することで、自然現象の理解に必要な基礎学力と論理的思考力をはぐくむ。 |
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化学科(45) | 複雑な物質の示す性質や現象を理解する力を養うために、実験を特に重視している。3年次には無機及び分析化学、有機化学、物理化学などの実験を行う。実験と4年次の卒業研究を除き、多くの科目は自由に選択することができ、他学科の講義も聴講が可能である。 |
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生物化学科(20) | 多彩な生命現象の根底に存在する普遍原理を分子や遺伝子のレベルで研究する。総合的な科学知識のうえに立った研究を目指し、生物学だけでなく物理学や化学の知識の習得も重視する。ゲノム科学の急速な発展に伴い、医学や生物情報科学との連携を深めている。 |
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生物学科(24) | 地球上の生物の生命活動や進化の法則の理解を目的に、附属植物園や西表島、附属臨海実験所などでの野外実習をカリキュラムに導入。3年次には人類学を中心に学ぶA系と基礎生物学を中心に学ぶB系の2つのコースにゆるやかに分かれ、4年次から研究室に入る。 |
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生物情報科学科(12) | 生命システムを生命科学と情報科学の両面から解き明かすことを目指す。実験や実習では分子生物学実験とコンピュータプログラミングの両方をカリキュラムに組み込んでいる。多様な専攻の教員からなる教育組織により、既存の学問分野をまたぐ実践力を養成する。 |
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法学部
司法、行政、立法を多角的に学び、法的思考と政治学的識見の基礎を身につける
【特色】3つのコースを設置。授業はコースにしばられず、幅広い履修が可能である。
【進路】2割超が法科大学院(ロースクール)などに進学する。公務や金融・保険業に就く者もいる。
取得できる免許・資格 | 教員免許(高-公) |
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主な出身者 | 中曽根康弘(第72代内閣総理大臣)、宮澤喜一(第78代内閣総理大臣)、黒田東彦(日本銀行総裁)、西村泰彦(宮内庁長官)、髙木賢(高崎経済大学理事長)、中込秀樹(大東文化大学理事長)、福川伸次(東洋大総長)、藤原帰一(東京大学大学院教授)、久保文明(東京大学大学院教授)、鈴木寛(東京大学大学院教授、慶應義塾大学大学院教授)、髙山佳奈子(京都大学大学院教授)、木村草太(東京都立大学教授)、齋藤孝(明治大学教授)、長谷部恭男(早稲田大学大学院教授)、北村滋(国家安全保障局長)、豊永厚志(中小企業基盤整備機構理事長)、増田寛也(日本郵政社長)、冨田哲郎(JR東日本会長)、深澤祐二(JR東日本社長)、葛西敬之(JR東海名誉会長、宇宙政策委員会委員長)、金子慎(JR東海社長)、長谷川一明(JR西日本社長)、小畠徹(東日本高速道路社長)、丹呉泰健(JT会長)、宮永俊一(三菱重工業会長)、吉田淳一(三菱地所社長)、小林健(三菱商事会長)、池田潤一郎(商船三井社長)、菰田正信(三井不動産社長)、柿木真澄(丸紅社長)、大久保哲夫(三井住友トラスト・ホールディングス社長)、片野坂真哉(ANAホールディングス社長)、岡田直敏(日本経済新聞社社長)、住田裕子(弁護士)、本村健太郎(弁護士)山田洋次(映画監督)、辻堂ゆめ(ミステリー作家)、片上大輔(将棋棋士)、篠原梨菜(TBSアナウンサー)※前身の大学出身者含む |
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■学科・コース・専修一覧
第1類 法学総合コース | 民法、刑法などの法律を中心に、法・政治・経済を総合的に学ぶ。国際ビジネスを目指す学生向けの「国際取引法務プログラム」と公務員志望者向けの「公共法務プログラム」を設置。ビジネス法務、公務、マネジメント、研究職など多様な進路が想定されている。 |
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第2類 法律プロフェッション・ コース | 高度な法律専門職や法曹の育成を視野に、法を専門的に学ぶ。法的思考の基礎を固め、法科大学院(ロースクール)への進学を見すえたカリキュラムを構成している。他の類の科目も自由に履修できるなど自由度が高く、密度の濃い学習環境が提供されている。 |
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第3類 政治コース | 行政学、国際政治、政治学史などの政治に関する授業を数多く履修することが求められ、法よりも政治に重点をおいたカリキュラムである。必修科目は少なく履修の自由度が高い。自ら調査し考えをまとめる能力を培うためにリサーチペイパーの執筆が必須となる。 |
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経済学部
すぐれた研究教育スタッフと設備を持つ、 質と量の両面における経済学教育の殿堂
経済学部 | 定員 | 学べる学問 | 経済 商・経営 経営情報 |
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357人 |
【特色】他大学とのゼミがあり、学部プラス1年で修士号を取得できるプログラムも設置。
【進路】約1割が大学院へ進学。就職先は金融・保険業、サービス業、情報・通信業など。
取得できる免許・資格 | 教員免許(高-公) |
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主な出身者 | 伊藤正直(大妻女子大学理事長兼学長)、氏家純一(東京女子大学理事長)、吉川洋(立正大学長)、三村明夫(日本商工会議所会頭)、吉田憲一郎(ソニー社長兼会長兼CEO)、古森重隆(富士フイルム会長兼CEO)、柘植康英(JR東海会長)、岡藤正広(伊藤忠商事会長兼CEO)、平子裕志(全日本空輸社長)、内田高史(東京ガス社長)、後藤高志(西武ホールディングス社長)、柿木厚司(JFEホールディングス社長兼CEO)、十倉雅和(住友化学会長)、瀬戸欣哉(LIXILグループ社長兼CEO)、川野澄人(ヤオコー社長)、浅川雅嗣(アジア開発銀行総裁)、森永卓郎(経済評論家)、柄谷行人(思想家)、柳田邦男(ノンフィクション作家)、加藤秀行(小説家)、大島てる(ウェブサイト運営者)、内堀雅雄(福島県知事)、鈴木英敬(三重県知事)、仁坂吉伸(和歌山県知事)、村岡嗣政(山口県知事)、根本匠(衆議院議員)、茂木敏充(衆議院議員)、齋藤健(衆議院議員)、加藤勝信(衆議院議員)、丸川珠代(参議院議員)、太田房江(参議院議員)、和久田麻由子(NHKアナウンサー)、野村明大(読売テレビアナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
経済学科 | 経済全体の水準や失業、物価上昇率、経済成長の決定要因に加え、経済状態をコントロールする政策について分析する。様々な資源の配分パターンがどのように決定されるか、また社会にとって望ましい所得分配を実現するための方法などについて具体的に考察する。 |
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経営学科 | 企業や組織における経営活動に主眼をおく。企業経営に関わる様々な科目を軸に、経営管理や人事、商品開発などの実務、財務や資産の運用、調達に関する理論的方法とその実践について学ぶ。会計制度や企業経営の歴史に至るまで幅広く学ぶことができる。 |
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金融学科 | 経済学や会計学の専門知識にもとづく金融分野の理論を学ぶと共に、金融界の協力を得た実務教育も行われている。金融や経済、社会の仕組みについての深い理解を身につける。経済理論の知識に偏ることなく、戦略的構想力や思考能力を兼ね備えた人材を育成する。 |
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工学部
日本のみならず世界をリードすべく、工学分野の最先端研究を推し進める
工学部 | 定員 | 学べる学問 | 社会 国際 生物 地球環境 数学 物理 化学 機械 土木・建築 環境工 電気電子 航空宇宙 エネルギー 情報科学 |
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984人 |
【特色】16学科で構成。専門性を深める講義に加え、創造性をはぐくむ演習などがある。
【進路】7割超が大学院に進学する。就職先は情報・通信業、サービス業、製造業などが多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-数、高-数・情・工業)、測量士(補)、電気通信主任技術者、電気主任技術者、建築士(一・二級、木造) |
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主な出身者 | 鳩山由紀夫(第93代内閣総理大臣)、根岸英一(ノーベル化学賞受賞者)、大野英男(東北大学総長)、村上雅人(芝浦工業大学長)、荒川一郎(学習院大学長)、佃和夫(成蹊学園理事長)、茂里一紘(東京女子大学長)、松本洋一郎(東京理科大学長)、隈研吾(建築家、東京大学教授)、大西卓哉(宇宙飛行士)、槇文彦(建築家)、西村浩(建築家)、新見徳英(作曲家)、かこさとし(絵本作家、児童問題研究家)、猪子寿之(チームラボ代表取締役)、伊原木隆太(岡山県知事)、志位和夫(衆議院議員)、石井啓一(衆議院議員)、澤田彩香(NHKアナウンサー)、磯貝初奈(中京放送アナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
社会基盤学科(51) | 人間の文化的な生活を支える社会基盤学を学ぶ。都市や災害、自然環境について学ぶ設計・技術戦略、国土や都市のビジョンを描く力をはぐくむ政策・計画、開発経済学や国際交渉などの国際プロジェクトについて研究を行う国際プロジェクトの3つのコースで構成。 |
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建築学科(57) | 耐震、快適な住環境、修復・保全工学などの技術分野に加え、社会学や経済学、心理学などの
分野も学び、建築と設計に携わる人材を育成する。建築設計製図では1・2カ月ごとに図面や模
型を製作し建築の基礎を演習で身につける。4年次には卒業設計に取り組む。 |
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都市工学科(53) | 2つのコースで構成。都市計画コースでは時代と共に変化する都市の状況と課題を把握し、適切な都市施策を打ち出せる人材を育成する。都市環境工学コースでは安全で快適な生活環境を創造するために、現状の問題を把握し解決策を提示できる人材を育成する。 |
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機械工学科(92) | 設計や生産技術全般を対象に機械工学の研究と教育を行う。基礎工学からナノテクノロジー、医療工学までを融合して産業システム全体に貢献するものづくりに取り組む。2・3年次にはスターリングエンジンの設計演習をはじめ実践的な授業や実習が行われる。 |
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機械情報工学科(41) | 人間、機械、情報を結ぶ理論とシステムを創造できる視点を持ち、綿密な思考のできる人材を育成する。実際の設計や製作に必要な知識や経験を習得するため演習も充実している。3年次の自主プロジェクトでは企画から設計、制作、発表までを学生自身が取り組む。 |
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航空宇宙工学科(55) | 技術集約性の高い航空宇宙技術について、多くの知識を活かしその発展をリードできる人材を育成する。3年次冬学期から航空宇宙システム、航空宇宙推進の2つのコースに分かれる。どちらの分野も技術体系の全容を把握できるカリキュラム構成となっている。 |
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精密工学科(45) | ロボテクとプロテクの2つの技術領域の基礎から応用までを幅広く扱う。機械物理、情報数理、計測制御の基礎工学を土台に、メカトロニクス、設計情報、生産の3つの分野を中心としたカリキュラムを展開。英語での研究・技術発表をトレーニングする授業もある。 |
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電子情報工学科(123) | 情報系の科学と技術を中心に学ぶ。電気電子工学科の必修科目も履修可能である。3年次の冬学期から情報的領域、横断的領域、物理的領域の下に設置された5つの履修コースから希望するコースを選択する。定員は電気電子工学科と合わせて123名である。 |
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電気電子工学科(123) | 物理系の科学と技術を中心に学ぶ。電子情報工学科の必修科目も履修可能である。3年次の冬学期から情報的領域、横断的領域、物理的領域の下に設置された5つの履修コースから希望するコースを選択する。定員は電子情報工学科と合わせて123名である。 |
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物理工学科(52) | 物理を基盤に新しい学問を開拓できる人材を育成する。2・3年次にかけて数学と物理の基礎を徹底して学び、固体物理、量子情報、ソフトマター物理など物性物理の基礎と応用も学習する。実習や実験なども重点的に行われている。大半の学生が大学院に進学する。 |
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計数工学科(60) | 2つのコースを設置。数理情報工学コースでは物理現象や社会システムを対象に問題を解決できる数理的方法論の構築を目指す。システム情報工学コースではロボットなどを対象に物理世界と情報世界とをつなぐ認識(計測)と行動 (制御)に関する研究を行う。 |
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マテリアル工学科(78) | バイオマテリアル、環境・基盤マテリアル、ナノ・機能マテリアルの3つのコースを設置。各種マテリアルの合成や構造と機能についての基礎知識、マテリアル設計の基礎を身につける。導入、基礎、応用の3つの段階を順に習得するカリキュラムが組まれている。 |
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応用化学科(53) | 物質を様々にデザインし新機能を生み出すことを目標に、独創性のある研究を展開。化学や物理学、数学など基礎学問の習得に力を入れたカリキュラムを設定。エネルギー変換や貯蔵、環境浄化、医療、情報処理などを研究し、応用化学を通じた社会貢献を目指す。 |
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化学システム工学科(46) | 化学を基盤に、複雑な事象を目的に応じて階層化・単純化して考えるシステム的思考で社会の諸課題に取り組む「スペシャリストにしてジェネラリスト」を育成する。特に環境、エネルギー、医療などの諸問題に対し具体的かつ永続的な解決ビジョンの提示を目指す。 |
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化学生命工学科(49) | 別々に発展してきた「化学」と「生命」の研究領域を工学的に融合させ、「分子」を共通のキーワードとして次世代の科学技術を構築する。化学と生命工学の基礎を徹底して学び、両分野に長けた人材を育成する。4年次から研究室に所属し、卒業研究に取り組む。 |
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システム創成学科(129) | 環境・エネルギーシステム、システムデザイン&マネジメント、知能社会システムの3つのコースを設置。環境、エネルギー、食料、人口など現代社会が抱える課題について、理学や工学に加え社会科学などの知識を構成的に集約し、最適解を見つけ出すことを目指す。 |
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医学部
人間の生命システムを解明し、新たな医学と医療の開拓にチャレンジする
■学科・コース・専修一覧
【特色】在学中に博士課程に進学できるPh.D.-M.D.コースを設置。
【進路】卒業後は、臨床研修医となる者が多い。研究者の道に進む者もいる。
取得できる免許・資格 | 医師 |
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主な出身者 | 島田眞路(山梨大学長)、大友邦(国際医療福祉大学長)、永井良三(自治医科大学長)、跡見裕(杏林大学長)、冲永寛子(帝京平成大学長)、上田泰己(東京大学大学院教授)、養老孟司(解剖学者、東京大学名誉教授)、児玉龍彦(東京大学先端科学技術研究センター名誉教授)、清水達也(東京女子医科大学先端生命医科学研究所所長)、福島孝徳(脳神経外科医、デューク大学教授)、古川聡(宇宙飛行士)、加賀乙彦(小説家、日本藝術院会員)、亀井眞樹(医師、臨床思想家)、阿部知子(衆議院議員) |
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医学科(110) | 6年制。形態学、分子生物学、遺伝学、生理学、薬理学などを幅広く勉強し、医療に対し多角的なアプローチを行う。MD研究者育成プログラムでは少人数ゼミナールや海外実習、研究室での実験を行う。基礎医学研究においても世界的に高い評価を受けている。 |
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健康総合科学科 | 定員 | 学べる学問 | 看護 保健・介護 健康科学 |
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44人 |
【特色】人類の健康で幸福な生活の実現に寄与する人材を育成する。3つの専修に分かれる。
【進路】約6割が大学院に進学する。医療・福祉業などの一般企業に就職する者もいる。
取得できる免許・資格 | 看護師 |
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主な出身者 | 田栗正隆(横浜市立大学准教授)、石川善樹(予防医学研究者)、膳場貴子(ニュースキャスター)、藤本万梨乃(フジテレビアナウンサー)、山本舞衣子(フリーアナウンサー)、八田亜矢子(タレント)※前身の学科出身者含む |
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健康総合科学科(44) | 4年制。現代の健康問題に向き合う専門家を育成する。3つの専修を設置。環境生命科学専修では人間を生物学的に研究する。公共健康科学専修では医療の課題や社会への影響を分析する。看護科学専修では健康を生命科学的観点や社会環境との関わりの中で理解する。 |
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薬学部
物質、生命、医療の側面から「薬」を研究し、社会に貢献する人材を育成する
【特色】学部進学時は共通授業を行い、4年次に薬科学科と薬学科に分かれる。
【進路】薬科学科:9割以上が大学院へ進学。薬学科:一般企業などに就職する者が多い。
取得できる免許・資格 | 薬剤師 |
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主な出身者 | 永田恭介(筑波大学長)、手代木功(塩野義製薬社長)、池谷裕二(東京大学教授)、大谷壽一(慶應義塾大学教授)、加藤友朗(医師、コロンビア大学教授)、喜多喜久(小説家)、藤井基之(参議院議員)、大宮エリー(脚本家)、杉山奈津子(作家)、木村美紀(タレント) |
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■学科・コース・専修一覧
薬科学科 | 4年制。創薬科学や基礎生命科学分野で活躍する研究者を育成する。成績や志望動機などにもとづき、4年次に学科別の研究室に分かれる。医療現場を直接体験する機会や、所定の科目や実習を履修し薬剤師国家試験の受験資格を得る制度も設けられている。 |
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薬学科 | 6年制。成績や志望動機などにより、4年次に学科別の研究室に分かれる。高度な薬剤師教育を行い、国民医療の担い手として医療薬学の分野を先導する人材を育成する。病院と薬局での約半年間の実務実習を通して、卓越した医療薬学の知識や技術を身につける。 |
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農学部
日本各地に農場や演習林など多彩な施設を展開し、食料、生命、環境の諸科学を探究する
農学部 | 定員 | 学べる学問 | 生物 地球環境 生物資源 農・林業 獣医 化学 土木・建築 |
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304人 |
【特色】フィールドワークやリベラルアーツ教育を通じて農学の素養を身につける。
【進路】獣医学課程:約1割が大学院へ進学。その他の課程:約6割が大学院へ進学。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-理・社、高-理・地歴・公・農)、建築士(一・二級、木造)、獣医師 |
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主な出身者 | 石田朋靖(宇都宮大学長)、千葉尚登(プリマハム社長)、眞鍋淳(第一三共社長兼CEO)、重里政彦(SRSホールディングス社長)、出雲充(ユーグレナ社長)、鈴木宣弘(東京大学大学院教授)、難波成任(東京大学大学院特任教授)、齋藤継之(東京大学大学院准教授)、荒田明香(東京大学大学院特任助教)、後藤英司(千葉大学大学院教授)、土屋俊幸(東京農工大学大学院教授)、西村和雄(京都大学名誉教授)、針谷敏夫(明治大学教授)、菊水健史(麻布大学教授)、太田朋子(国立遺伝学研究所名誉教授)、柴田明夫(資源・食糧問題研究所代表取締役)、本澤実(KEIRETSU JAPAN最高顧問)、諸國沙代子(読売テレビアナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
応用生命科学課程(157) | 4年制。生命化学・工学、応用生物学、森林生物科学、水圏生物科学、動物生命システム科学、生物素材化学の6つの専修からなる。人間との関わりが深い植物、動物、微生物について分子・細胞レベルから個体・群集レベルまで理解し、人類の生活向上に貢献する。 |
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環境資源科学課程(117) | 4年制。緑地環境学、森林環境資源科学、木質構造科学、生物・環境工学、農業・資源経済学、フィールド科学、国際開発農学の7つの専修からなる。環境の保全と創造について研究し、食料・資源・地域開発のグローバルデザインを構築できる人材を育成する。 |
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獣医学課程(30) | 6年制。動物と人類のより良い関係を構築し、両者の健康と福祉の向上を目指す。獣医学の基礎科学と応用技術及び動物の生命現象と病態を理解し、動物医療と公衆衛生に貢献できる人材を育成する。附属の動物医療センターが実習の場として幅広く活用されている。 |
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文学部
哲学、歴史、言語など様々なジャンルから、「人間とは何か」を考える
【特色】専修課程それぞれが研究室を設置。他の専修課程の授業を受けることも可能。
【進路】約2割が大学院に進学する。情報・通信業やサービス業に就く者も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-国・社・英、高-国・地歴・公・英) |
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主な出身者 | 大江健三郎(小説家、ノーベル文学賞受賞者)、中西進(国文学者)、石井潔(静岡大学長)、岩切正一郎(国際基督教大学長)、坂東眞理子(昭和女子大学理事長兼総長)、戸部順一(成城大学長)、西本照真(武蔵野大学長)、佐藤健二(東京大学高大接続研究開発センター長)、日比野治雄(千葉大学大学院教授)、飯塚正人(東京外国語大学教授)、河添房江(東京学芸大学教授)、町田健(名古屋大学大学院教授)、戸田山和久(名古屋大学大学院教授)、金水敏(大阪大学大学院教授)、服部英雄(九州大学名誉教授、くまもと文学・歴史館館長)、宮台真司(社会学者、東京都立大学教授)、中野晃一(上智大学教授)、山田昌弘(中央大学教授)、千田有紀(武蔵大学教授)、倉本聰(脚本家)、三浦俊彦(小説家、東京大学大学院教授)、香川照之(俳優)、森下佳子(脚本家)、小野文惠(NHKアナウンサー)、草野仁(フリーアナウンサー)、天明麻衣子(フリーアナウンサー)、髙田万由子(タレント) |
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■学科・コース・専修一覧
人文学科 | 定員 | 学べる学問 | 文学 哲学・宗教 地理歴史 文化 言語・語学 社会 心理 芸術理論 |
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367人 |
【特色】専修課程それぞれが研究室を設置。他の専修課程の授業を受けることも可能。
【進路】約2割が大学院に進学する。情報・通信業やサービス業に就く者も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-国・社・英、高-国・地歴・公・英) |
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主な出身者 | 大江健三郎(小説家、ノーベル文学賞受賞者)、中西進(国文学者)、石井潔(静岡大学長)、岩切正一郎(国際基督教大学長)、坂東眞理子(昭和女子大学理事長兼総長)、戸部順一(成城大学長)、西本照真(武蔵野大学長)、佐藤健二(東京大学高大接続研究開発センター長)、日比野治雄(千葉大学大学院教授)、飯塚正人(東京外国語大学教授)、河添房江(東京学芸大学教授)、町田健(名古屋大学大学院教授)、戸田山和久(名古屋大学大学院教授)、金水敏(大阪大学大学院教授)、服部英雄(九州大学名誉教授、くまもと文学・歴史館館長)、宮台真司(社会学者、東京都立大学教授)、中野晃一(上智大学教授)、山田昌弘(中央大学教授)、千田有紀(武蔵大学教授)、倉本聰(脚本家)、三浦俊彦(小説家、東京大学大学院教授)、香川照之(俳優)、森下佳子(脚本家)、小野文惠(NHKアナウンサー)、草野仁(フリーアナウンサー)、天明麻衣子(フリーアナウンサー)、髙田万由子(タレント) |
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哲学専修 | 古くからの「智を愛する」営みである哲学を形而上学や認識論、行為論、刑罰論、宗教論など幅広く学ぶと共に、生命倫理、環境倫理、情報倫理などの現代的な問題にも取り組む。哲学研究室では大学院生を中心にした勉強会が数多く開催されている。 |
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中国思想文化学専修 | 中国の学術や思想を体系的かつ歴史的に整理し、諸子百家をはじめ幅広い時代に関する宗教、科学、政治思想、教育思想などを学ぶ。中国と関連する範囲について日本や韓国の思想も扱う。古典中国語で書かれた文献の読解のための技法も身につける。 |
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インド哲学仏教学専修 | インド哲学とインド、チベット、中国、日本などの仏教について学ぶ。学部と大学院との連続性を意識したカリキュラムを構成。古典文献の解読を重視し、サンスクリット語文法が必修である。卒業論文の代替として古典を原書で講読する特別演習を履修してもよい。 |
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倫理学専修 | 行為の善悪や人間関係の法則を探究し、現代社会における問題の原理を考察する。西洋と日本の倫理思想について学び、幅広い視野を身につける。倫理学に関する古典的学問研究に加え、西洋哲学、日本思想、社会科学、宗教学など様々な学問に関連する内容も学ぶ。 |
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宗教学宗教史学専修 | 哲学、思想史、社会学、心理学、人類学、民俗学、文献学、図像学などの幅広い視点から様々な宗教現象について学ぶ。宗教について学ぶことを通じ、広く深く「人間」を見る力を養う。特定の専門領域に固執せず、柔軟で幅広い視野を持つことが求められている。 |
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美学芸術学専修 | 美や芸術に関わる探究のみならず、美や芸術の概念そのものの形成をめぐる政治的、社会的状況や芸術の機能の仕方など具体的な問題に取り組む。音楽や文芸、漫画や自然美など専門の異なる学生間のコミュニケーションを重視し、幅広い視野で物事を見る力を養う。 |
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イスラム学専修 | イスラム教の文化、思想、宗教、文学について、おもに文献から実証的に学ぶ。イスラム教成立以前の文化や現代のイスラム原理主義なども対象とする。アラビア語などの現地語の習得が推奨されていることから、欧米だけでなくイスラム圏に留学する者も多い。 |
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日本史学専修 | 日本列島の歴史を様々な観点から総合的に学ぶ。東京大学史料編纂所の所蔵する原本や影写本、写真版などの膨大な史料を利用できる。古代、中世、近世、近現代それぞれの時代を担当する専任の教員のもと、史料を正確に読み、歴史像を構成できる人材を育成する。 |
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東洋史学専修 | 古代から現在の東アジアから北アフリカまで、幅広い時代、地域の歴史を学問の対象としている。史料を正確かつ厳密に読むことを重視し、中国語、朝鮮語、ベトナム語、ヒンディー語、アラビア語、ロシア語など、様々な言語を習得することが推奨されている。 |
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西洋史学専修 | 古代から現代まで、ヨーロッパを中心に南北アメリカやアジア、アフリカとの関係を幅広く学ぶ。歴史を複眼的に見通し、長期的な展望にもとづいた思考や判断のできる人材を育成する。研究室には大学院生も多く、学部生の間の交流も盛んに行われている。 |
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考古学専修 | 環境考古学、動物考古学、祭祀考古学、民族考古学など裾野の広い考古学を、座学とフィールドワークから学ぶ。基本的な分析方法と発掘技術を習得し、3年次には北海道常呂町の実習施設で発掘調査の実習を行う。海外を含む学外の発掘調査に参加する学生もいる。 |
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美術史学専修 | 現存する美術作品を調査、分析し、美術の歴史的展開を具体的に明らかにする。3年次に行われる関西見学旅行の演習により、実物を楽しみ、観察し、調査、考察をするという美術史学の基本的な態度に触れる。美術館や美術商などを見学する機会も設けられている。 |
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言語学専修 | 音韻、音声、統語法、形態論、意味論など言語学に関する様々な分野を扱う。日本語、英語などの身近な言語から、方言や古代の言語まで対象は幅広い。今まで研究がされてこなかった言語や話し手が極端に少ない消滅寸前の言語などについても研究が行われている。 |
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日本語日本文学(国語学)専修 | 文法論、意味論、語彙論、文字論など幅広い観点から日本語について学ぶ。日本語情報処理のための理論的研究や外国人への日本語教育などについての研究も行われている。多数の古写本や古刊本などを所蔵し、全国の国語学研究者の情報収集の場ともなっている。 |
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日本語日本文学(国文学)専修 | 『万葉集』や『源氏物語』などの古典や近現代の日本文学に加え、歌謡や能、歌舞伎、近現代の演劇なども対象とする。文化財クラスの貴重な写本、版本、和本を多数所蔵している。卒業論文が必修となっているが、テーマ設定は学生の自由な選択に委ねられている。 |
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中国語中国文学専修 | 研究分野は中国語を軸に古典、現代文学、言語の3つに大きく分かれるが、どの分野でもテクストの背景にある中国語圏文化の特徴を丁寧に調べることを原則とする。中国語に触れ、中国語圏や中国語を母語とする人々の情念に迫ることを大きなテーマとしている。 |
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インド語インド文学専修 | 中世から現代に至るドイツ語とドイツ語による文学作品を対象とする。ドイツ語を緻密に読み解き、その構造や特性、そこに表出されている文化的、思想的な意味を考察する。自由な言語的感性を重んじ、教員や学生それぞれが自由かつ個性的であることを重視する。 |
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英語英米文学専修 | 一時期の言語構造を研究する共時的研究と、言語変化の様相を研究する通時的研究の2つの側面から英語学を研究する。テクストの精読を中心としつつ、社会的、文化的なアプローチも可能である。卒業生は出版・ジャーナリズムなどの多様な分野で活躍している。 |
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ドイツ語ドイツ文学専修 | 中世から現代に至るドイツ語及びドイツ語による文学作品を対象に言語としてのドイツ語の構造や特性を研究すると共に、そこに表出されている文化的、思想的な意味を考察する。専修の雰囲気としては繊細で自由な言語的感性を重んじ、教員や学生それぞれが自由かつ個性的であることを重視する。 |
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フランス語フランス文学専修 | フランスの文学や思想にもとづく自由と批判精神を重視する。学生どうしの議論のもとでそれぞれの研究テーマを鍛え、卒業研究につなげる。授業は厳密なテクスト講読の形式をとり、自己の解釈を参考文献と照らし合わせて批判的に検討する読解態度を習得する。 |
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スラヴ語スラヴ文学専修 | 中世から近現代に至るロシア及びスラヴ各地の語学や文学、文化を幅広く視野に入れる。言語研究と文化研究を関連させ、テクストを正確に解読し、テクストの背後にある文化的文脈を理解する。スラヴ地域の文学と言語の双方に関する科目を数多く開講している。 |
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南欧語南欧文学専修 | 文学部の中でも比較的新しい研究室の1つ。イタリア語イタリア文学を中心に、ロマンス諸語全体に関する講義や中世オック語文学、スペイン語スペイン文学などの授業を随時開講。イタリア語に関しては文献を正確に読解し、イタリア語の運用能力を磨く。 |
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現代文芸論専修 | 伝統的な語学文学研究の堅固な土台を前提としつつ、文学研究の新しい形を開拓するために開設された専修である。国や言語の枠を越えて、世界の文学を現代的な観点から研究する。世界の作家や研究者を招いての講演会やシンポジウムなどを積極的に開催している。 |
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西洋古典学専修 | 古代ギリシア語やラテン語で書かれた文献資料に関する研究を行う。この2つの言語による韻文、散文作品のそれぞれを網羅する工夫の施されたカリキュラムを設定し、多彩な講義、演習科目を開講。講義や演習の中で膨大な古典作品の全容を概観していく。 |
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心理学専修 | 人間の心的、知的な機能を探究することを目的とする。心理学概論や心理学特殊講義により心理学の最新の成果を学習する。心理学演習では心理学の論文に対する読解力を身につける。心理学実験演習では実験に必要な技術を学び成果を論文にまとめる訓練を行う。 |
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社会心理学専修 | 人間の行動と、その背景にある心的過程や社会文化的な基盤との間のダイナミックな関係を研究する。社会心理学調査実習、社会心理学実験実習、社会心理学統計といった実践的な科目が必修である。社会現象や行動を観察し、体系づけや統計的な分析などを行う。 |
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社会学専修 | ゼミを中心とした少人数教育のもと、社会調査実習やゼミ合宿、大学院生の指導による自主的な研究会などが活発に行われ、実践的な学びが提供されている。専任教員の研究テーマは福祉、社会政策、ジェンダー、家族、都市、住宅、ケア労働、人口など多彩である。 |
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教育学部
教育を通じて、人々の幸福と、より良い社会の実現を模索する
【特色】3つの専修と5つのコースで構成され、最先端の研究にもとづく学部教育を提供。
【進路】2割弱が大学院に進学する。サービス業や情報・通信業、公務への就職も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-社・保体、高-地歴・公・保体)、司書教諭、学芸員、司書、社会調査士、社会教育主事 |
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主な出身者 | 福田誠治(都留文科大学理事長)、八田秀雄(東京大学大学院教授)、根本彰(東京大学名誉教授)、広田照幸(日本大学教授)、上西充子(法政大学教授)、中原淳(立教大学教授)、髙橋亜希子(南山大学教授)、田畑泉(立命館大学教授)、すぎやまこういち(作曲家)、佐藤雅彦(メディアクリエイター、東京藝術大学大学院教授)、平秀明(麻布中学校・高等学校長)、伊藤悟(作家、評論家)、樋浦直樹(READYFOR代表取締役COO)、春野恵子(浪曲師)、井出庸生(衆議院議員)、宮本徹(衆議院議員)、打越さく良(参議院議員)、喜入友浩(TBSアナウンサー)、澤田有也佳(朝日放送アナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
総合教育科学科 | 定員 | 学べる学問 | 教員養成 教育 心理 健康科学 |
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100人 |
基礎教育学専修 | 基礎教育学コースを設置している。「教育とは何か」という根源的な問いに対して哲学、歴史、人間、臨床の4つの方向から考察を重ねる。歴史資料や古典的テクストの読解、最先端の思想及び理論の講義や教育問題に関する議論などの実践的な教育が行われる。 |
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教育社会科学専修 | 2つのコースを設置。比較教育社会学コースでは教育を「社会現象」「文化現象」ととらえ、様々な社会科学の観点から考察する。教育実践・政策学コースでは教育を「現場」からとらえ、具体的な教育施設から文部科学省までを対象に、その現実について研究する。 |
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心身発達科学専修 | 2つのコースを設置。教育心理学コースでは学習行動や発達を主題とする教育心理学と、心理療法やカウンセリングを主題とする臨床心理学の2つの領域を扱う。身体教育学コースでは身体の構造と機能に加え、脳との関連や健康維持と社会基盤との関係を考察する。 |
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教養学部(前期課程)
入学後の約2年間を通じた「リベラル・アーツ」で、幅広く豊かな見識をはぐくむ
教養学部(前期課程) | 定員 | 学べる学問 | 文学 哲学・宗教 地理歴史 文化 言語・語学 社会 国際 経済 法 政治 教育 心理 生物 地球環境 数学 物理 化学 情報科学 健康科学 |
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2960人 |
【特色】前期課程で教養教育を受けたのち、進学選択制度によって10の学部から進学先を選択。
【進路】各類の進路先学部は別表のとおりである(なお、各科類の定員は前期試験のもの)。
■学科・コース・専修一覧
文科一類(401) | 法学や政治学など社会科学全般の基礎的な領域を中心に学ぶ。その他にも哲学、倫理、歴史、心理などの人文科学系科目や、物質・生命、数理・情報などの自然科学を含む科目を数多く履修し、人間と社会について幅広い見識を養う。おもな進学先は法学部である。 |
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文科二類(353) | 経済などの社会科学を中心に、文科一類と同様に哲学、倫理、歴史、心理など幅広く人文科学を学び、人間や組織について理解する。さらに、理系科目を含む総合科目を自ら選択することで多彩な学習領域を形成していく。おもな進学先は経済学部である。 |
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文科三類(469) | 言語、思想、歴史などの人文科学や社会科学を学び、人間の文化的、社会的側面についての知識や見識を深めていく。さらに、理系科目を含む多くの総合科目を自主的に選択することで以後の進路を確立していく。おもな進学先は文、教育、教養の3つの学部である。 |
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理科一類(1108) | 数学、物理学、化学を中心に数理科学、物質科学、生命科学を学習する。文系科目を含む総合科目を履修し、科学や技術と社会の結びつきを理解する。科学論文における英語ライティングを学び、志望学部へ進学する。おもな進学先は工、理の2つの学部である。 |
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理科二類(532) | 生物学、化学、物理学を中心に生命科学、物質科学、数理科学を学習する。文系科目も履修し現代社会における科学技術の役割について学び、志望学部へ進学する。科学論文における英語ライティング能力も養う。おもな進学先は農、工、理、薬の4つの学部である。 |
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理科三類(97) | 生物学、化学、物理学を中心に生命科学、物質科学、数理科学を学習する。人間への探究心を養い、生命と社会の関わり合いを学ぶ。科学分野での国際的発信力を強化するため、科学論文における英語ライティングも履修する。おもな進学先は医学部医学科である。 |
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教養学部(後期課程)
文理のジャンルを横断した 「越境する知性」を育成し、新たな分野を開拓する
教養学部(後期課程) | 定員 | 学べる学問 | 文学 哲学・宗教 地理歴史 文化 言語・語学 社会 国際 経済 政治 心理 生物 数学 物理 化学 エネルギー 情報科学 健康科学 芸術理論 |
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187人 |
【特色】学際、国際、先進をテーマに複数の分野を扱う。授業の多くは少人数制である。
【進路】3割超が大学院に進学する。サービス業、情報・通信業、公務などへの就職者も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-国・数・理・社・英、高-国・数・理・地歴・公・情・英) |
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主な出身者 | 大隅良典(ノーベル生理学・医学賞受賞者、東京工業大学栄誉教授)、川井伸一(愛知大学理事長兼学長)、白石隆(熊本県立大学理事長)、泉澤清次(三菱重工業社長)、村上陽一郎(東京大学名誉教授)、野矢茂樹(東京大学大学院教授)、北森武彦(東京大学大学院教授)、貴堂嘉之(一橋大学大学院教授)、明石康(神戸大学特別教授)、塩出浩之(京都大学大学院准教授)、大黒岳彦(明治大学教授)、千葉雅也(哲学者、立命館大学大学院教授)、神津里季生(連合会長)、東浩紀(作家)、與那覇潤(歴史学者)、松浦寿輝(小説家)、小野正嗣(小説家)、岸本葉子(エッセイスト)、豊島圭介(映画監督)、雁屋哲(漫画家)、小池龍之介(僧侶、文筆家)、大石蘭(イラストレーター、文筆家)、上川陽子(衆議院議員)、小西洋之(参議院議員)、岡村仁美(TBSアナウンサー)、佐々木恭子(フジテレビアナウンサー)※前身の学部学科出身者含む |
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■学科・コース・専修一覧
教養学科 | 対象とアプローチが異なる超域文化科学、地域文化研究、総合社会科学の3つの分科を設置。各分科には合計18のコースが展開し、複数のコースを履修できる制度もある。すべてのコースで2つの外国語を必修とする他、英語のみで学位が取得できるコースもある。 |
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学際科学科 | 科学技術論、地理・空間、総合情報学、広域システム、国際環境学の5つのコースで構成され、文理融合分野を幅広くカバーする。国際環境学以外の4つのコースと進化学を副専攻として組み合わせて学ぶこともできる。国際環境学コースでは授業は英語で行われる。 |
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統合自然科学科 | 数理自然科学、物質基礎科学、統合生命科学、認知行動科学の4つのコースとスポーツ科学サブコースで構成。多様な選択を可能にする教育プログラムが展開されている。教養学部他学科の講義とも連携し、専門分野を深く学びつつ様々な学問領域を横断できる。 |
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理学部
原理や法則から自然の本質を探究し、 人類の未来を切り開く人材を育成する
理学部 | 定員 | 学べる学問 | 生物 地球環境 生物資源 数学 物理 化学 航空宇宙 情報科学 |
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308人 |
【特色】10学科で構成。フィールドワークや実験など学科によって授業形態が異なる。
【進路】約8割が大学院に進学しさらに専門知識を習得。一般企業などに就職する者もいる。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-数・理、高-数・理・情) |
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主な出身者 | 五神真(東京大学総長)、江崎玲於奈(ノーベル物理学賞受賞者)、小柴昌俊(ノーベル物理学賞受賞者)、松井孝典(千葉工業大学長)、有馬朗人(武蔵野学園学園長)、福山秀敏(東京大学名誉教授)、米田穣(東京大学教授)、加藤泰浩(東京大学大学院教授)、塚谷裕一(東京大学大学院教授)、加藤英明(東京大学大学院准教授)、金森博雄(カリフォルニア工科大学名誉教授)、林悠(筑波大学准教授)、池森俊文(一橋大学大学院特任教授)、唯美津木(名古屋大学大学院教授)、柏原正樹(京都大学名誉教授、京都大学数理解析研究所特任教授)、鎌田浩毅(京都大学大学院教授)、藤田一郎(大阪大学大学院教授)、橋本和仁(物質・材料研究機構理事長)、山田武士(NTTコミュニケーション科学基礎研究所所長)、渡部潤一(国立天文台副台長)、山田邦雄(ロート製薬会長)、鈴木純(帝人社長)、水留浩一(スシローグローバルホールディングス社長兼CEO)、畑正憲(作家)、郷原信郎(弁護士)、中島さち子(ジャズピアニスト) |
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■学科・コース・専修一覧
数学科(45) | 現代数学の基礎だけでなく、暗号理論やアルゴリズムに関わるコンピュータ関連の数理など現代社会で脚光を浴びている高度な数学理論も学ぶ。数学を通じて養われた正確な論理性や物事を追究する姿勢を、実生活の様々な分野で活かすことのできる人材を育成する。 |
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情報科学科(30) | 計算機科学の基礎科目を主としたカリキュラムで、最先端の情報科学研究に必要な知識を習得する。数学、論理学、アルゴリズムの基礎、計算システムの構成、人工知能などに関連する講義に加え、ソフトウェア開発やプロセッサ作成などの実験や演習も実施する。 |
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物理学科(70) | 卓越した物理学者として活躍する教授陣のもと、物理学の幅広い分野をカバーした教育が行われている。量子力学、統計力学、電磁気学、相対論など物理学の基礎となる講義に加え充実した実験カリキュラムのもとで、理論、演習、実験をバランス良く学んでいく。 |
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天文学科(10) | 天文学の第一線で活躍し、国際的プロジェクトや学際的プロジェクトの中核となる研究者や教育者を育成する。3年次には学科内だけでなく、天文学教育研究センター、木曽観測所、国立天文台、宇宙科学研究所などの研究設備を活用し、実験や実習に取り組む。 |
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地球惑星物理学科(32) | 地球、惑星、太陽系の過去、現在、未来を解き明かすことを目的に、数学や物理学を中心とした広範な科学的知識を身につける。4年次には卒業研究の代わりとなる地球惑星物理学特別演習や地球惑星物理学特別研究が開講し、論文の講読法や論理的思考などを学ぶ。 |
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地球惑星環境学科(20) | 物理学、化学、生物学の法則を理解し、地球や惑星の環境の変動や生命の進化を実証的に解明する。世界各地でフィールドワークを行い、その中で採取した試料を化学、生物学の両面から分析することで、自然現象の理解に必要な基礎学力と論理的思考力をはぐくむ。 |
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化学科(45) | 複雑な物質の示す性質や現象を理解する力を養うために、実験を特に重視している。3年次には無機及び分析化学、有機化学、物理化学などの実験を行う。実験と4年次の卒業研究を除き、多くの科目は自由に選択することができ、他学科の講義も聴講が可能である。 |
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生物化学科(20) | 多彩な生命現象の根底に存在する普遍原理を分子や遺伝子のレベルで研究する。総合的な科学知識のうえに立った研究を目指し、生物学だけでなく物理学や化学の知識の習得も重視する。ゲノム科学の急速な発展に伴い、医学や生物情報科学との連携を深めている。 |
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生物学科(24) | 地球上の生物の生命活動や進化の法則の理解を目的に、附属植物園や西表島、附属臨海実験所などでの野外実習をカリキュラムに導入。3年次には人類学を中心に学ぶA系と基礎生物学を中心に学ぶB系の2つのコースにゆるやかに分かれ、4年次から研究室に入る。 |
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生物情報科学科(12) | 生命システムを生命科学と情報科学の両面から解き明かすことを目指す。実験や実習では分子生物学実験とコンピュータプログラミングの両方をカリキュラムに組み込んでいる。多様な専攻の教員からなる教育組織により、既存の学問分野をまたぐ実践力を養成する。 |
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法学部
司法、行政、立法を多角的に学び、法的思考と政治学的識見の基礎を身につける
【特色】3つのコースを設置。授業はコースにしばられず、幅広い履修が可能である。
【進路】2割超が法科大学院(ロースクール)などに進学する。公務や金融・保険業に就く者もいる。
取得できる免許・資格 | 教員免許(高-公) |
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主な出身者 | 中曽根康弘(第72代内閣総理大臣)、宮澤喜一(第78代内閣総理大臣)、黒田東彦(日本銀行総裁)、西村泰彦(宮内庁長官)、髙木賢(高崎経済大学理事長)、中込秀樹(大東文化大学理事長)、福川伸次(東洋大総長)、藤原帰一(東京大学大学院教授)、久保文明(東京大学大学院教授)、鈴木寛(東京大学大学院教授、慶應義塾大学大学院教授)、髙山佳奈子(京都大学大学院教授)、木村草太(東京都立大学教授)、齋藤孝(明治大学教授)、長谷部恭男(早稲田大学大学院教授)、北村滋(国家安全保障局長)、豊永厚志(中小企業基盤整備機構理事長)、増田寛也(日本郵政社長)、冨田哲郎(JR東日本会長)、深澤祐二(JR東日本社長)、葛西敬之(JR東海名誉会長、宇宙政策委員会委員長)、金子慎(JR東海社長)、長谷川一明(JR西日本社長)、小畠徹(東日本高速道路社長)、丹呉泰健(JT会長)、宮永俊一(三菱重工業会長)、吉田淳一(三菱地所社長)、小林健(三菱商事会長)、池田潤一郎(商船三井社長)、菰田正信(三井不動産社長)、柿木真澄(丸紅社長)、大久保哲夫(三井住友トラスト・ホールディングス社長)、片野坂真哉(ANAホールディングス社長)、岡田直敏(日本経済新聞社社長)、住田裕子(弁護士)、本村健太郎(弁護士)山田洋次(映画監督)、辻堂ゆめ(ミステリー作家)、片上大輔(将棋棋士)、篠原梨菜(TBSアナウンサー)※前身の大学出身者含む |
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■学科・コース・専修一覧
第1類 法学総合コース | 民法、刑法などの法律を中心に、法・政治・経済を総合的に学ぶ。国際ビジネスを目指す学生向けの「国際取引法務プログラム」と公務員志望者向けの「公共法務プログラム」を設置。ビジネス法務、公務、マネジメント、研究職など多様な進路が想定されている。 |
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第2類 法律プロフェッション・ コース | 高度な法律専門職や法曹の育成を視野に、法を専門的に学ぶ。法的思考の基礎を固め、法科大学院(ロースクール)への進学を見すえたカリキュラムを構成している。他の類の科目も自由に履修できるなど自由度が高く、密度の濃い学習環境が提供されている。 |
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第3類 政治コース | 行政学、国際政治、政治学史などの政治に関する授業を数多く履修することが求められ、法よりも政治に重点をおいたカリキュラムである。必修科目は少なく履修の自由度が高い。自ら調査し考えをまとめる能力を培うためにリサーチペイパーの執筆が必須となる。 |
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経済学部
すぐれた研究教育スタッフと設備を持つ、 質と量の両面における経済学教育の殿堂
経済学部 | 定員 | 学べる学問 | 経済 商・経営 経営情報 |
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357人 |
【特色】他大学とのゼミがあり、学部プラス1年で修士号を取得できるプログラムも設置。
【進路】約1割が大学院へ進学。就職先は金融・保険業、サービス業、情報・通信業など。
取得できる免許・資格 | 教員免許(高-公) |
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主な出身者 | 伊藤正直(大妻女子大学理事長兼学長)、氏家純一(東京女子大学理事長)、吉川洋(立正大学長)、三村明夫(日本商工会議所会頭)、吉田憲一郎(ソニー社長兼会長兼CEO)、古森重隆(富士フイルム会長兼CEO)、柘植康英(JR東海会長)、岡藤正広(伊藤忠商事会長兼CEO)、平子裕志(全日本空輸社長)、内田高史(東京ガス社長)、後藤高志(西武ホールディングス社長)、柿木厚司(JFEホールディングス社長兼CEO)、十倉雅和(住友化学会長)、瀬戸欣哉(LIXILグループ社長兼CEO)、川野澄人(ヤオコー社長)、浅川雅嗣(アジア開発銀行総裁)、森永卓郎(経済評論家)、柄谷行人(思想家)、柳田邦男(ノンフィクション作家)、加藤秀行(小説家)、大島てる(ウェブサイト運営者)、内堀雅雄(福島県知事)、鈴木英敬(三重県知事)、仁坂吉伸(和歌山県知事)、村岡嗣政(山口県知事)、根本匠(衆議院議員)、茂木敏充(衆議院議員)、齋藤健(衆議院議員)、加藤勝信(衆議院議員)、丸川珠代(参議院議員)、太田房江(参議院議員)、和久田麻由子(NHKアナウンサー)、野村明大(読売テレビアナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
経済学科 | 経済全体の水準や失業、物価上昇率、経済成長の決定要因に加え、経済状態をコントロールする政策について分析する。様々な資源の配分パターンがどのように決定されるか、また社会にとって望ましい所得分配を実現するための方法などについて具体的に考察する。 |
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経営学科 | 企業や組織における経営活動に主眼をおく。企業経営に関わる様々な科目を軸に、経営管理や人事、商品開発などの実務、財務や資産の運用、調達に関する理論的方法とその実践について学ぶ。会計制度や企業経営の歴史に至るまで幅広く学ぶことができる。 |
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金融学科 | 経済学や会計学の専門知識にもとづく金融分野の理論を学ぶと共に、金融界の協力を得た実務教育も行われている。金融や経済、社会の仕組みについての深い理解を身につける。経済理論の知識に偏ることなく、戦略的構想力や思考能力を兼ね備えた人材を育成する。 |
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工学部
日本のみならず世界をリードすべく、工学分野の最先端研究を推し進める
工学部 | 定員 | 学べる学問 | 社会 国際 生物 地球環境 数学 物理 化学 機械 土木・建築 環境工 電気電子 航空宇宙 エネルギー 情報科学 |
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984人 |
【特色】16学科で構成。専門性を深める講義に加え、創造性をはぐくむ演習などがある。
【進路】7割超が大学院に進学する。就職先は情報・通信業、サービス業、製造業などが多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-数、高-数・情・工業)、測量士(補)、電気通信主任技術者、電気主任技術者、建築士(一・二級、木造) |
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主な出身者 | 鳩山由紀夫(第93代内閣総理大臣)、根岸英一(ノーベル化学賞受賞者)、大野英男(東北大学総長)、村上雅人(芝浦工業大学長)、荒川一郎(学習院大学長)、佃和夫(成蹊学園理事長)、茂里一紘(東京女子大学長)、松本洋一郎(東京理科大学長)、隈研吾(建築家、東京大学教授)、大西卓哉(宇宙飛行士)、槇文彦(建築家)、西村浩(建築家)、新見徳英(作曲家)、かこさとし(絵本作家、児童問題研究家)、猪子寿之(チームラボ代表取締役)、伊原木隆太(岡山県知事)、志位和夫(衆議院議員)、石井啓一(衆議院議員)、澤田彩香(NHKアナウンサー)、磯貝初奈(中京放送アナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
社会基盤学科(51) | 人間の文化的な生活を支える社会基盤学を学ぶ。都市や災害、自然環境について学ぶ設計・技術戦略、国土や都市のビジョンを描く力をはぐくむ政策・計画、開発経済学や国際交渉などの国際プロジェクトについて研究を行う国際プロジェクトの3つのコースで構成。 |
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建築学科(57) | 耐震、快適な住環境、修復・保全工学などの技術分野に加え、社会学や経済学、心理学などの
分野も学び、建築と設計に携わる人材を育成する。建築設計製図では1・2カ月ごとに図面や模
型を製作し建築の基礎を演習で身につける。4年次には卒業設計に取り組む。 |
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都市工学科(53) | 2つのコースで構成。都市計画コースでは時代と共に変化する都市の状況と課題を把握し、適切な都市施策を打ち出せる人材を育成する。都市環境工学コースでは安全で快適な生活環境を創造するために、現状の問題を把握し解決策を提示できる人材を育成する。 |
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機械工学科(92) | 設計や生産技術全般を対象に機械工学の研究と教育を行う。基礎工学からナノテクノロジー、医療工学までを融合して産業システム全体に貢献するものづくりに取り組む。2・3年次にはスターリングエンジンの設計演習をはじめ実践的な授業や実習が行われる。 |
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機械情報工学科(41) | 人間、機械、情報を結ぶ理論とシステムを創造できる視点を持ち、綿密な思考のできる人材を育成する。実際の設計や製作に必要な知識や経験を習得するため演習も充実している。3年次の自主プロジェクトでは企画から設計、制作、発表までを学生自身が取り組む。 |
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航空宇宙工学科(55) | 技術集約性の高い航空宇宙技術について、多くの知識を活かしその発展をリードできる人材を育成する。3年次冬学期から航空宇宙システム、航空宇宙推進の2つのコースに分かれる。どちらの分野も技術体系の全容を把握できるカリキュラム構成となっている。 |
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精密工学科(45) | ロボテクとプロテクの2つの技術領域の基礎から応用までを幅広く扱う。機械物理、情報数理、計測制御の基礎工学を土台に、メカトロニクス、設計情報、生産の3つの分野を中心としたカリキュラムを展開。英語での研究・技術発表をトレーニングする授業もある。 |
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電子情報工学科(123) | 情報系の科学と技術を中心に学ぶ。電気電子工学科の必修科目も履修可能である。3年次の冬学期から情報的領域、横断的領域、物理的領域の下に設置された5つの履修コースから希望するコースを選択する。定員は電気電子工学科と合わせて123名である。 |
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電気電子工学科(123) | 物理系の科学と技術を中心に学ぶ。電子情報工学科の必修科目も履修可能である。3年次の冬学期から情報的領域、横断的領域、物理的領域の下に設置された5つの履修コースから希望するコースを選択する。定員は電子情報工学科と合わせて123名である。 |
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物理工学科(52) | 物理を基盤に新しい学問を開拓できる人材を育成する。2・3年次にかけて数学と物理の基礎を徹底して学び、固体物理、量子情報、ソフトマター物理など物性物理の基礎と応用も学習する。実習や実験なども重点的に行われている。大半の学生が大学院に進学する。 |
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計数工学科(60) | 2つのコースを設置。数理情報工学コースでは物理現象や社会システムを対象に問題を解決できる数理的方法論の構築を目指す。システム情報工学コースではロボットなどを対象に物理世界と情報世界とをつなぐ認識(計測)と行動 (制御)に関する研究を行う。 |
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マテリアル工学科(78) | バイオマテリアル、環境・基盤マテリアル、ナノ・機能マテリアルの3つのコースを設置。各種マテリアルの合成や構造と機能についての基礎知識、マテリアル設計の基礎を身につける。導入、基礎、応用の3つの段階を順に習得するカリキュラムが組まれている。 |
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応用化学科(53) | 物質を様々にデザインし新機能を生み出すことを目標に、独創性のある研究を展開。化学や物理学、数学など基礎学問の習得に力を入れたカリキュラムを設定。エネルギー変換や貯蔵、環境浄化、医療、情報処理などを研究し、応用化学を通じた社会貢献を目指す。 |
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化学システム工学科(46) | 化学を基盤に、複雑な事象を目的に応じて階層化・単純化して考えるシステム的思考で社会の諸課題に取り組む「スペシャリストにしてジェネラリスト」を育成する。特に環境、エネルギー、医療などの諸問題に対し具体的かつ永続的な解決ビジョンの提示を目指す。 |
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化学生命工学科(49) | 別々に発展してきた「化学」と「生命」の研究領域を工学的に融合させ、「分子」を共通のキーワードとして次世代の科学技術を構築する。化学と生命工学の基礎を徹底して学び、両分野に長けた人材を育成する。4年次から研究室に所属し、卒業研究に取り組む。 |
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システム創成学科(129) | 環境・エネルギーシステム、システムデザイン&マネジメント、知能社会システムの3つのコースを設置。環境、エネルギー、食料、人口など現代社会が抱える課題について、理学や工学に加え社会科学などの知識を構成的に集約し、最適解を見つけ出すことを目指す。 |
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医学部
人間の生命システムを解明し、新たな医学と医療の開拓にチャレンジする
■学科・コース・専修一覧
【特色】在学中に博士課程に進学できるPh.D.-M.D.コースを設置。
【進路】卒業後は、臨床研修医となる者が多い。研究者の道に進む者もいる。
取得できる免許・資格 | 医師 |
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主な出身者 | 島田眞路(山梨大学長)、大友邦(国際医療福祉大学長)、永井良三(自治医科大学長)、跡見裕(杏林大学長)、冲永寛子(帝京平成大学長)、上田泰己(東京大学大学院教授)、養老孟司(解剖学者、東京大学名誉教授)、児玉龍彦(東京大学先端科学技術研究センター名誉教授)、清水達也(東京女子医科大学先端生命医科学研究所所長)、福島孝徳(脳神経外科医、デューク大学教授)、古川聡(宇宙飛行士)、加賀乙彦(小説家、日本藝術院会員)、亀井眞樹(医師、臨床思想家)、阿部知子(衆議院議員) |
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医学科(110) | 6年制。形態学、分子生物学、遺伝学、生理学、薬理学などを幅広く勉強し、医療に対し多角的なアプローチを行う。MD研究者育成プログラムでは少人数ゼミナールや海外実習、研究室での実験を行う。基礎医学研究においても世界的に高い評価を受けている。 |
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健康総合科学科 | 定員 | 学べる学問 | 看護 保健・介護 健康科学 |
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44人 |
【特色】人類の健康で幸福な生活の実現に寄与する人材を育成する。3つの専修に分かれる。
【進路】約6割が大学院に進学する。医療・福祉業などの一般企業に就職する者もいる。
取得できる免許・資格 | 看護師 |
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主な出身者 | 田栗正隆(横浜市立大学准教授)、石川善樹(予防医学研究者)、膳場貴子(ニュースキャスター)、藤本万梨乃(フジテレビアナウンサー)、山本舞衣子(フリーアナウンサー)、八田亜矢子(タレント)※前身の学科出身者含む |
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健康総合科学科(44) | 4年制。現代の健康問題に向き合う専門家を育成する。3つの専修を設置。環境生命科学専修では人間を生物学的に研究する。公共健康科学専修では医療の課題や社会への影響を分析する。看護科学専修では健康を生命科学的観点や社会環境との関わりの中で理解する。 |
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薬学部
物質、生命、医療の側面から「薬」を研究し、社会に貢献する人材を育成する
【特色】学部進学時は共通授業を行い、4年次に薬科学科と薬学科に分かれる。
【進路】薬科学科:9割以上が大学院へ進学。薬学科:一般企業などに就職する者が多い。
取得できる免許・資格 | 薬剤師 |
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主な出身者 | 永田恭介(筑波大学長)、手代木功(塩野義製薬社長)、池谷裕二(東京大学教授)、大谷壽一(慶應義塾大学教授)、加藤友朗(医師、コロンビア大学教授)、喜多喜久(小説家)、藤井基之(参議院議員)、大宮エリー(脚本家)、杉山奈津子(作家)、木村美紀(タレント) |
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■学科・コース・専修一覧
薬科学科 | 4年制。創薬科学や基礎生命科学分野で活躍する研究者を育成する。成績や志望動機などにもとづき、4年次に学科別の研究室に分かれる。医療現場を直接体験する機会や、所定の科目や実習を履修し薬剤師国家試験の受験資格を得る制度も設けられている。 |
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薬学科 | 6年制。成績や志望動機などにより、4年次に学科別の研究室に分かれる。高度な薬剤師教育を行い、国民医療の担い手として医療薬学の分野を先導する人材を育成する。病院と薬局での約半年間の実務実習を通して、卓越した医療薬学の知識や技術を身につける。 |
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農学部
日本各地に農場や演習林など多彩な施設を展開し、食料、生命、環境の諸科学を探究する
農学部 | 定員 | 学べる学問 | 生物 地球環境 生物資源 農・林業 獣医 化学 土木・建築 |
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304人 |
【特色】フィールドワークやリベラルアーツ教育を通じて農学の素養を身につける。
【進路】獣医学課程:約1割が大学院へ進学。その他の課程:約6割が大学院へ進学。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-理・社、高-理・地歴・公・農)、建築士(一・二級、木造)、獣医師 |
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主な出身者 | 石田朋靖(宇都宮大学長)、千葉尚登(プリマハム社長)、眞鍋淳(第一三共社長兼CEO)、重里政彦(SRSホールディングス社長)、出雲充(ユーグレナ社長)、鈴木宣弘(東京大学大学院教授)、難波成任(東京大学大学院特任教授)、齋藤継之(東京大学大学院准教授)、荒田明香(東京大学大学院特任助教)、後藤英司(千葉大学大学院教授)、土屋俊幸(東京農工大学大学院教授)、西村和雄(京都大学名誉教授)、針谷敏夫(明治大学教授)、菊水健史(麻布大学教授)、太田朋子(国立遺伝学研究所名誉教授)、柴田明夫(資源・食糧問題研究所代表取締役)、本澤実(KEIRETSU JAPAN最高顧問)、諸國沙代子(読売テレビアナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
応用生命科学課程(157) | 4年制。生命化学・工学、応用生物学、森林生物科学、水圏生物科学、動物生命システム科学、生物素材化学の6つの専修からなる。人間との関わりが深い植物、動物、微生物について分子・細胞レベルから個体・群集レベルまで理解し、人類の生活向上に貢献する。 |
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環境資源科学課程(117) | 4年制。緑地環境学、森林環境資源科学、木質構造科学、生物・環境工学、農業・資源経済学、フィールド科学、国際開発農学の7つの専修からなる。環境の保全と創造について研究し、食料・資源・地域開発のグローバルデザインを構築できる人材を育成する。 |
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獣医学課程(30) | 6年制。動物と人類のより良い関係を構築し、両者の健康と福祉の向上を目指す。獣医学の基礎科学と応用技術及び動物の生命現象と病態を理解し、動物医療と公衆衛生に貢献できる人材を育成する。附属の動物医療センターが実習の場として幅広く活用されている。 |
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文学部
哲学、歴史、言語など様々なジャンルから、「人間とは何か」を考える
【特色】専修課程それぞれが研究室を設置。他の専修課程の授業を受けることも可能。
【進路】約2割が大学院に進学する。情報・通信業やサービス業に就く者も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-国・社・英、高-国・地歴・公・英) |
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主な出身者 | 大江健三郎(小説家、ノーベル文学賞受賞者)、中西進(国文学者)、石井潔(静岡大学長)、岩切正一郎(国際基督教大学長)、坂東眞理子(昭和女子大学理事長兼総長)、戸部順一(成城大学長)、西本照真(武蔵野大学長)、佐藤健二(東京大学高大接続研究開発センター長)、日比野治雄(千葉大学大学院教授)、飯塚正人(東京外国語大学教授)、河添房江(東京学芸大学教授)、町田健(名古屋大学大学院教授)、戸田山和久(名古屋大学大学院教授)、金水敏(大阪大学大学院教授)、服部英雄(九州大学名誉教授、くまもと文学・歴史館館長)、宮台真司(社会学者、東京都立大学教授)、中野晃一(上智大学教授)、山田昌弘(中央大学教授)、千田有紀(武蔵大学教授)、倉本聰(脚本家)、三浦俊彦(小説家、東京大学大学院教授)、香川照之(俳優)、森下佳子(脚本家)、小野文惠(NHKアナウンサー)、草野仁(フリーアナウンサー)、天明麻衣子(フリーアナウンサー)、髙田万由子(タレント) |
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■学科・コース・専修一覧
人文学科 | 定員 | 学べる学問 | 文学 哲学・宗教 地理歴史 文化 言語・語学 社会 心理 芸術理論 |
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367人 |
【特色】専修課程それぞれが研究室を設置。他の専修課程の授業を受けることも可能。
【進路】約2割が大学院に進学する。情報・通信業やサービス業に就く者も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-国・社・英、高-国・地歴・公・英) |
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主な出身者 | 大江健三郎(小説家、ノーベル文学賞受賞者)、中西進(国文学者)、石井潔(静岡大学長)、岩切正一郎(国際基督教大学長)、坂東眞理子(昭和女子大学理事長兼総長)、戸部順一(成城大学長)、西本照真(武蔵野大学長)、佐藤健二(東京大学高大接続研究開発センター長)、日比野治雄(千葉大学大学院教授)、飯塚正人(東京外国語大学教授)、河添房江(東京学芸大学教授)、町田健(名古屋大学大学院教授)、戸田山和久(名古屋大学大学院教授)、金水敏(大阪大学大学院教授)、服部英雄(九州大学名誉教授、くまもと文学・歴史館館長)、宮台真司(社会学者、東京都立大学教授)、中野晃一(上智大学教授)、山田昌弘(中央大学教授)、千田有紀(武蔵大学教授)、倉本聰(脚本家)、三浦俊彦(小説家、東京大学大学院教授)、香川照之(俳優)、森下佳子(脚本家)、小野文惠(NHKアナウンサー)、草野仁(フリーアナウンサー)、天明麻衣子(フリーアナウンサー)、髙田万由子(タレント) |
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哲学専修 | 古くからの「智を愛する」営みである哲学を形而上学や認識論、行為論、刑罰論、宗教論など幅広く学ぶと共に、生命倫理、環境倫理、情報倫理などの現代的な問題にも取り組む。哲学研究室では大学院生を中心にした勉強会が数多く開催されている。 |
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中国思想文化学専修 | 中国の学術や思想を体系的かつ歴史的に整理し、諸子百家をはじめ幅広い時代に関する宗教、科学、政治思想、教育思想などを学ぶ。中国と関連する範囲について日本や韓国の思想も扱う。古典中国語で書かれた文献の読解のための技法も身につける。 |
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インド哲学仏教学専修 | インド哲学とインド、チベット、中国、日本などの仏教について学ぶ。学部と大学院との連続性を意識したカリキュラムを構成。古典文献の解読を重視し、サンスクリット語文法が必修である。卒業論文の代替として古典を原書で講読する特別演習を履修してもよい。 |
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倫理学専修 | 行為の善悪や人間関係の法則を探究し、現代社会における問題の原理を考察する。西洋と日本の倫理思想について学び、幅広い視野を身につける。倫理学に関する古典的学問研究に加え、西洋哲学、日本思想、社会科学、宗教学など様々な学問に関連する内容も学ぶ。 |
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宗教学宗教史学専修 | 哲学、思想史、社会学、心理学、人類学、民俗学、文献学、図像学などの幅広い視点から様々な宗教現象について学ぶ。宗教について学ぶことを通じ、広く深く「人間」を見る力を養う。特定の専門領域に固執せず、柔軟で幅広い視野を持つことが求められている。 |
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美学芸術学専修 | 美や芸術に関わる探究のみならず、美や芸術の概念そのものの形成をめぐる政治的、社会的状況や芸術の機能の仕方など具体的な問題に取り組む。音楽や文芸、漫画や自然美など専門の異なる学生間のコミュニケーションを重視し、幅広い視野で物事を見る力を養う。 |
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イスラム学専修 | イスラム教の文化、思想、宗教、文学について、おもに文献から実証的に学ぶ。イスラム教成立以前の文化や現代のイスラム原理主義なども対象とする。アラビア語などの現地語の習得が推奨されていることから、欧米だけでなくイスラム圏に留学する者も多い。 |
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日本史学専修 | 日本列島の歴史を様々な観点から総合的に学ぶ。東京大学史料編纂所の所蔵する原本や影写本、写真版などの膨大な史料を利用できる。古代、中世、近世、近現代それぞれの時代を担当する専任の教員のもと、史料を正確に読み、歴史像を構成できる人材を育成する。 |
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東洋史学専修 | 古代から現在の東アジアから北アフリカまで、幅広い時代、地域の歴史を学問の対象としている。史料を正確かつ厳密に読むことを重視し、中国語、朝鮮語、ベトナム語、ヒンディー語、アラビア語、ロシア語など、様々な言語を習得することが推奨されている。 |
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西洋史学専修 | 古代から現代まで、ヨーロッパを中心に南北アメリカやアジア、アフリカとの関係を幅広く学ぶ。歴史を複眼的に見通し、長期的な展望にもとづいた思考や判断のできる人材を育成する。研究室には大学院生も多く、学部生の間の交流も盛んに行われている。 |
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考古学専修 | 環境考古学、動物考古学、祭祀考古学、民族考古学など裾野の広い考古学を、座学とフィールドワークから学ぶ。基本的な分析方法と発掘技術を習得し、3年次には北海道常呂町の実習施設で発掘調査の実習を行う。海外を含む学外の発掘調査に参加する学生もいる。 |
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美術史学専修 | 現存する美術作品を調査、分析し、美術の歴史的展開を具体的に明らかにする。3年次に行われる関西見学旅行の演習により、実物を楽しみ、観察し、調査、考察をするという美術史学の基本的な態度に触れる。美術館や美術商などを見学する機会も設けられている。 |
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言語学専修 | 音韻、音声、統語法、形態論、意味論など言語学に関する様々な分野を扱う。日本語、英語などの身近な言語から、方言や古代の言語まで対象は幅広い。今まで研究がされてこなかった言語や話し手が極端に少ない消滅寸前の言語などについても研究が行われている。 |
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日本語日本文学(国語学)専修 | 文法論、意味論、語彙論、文字論など幅広い観点から日本語について学ぶ。日本語情報処理のための理論的研究や外国人への日本語教育などについての研究も行われている。多数の古写本や古刊本などを所蔵し、全国の国語学研究者の情報収集の場ともなっている。 |
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日本語日本文学(国文学)専修 | 『万葉集』や『源氏物語』などの古典や近現代の日本文学に加え、歌謡や能、歌舞伎、近現代の演劇なども対象とする。文化財クラスの貴重な写本、版本、和本を多数所蔵している。卒業論文が必修となっているが、テーマ設定は学生の自由な選択に委ねられている。 |
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中国語中国文学専修 | 研究分野は中国語を軸に古典、現代文学、言語の3つに大きく分かれるが、どの分野でもテクストの背景にある中国語圏文化の特徴を丁寧に調べることを原則とする。中国語に触れ、中国語圏や中国語を母語とする人々の情念に迫ることを大きなテーマとしている。 |
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インド語インド文学専修 | 中世から現代に至るドイツ語とドイツ語による文学作品を対象とする。ドイツ語を緻密に読み解き、その構造や特性、そこに表出されている文化的、思想的な意味を考察する。自由な言語的感性を重んじ、教員や学生それぞれが自由かつ個性的であることを重視する。 |
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英語英米文学専修 | 一時期の言語構造を研究する共時的研究と、言語変化の様相を研究する通時的研究の2つの側面から英語学を研究する。テクストの精読を中心としつつ、社会的、文化的なアプローチも可能である。卒業生は出版・ジャーナリズムなどの多様な分野で活躍している。 |
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ドイツ語ドイツ文学専修 | 中世から現代に至るドイツ語及びドイツ語による文学作品を対象に言語としてのドイツ語の構造や特性を研究すると共に、そこに表出されている文化的、思想的な意味を考察する。専修の雰囲気としては繊細で自由な言語的感性を重んじ、教員や学生それぞれが自由かつ個性的であることを重視する。 |
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フランス語フランス文学専修 | フランスの文学や思想にもとづく自由と批判精神を重視する。学生どうしの議論のもとでそれぞれの研究テーマを鍛え、卒業研究につなげる。授業は厳密なテクスト講読の形式をとり、自己の解釈を参考文献と照らし合わせて批判的に検討する読解態度を習得する。 |
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スラヴ語スラヴ文学専修 | 中世から近現代に至るロシア及びスラヴ各地の語学や文学、文化を幅広く視野に入れる。言語研究と文化研究を関連させ、テクストを正確に解読し、テクストの背後にある文化的文脈を理解する。スラヴ地域の文学と言語の双方に関する科目を数多く開講している。 |
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南欧語南欧文学専修 | 文学部の中でも比較的新しい研究室の1つ。イタリア語イタリア文学を中心に、ロマンス諸語全体に関する講義や中世オック語文学、スペイン語スペイン文学などの授業を随時開講。イタリア語に関しては文献を正確に読解し、イタリア語の運用能力を磨く。 |
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現代文芸論専修 | 伝統的な語学文学研究の堅固な土台を前提としつつ、文学研究の新しい形を開拓するために開設された専修である。国や言語の枠を越えて、世界の文学を現代的な観点から研究する。世界の作家や研究者を招いての講演会やシンポジウムなどを積極的に開催している。 |
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西洋古典学専修 | 古代ギリシア語やラテン語で書かれた文献資料に関する研究を行う。この2つの言語による韻文、散文作品のそれぞれを網羅する工夫の施されたカリキュラムを設定し、多彩な講義、演習科目を開講。講義や演習の中で膨大な古典作品の全容を概観していく。 |
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心理学専修 | 人間の心的、知的な機能を探究することを目的とする。心理学概論や心理学特殊講義により心理学の最新の成果を学習する。心理学演習では心理学の論文に対する読解力を身につける。心理学実験演習では実験に必要な技術を学び成果を論文にまとめる訓練を行う。 |
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社会心理学専修 | 人間の行動と、その背景にある心的過程や社会文化的な基盤との間のダイナミックな関係を研究する。社会心理学調査実習、社会心理学実験実習、社会心理学統計といった実践的な科目が必修である。社会現象や行動を観察し、体系づけや統計的な分析などを行う。 |
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社会学専修 | ゼミを中心とした少人数教育のもと、社会調査実習やゼミ合宿、大学院生の指導による自主的な研究会などが活発に行われ、実践的な学びが提供されている。専任教員の研究テーマは福祉、社会政策、ジェンダー、家族、都市、住宅、ケア労働、人口など多彩である。 |
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教育学部
教育を通じて、人々の幸福と、より良い社会の実現を模索する
【特色】3つの専修と5つのコースで構成され、最先端の研究にもとづく学部教育を提供。
【進路】2割弱が大学院に進学する。サービス業や情報・通信業、公務への就職も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-社・保体、高-地歴・公・保体)、司書教諭、学芸員、司書、社会調査士、社会教育主事 |
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主な出身者 | 福田誠治(都留文科大学理事長)、八田秀雄(東京大学大学院教授)、根本彰(東京大学名誉教授)、広田照幸(日本大学教授)、上西充子(法政大学教授)、中原淳(立教大学教授)、髙橋亜希子(南山大学教授)、田畑泉(立命館大学教授)、すぎやまこういち(作曲家)、佐藤雅彦(メディアクリエイター、東京藝術大学大学院教授)、平秀明(麻布中学校・高等学校長)、伊藤悟(作家、評論家)、樋浦直樹(READYFOR代表取締役COO)、春野恵子(浪曲師)、井出庸生(衆議院議員)、宮本徹(衆議院議員)、打越さく良(参議院議員)、喜入友浩(TBSアナウンサー)、澤田有也佳(朝日放送アナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
総合教育科学科 | 定員 | 学べる学問 | 教員養成 教育 心理 健康科学 |
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100人 |
基礎教育学専修 | 基礎教育学コースを設置している。「教育とは何か」という根源的な問いに対して哲学、歴史、人間、臨床の4つの方向から考察を重ねる。歴史資料や古典的テクストの読解、最先端の思想及び理論の講義や教育問題に関する議論などの実践的な教育が行われる。 |
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教育社会科学専修 | 2つのコースを設置。比較教育社会学コースでは教育を「社会現象」「文化現象」ととらえ、様々な社会科学の観点から考察する。教育実践・政策学コースでは教育を「現場」からとらえ、具体的な教育施設から文部科学省までを対象に、その現実について研究する。 |
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心身発達科学専修 | 2つのコースを設置。教育心理学コースでは学習行動や発達を主題とする教育心理学と、心理療法やカウンセリングを主題とする臨床心理学の2つの領域を扱う。身体教育学コースでは身体の構造と機能に加え、脳との関連や健康維持と社会基盤との関係を考察する。 |
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教養学部(前期課程)
入学後の約2年間を通じた「リベラル・アーツ」で、幅広く豊かな見識をはぐくむ
教養学部(前期課程) | 定員 | 学べる学問 | 文学 哲学・宗教 地理歴史 文化 言語・語学 社会 国際 経済 法 政治 教育 心理 生物 地球環境 数学 物理 化学 情報科学 健康科学 |
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2960人 |
【特色】前期課程で教養教育を受けたのち、進学選択制度によって10の学部から進学先を選択。
【進路】各類の進路先学部は別表のとおりである(なお、各科類の定員は前期試験のもの)。
■学科・コース・専修一覧
文科一類(401) | 法学や政治学など社会科学全般の基礎的な領域を中心に学ぶ。その他にも哲学、倫理、歴史、心理などの人文科学系科目や、物質・生命、数理・情報などの自然科学を含む科目を数多く履修し、人間と社会について幅広い見識を養う。おもな進学先は法学部である。 |
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文科二類(353) | 経済などの社会科学を中心に、文科一類と同様に哲学、倫理、歴史、心理など幅広く人文科学を学び、人間や組織について理解する。さらに、理系科目を含む総合科目を自ら選択することで多彩な学習領域を形成していく。おもな進学先は経済学部である。 |
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文科三類(469) | 言語、思想、歴史などの人文科学や社会科学を学び、人間の文化的、社会的側面についての知識や見識を深めていく。さらに、理系科目を含む多くの総合科目を自主的に選択することで以後の進路を確立していく。おもな進学先は文、教育、教養の3つの学部である。 |
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理科一類(1108) | 数学、物理学、化学を中心に数理科学、物質科学、生命科学を学習する。文系科目を含む総合科目を履修し、科学や技術と社会の結びつきを理解する。科学論文における英語ライティングを学び、志望学部へ進学する。おもな進学先は工、理の2つの学部である。 |
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理科二類(532) | 生物学、化学、物理学を中心に生命科学、物質科学、数理科学を学習する。文系科目も履修し現代社会における科学技術の役割について学び、志望学部へ進学する。科学論文における英語ライティング能力も養う。おもな進学先は農、工、理、薬の4つの学部である。 |
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理科三類(97) | 生物学、化学、物理学を中心に生命科学、物質科学、数理科学を学習する。人間への探究心を養い、生命と社会の関わり合いを学ぶ。科学分野での国際的発信力を強化するため、科学論文における英語ライティングも履修する。おもな進学先は医学部医学科である。 |
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教養学部(後期課程)
文理のジャンルを横断した 「越境する知性」を育成し、新たな分野を開拓する
教養学部(後期課程) | 定員 | 学べる学問 | 文学 哲学・宗教 地理歴史 文化 言語・語学 社会 国際 経済 政治 心理 生物 数学 物理 化学 エネルギー 情報科学 健康科学 芸術理論 |
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187人 |
【特色】学際、国際、先進をテーマに複数の分野を扱う。授業の多くは少人数制である。
【進路】3割超が大学院に進学する。サービス業、情報・通信業、公務などへの就職者も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-国・数・理・社・英、高-国・数・理・地歴・公・情・英) |
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主な出身者 | 大隅良典(ノーベル生理学・医学賞受賞者、東京工業大学栄誉教授)、川井伸一(愛知大学理事長兼学長)、白石隆(熊本県立大学理事長)、泉澤清次(三菱重工業社長)、村上陽一郎(東京大学名誉教授)、野矢茂樹(東京大学大学院教授)、北森武彦(東京大学大学院教授)、貴堂嘉之(一橋大学大学院教授)、明石康(神戸大学特別教授)、塩出浩之(京都大学大学院准教授)、大黒岳彦(明治大学教授)、千葉雅也(哲学者、立命館大学大学院教授)、神津里季生(連合会長)、東浩紀(作家)、與那覇潤(歴史学者)、松浦寿輝(小説家)、小野正嗣(小説家)、岸本葉子(エッセイスト)、豊島圭介(映画監督)、雁屋哲(漫画家)、小池龍之介(僧侶、文筆家)、大石蘭(イラストレーター、文筆家)、上川陽子(衆議院議員)、小西洋之(参議院議員)、岡村仁美(TBSアナウンサー)、佐々木恭子(フジテレビアナウンサー)※前身の学部学科出身者含む |
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■学科・コース・専修一覧
教養学科 | 対象とアプローチが異なる超域文化科学、地域文化研究、総合社会科学の3つの分科を設置。各分科には合計18のコースが展開し、複数のコースを履修できる制度もある。すべてのコースで2つの外国語を必修とする他、英語のみで学位が取得できるコースもある。 |
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学際科学科 | 科学技術論、地理・空間、総合情報学、広域システム、国際環境学の5つのコースで構成され、文理融合分野を幅広くカバーする。国際環境学以外の4つのコースと進化学を副専攻として組み合わせて学ぶこともできる。国際環境学コースでは授業は英語で行われる。 |
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統合自然科学科 | 数理自然科学、物質基礎科学、統合生命科学、認知行動科学の4つのコースとスポーツ科学サブコースで構成。多様な選択を可能にする教育プログラムが展開されている。教養学部他学科の講義とも連携し、専門分野を深く学びつつ様々な学問領域を横断できる。 |
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理学部
原理や法則から自然の本質を探究し、 人類の未来を切り開く人材を育成する
理学部 | 定員 | 学べる学問 | 生物 地球環境 生物資源 数学 物理 化学 航空宇宙 情報科学 |
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308人 |
【特色】10学科で構成。フィールドワークや実験など学科によって授業形態が異なる。
【進路】約8割が大学院に進学しさらに専門知識を習得。一般企業などに就職する者もいる。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-数・理、高-数・理・情) |
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主な出身者 | 五神真(東京大学総長)、江崎玲於奈(ノーベル物理学賞受賞者)、小柴昌俊(ノーベル物理学賞受賞者)、松井孝典(千葉工業大学長)、有馬朗人(武蔵野学園学園長)、福山秀敏(東京大学名誉教授)、米田穣(東京大学教授)、加藤泰浩(東京大学大学院教授)、塚谷裕一(東京大学大学院教授)、加藤英明(東京大学大学院准教授)、金森博雄(カリフォルニア工科大学名誉教授)、林悠(筑波大学准教授)、池森俊文(一橋大学大学院特任教授)、唯美津木(名古屋大学大学院教授)、柏原正樹(京都大学名誉教授、京都大学数理解析研究所特任教授)、鎌田浩毅(京都大学大学院教授)、藤田一郎(大阪大学大学院教授)、橋本和仁(物質・材料研究機構理事長)、山田武士(NTTコミュニケーション科学基礎研究所所長)、渡部潤一(国立天文台副台長)、山田邦雄(ロート製薬会長)、鈴木純(帝人社長)、水留浩一(スシローグローバルホールディングス社長兼CEO)、畑正憲(作家)、郷原信郎(弁護士)、中島さち子(ジャズピアニスト) |
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■学科・コース・専修一覧
数学科(45) | 現代数学の基礎だけでなく、暗号理論やアルゴリズムに関わるコンピュータ関連の数理など現代社会で脚光を浴びている高度な数学理論も学ぶ。数学を通じて養われた正確な論理性や物事を追究する姿勢を、実生活の様々な分野で活かすことのできる人材を育成する。 |
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情報科学科(30) | 計算機科学の基礎科目を主としたカリキュラムで、最先端の情報科学研究に必要な知識を習得する。数学、論理学、アルゴリズムの基礎、計算システムの構成、人工知能などに関連する講義に加え、ソフトウェア開発やプロセッサ作成などの実験や演習も実施する。 |
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物理学科(70) | 卓越した物理学者として活躍する教授陣のもと、物理学の幅広い分野をカバーした教育が行われている。量子力学、統計力学、電磁気学、相対論など物理学の基礎となる講義に加え充実した実験カリキュラムのもとで、理論、演習、実験をバランス良く学んでいく。 |
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天文学科(10) | 天文学の第一線で活躍し、国際的プロジェクトや学際的プロジェクトの中核となる研究者や教育者を育成する。3年次には学科内だけでなく、天文学教育研究センター、木曽観測所、国立天文台、宇宙科学研究所などの研究設備を活用し、実験や実習に取り組む。 |
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地球惑星物理学科(32) | 地球、惑星、太陽系の過去、現在、未来を解き明かすことを目的に、数学や物理学を中心とした広範な科学的知識を身につける。4年次には卒業研究の代わりとなる地球惑星物理学特別演習や地球惑星物理学特別研究が開講し、論文の講読法や論理的思考などを学ぶ。 |
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地球惑星環境学科(20) | 物理学、化学、生物学の法則を理解し、地球や惑星の環境の変動や生命の進化を実証的に解明する。世界各地でフィールドワークを行い、その中で採取した試料を化学、生物学の両面から分析することで、自然現象の理解に必要な基礎学力と論理的思考力をはぐくむ。 |
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化学科(45) | 複雑な物質の示す性質や現象を理解する力を養うために、実験を特に重視している。3年次には無機及び分析化学、有機化学、物理化学などの実験を行う。実験と4年次の卒業研究を除き、多くの科目は自由に選択することができ、他学科の講義も聴講が可能である。 |
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生物化学科(20) | 多彩な生命現象の根底に存在する普遍原理を分子や遺伝子のレベルで研究する。総合的な科学知識のうえに立った研究を目指し、生物学だけでなく物理学や化学の知識の習得も重視する。ゲノム科学の急速な発展に伴い、医学や生物情報科学との連携を深めている。 |
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生物学科(24) | 地球上の生物の生命活動や進化の法則の理解を目的に、附属植物園や西表島、附属臨海実験所などでの野外実習をカリキュラムに導入。3年次には人類学を中心に学ぶA系と基礎生物学を中心に学ぶB系の2つのコースにゆるやかに分かれ、4年次から研究室に入る。 |
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生物情報科学科(12) | 生命システムを生命科学と情報科学の両面から解き明かすことを目指す。実験や実習では分子生物学実験とコンピュータプログラミングの両方をカリキュラムに組み込んでいる。多様な専攻の教員からなる教育組織により、既存の学問分野をまたぐ実践力を養成する。 |
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法学部
司法、行政、立法を多角的に学び、法的思考と政治学的識見の基礎を身につける
【特色】3つのコースを設置。授業はコースにしばられず、幅広い履修が可能である。
【進路】2割超が法科大学院(ロースクール)などに進学する。公務や金融・保険業に就く者もいる。
取得できる免許・資格 | 教員免許(高-公) |
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主な出身者 | 中曽根康弘(第72代内閣総理大臣)、宮澤喜一(第78代内閣総理大臣)、黒田東彦(日本銀行総裁)、西村泰彦(宮内庁長官)、髙木賢(高崎経済大学理事長)、中込秀樹(大東文化大学理事長)、福川伸次(東洋大総長)、藤原帰一(東京大学大学院教授)、久保文明(東京大学大学院教授)、鈴木寛(東京大学大学院教授、慶應義塾大学大学院教授)、髙山佳奈子(京都大学大学院教授)、木村草太(東京都立大学教授)、齋藤孝(明治大学教授)、長谷部恭男(早稲田大学大学院教授)、北村滋(国家安全保障局長)、豊永厚志(中小企業基盤整備機構理事長)、増田寛也(日本郵政社長)、冨田哲郎(JR東日本会長)、深澤祐二(JR東日本社長)、葛西敬之(JR東海名誉会長、宇宙政策委員会委員長)、金子慎(JR東海社長)、長谷川一明(JR西日本社長)、小畠徹(東日本高速道路社長)、丹呉泰健(JT会長)、宮永俊一(三菱重工業会長)、吉田淳一(三菱地所社長)、小林健(三菱商事会長)、池田潤一郎(商船三井社長)、菰田正信(三井不動産社長)、柿木真澄(丸紅社長)、大久保哲夫(三井住友トラスト・ホールディングス社長)、片野坂真哉(ANAホールディングス社長)、岡田直敏(日本経済新聞社社長)、住田裕子(弁護士)、本村健太郎(弁護士)山田洋次(映画監督)、辻堂ゆめ(ミステリー作家)、片上大輔(将棋棋士)、篠原梨菜(TBSアナウンサー)※前身の大学出身者含む |
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■学科・コース・専修一覧
第1類 法学総合コース | 民法、刑法などの法律を中心に、法・政治・経済を総合的に学ぶ。国際ビジネスを目指す学生向けの「国際取引法務プログラム」と公務員志望者向けの「公共法務プログラム」を設置。ビジネス法務、公務、マネジメント、研究職など多様な進路が想定されている。 |
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第2類 法律プロフェッション・ コース | 高度な法律専門職や法曹の育成を視野に、法を専門的に学ぶ。法的思考の基礎を固め、法科大学院(ロースクール)への進学を見すえたカリキュラムを構成している。他の類の科目も自由に履修できるなど自由度が高く、密度の濃い学習環境が提供されている。 |
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第3類 政治コース | 行政学、国際政治、政治学史などの政治に関する授業を数多く履修することが求められ、法よりも政治に重点をおいたカリキュラムである。必修科目は少なく履修の自由度が高い。自ら調査し考えをまとめる能力を培うためにリサーチペイパーの執筆が必須となる。 |
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経済学部
すぐれた研究教育スタッフと設備を持つ、 質と量の両面における経済学教育の殿堂
経済学部 | 定員 | 学べる学問 | 経済 商・経営 経営情報 |
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357人 |
【特色】他大学とのゼミがあり、学部プラス1年で修士号を取得できるプログラムも設置。
【進路】約1割が大学院へ進学。就職先は金融・保険業、サービス業、情報・通信業など。
取得できる免許・資格 | 教員免許(高-公) |
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主な出身者 | 伊藤正直(大妻女子大学理事長兼学長)、氏家純一(東京女子大学理事長)、吉川洋(立正大学長)、三村明夫(日本商工会議所会頭)、吉田憲一郎(ソニー社長兼会長兼CEO)、古森重隆(富士フイルム会長兼CEO)、柘植康英(JR東海会長)、岡藤正広(伊藤忠商事会長兼CEO)、平子裕志(全日本空輸社長)、内田高史(東京ガス社長)、後藤高志(西武ホールディングス社長)、柿木厚司(JFEホールディングス社長兼CEO)、十倉雅和(住友化学会長)、瀬戸欣哉(LIXILグループ社長兼CEO)、川野澄人(ヤオコー社長)、浅川雅嗣(アジア開発銀行総裁)、森永卓郎(経済評論家)、柄谷行人(思想家)、柳田邦男(ノンフィクション作家)、加藤秀行(小説家)、大島てる(ウェブサイト運営者)、内堀雅雄(福島県知事)、鈴木英敬(三重県知事)、仁坂吉伸(和歌山県知事)、村岡嗣政(山口県知事)、根本匠(衆議院議員)、茂木敏充(衆議院議員)、齋藤健(衆議院議員)、加藤勝信(衆議院議員)、丸川珠代(参議院議員)、太田房江(参議院議員)、和久田麻由子(NHKアナウンサー)、野村明大(読売テレビアナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
経済学科 | 経済全体の水準や失業、物価上昇率、経済成長の決定要因に加え、経済状態をコントロールする政策について分析する。様々な資源の配分パターンがどのように決定されるか、また社会にとって望ましい所得分配を実現するための方法などについて具体的に考察する。 |
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経営学科 | 企業や組織における経営活動に主眼をおく。企業経営に関わる様々な科目を軸に、経営管理や人事、商品開発などの実務、財務や資産の運用、調達に関する理論的方法とその実践について学ぶ。会計制度や企業経営の歴史に至るまで幅広く学ぶことができる。 |
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金融学科 | 経済学や会計学の専門知識にもとづく金融分野の理論を学ぶと共に、金融界の協力を得た実務教育も行われている。金融や経済、社会の仕組みについての深い理解を身につける。経済理論の知識に偏ることなく、戦略的構想力や思考能力を兼ね備えた人材を育成する。 |
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工学部
日本のみならず世界をリードすべく、工学分野の最先端研究を推し進める
工学部 | 定員 | 学べる学問 | 社会 国際 生物 地球環境 数学 物理 化学 機械 土木・建築 環境工 電気電子 航空宇宙 エネルギー 情報科学 |
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984人 |
【特色】16学科で構成。専門性を深める講義に加え、創造性をはぐくむ演習などがある。
【進路】7割超が大学院に進学する。就職先は情報・通信業、サービス業、製造業などが多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-数、高-数・情・工業)、測量士(補)、電気通信主任技術者、電気主任技術者、建築士(一・二級、木造) |
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主な出身者 | 鳩山由紀夫(第93代内閣総理大臣)、根岸英一(ノーベル化学賞受賞者)、大野英男(東北大学総長)、村上雅人(芝浦工業大学長)、荒川一郎(学習院大学長)、佃和夫(成蹊学園理事長)、茂里一紘(東京女子大学長)、松本洋一郎(東京理科大学長)、隈研吾(建築家、東京大学教授)、大西卓哉(宇宙飛行士)、槇文彦(建築家)、西村浩(建築家)、新見徳英(作曲家)、かこさとし(絵本作家、児童問題研究家)、猪子寿之(チームラボ代表取締役)、伊原木隆太(岡山県知事)、志位和夫(衆議院議員)、石井啓一(衆議院議員)、澤田彩香(NHKアナウンサー)、磯貝初奈(中京放送アナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
社会基盤学科(51) | 人間の文化的な生活を支える社会基盤学を学ぶ。都市や災害、自然環境について学ぶ設計・技術戦略、国土や都市のビジョンを描く力をはぐくむ政策・計画、開発経済学や国際交渉などの国際プロジェクトについて研究を行う国際プロジェクトの3つのコースで構成。 |
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建築学科(57) | 耐震、快適な住環境、修復・保全工学などの技術分野に加え、社会学や経済学、心理学などの
分野も学び、建築と設計に携わる人材を育成する。建築設計製図では1・2カ月ごとに図面や模
型を製作し建築の基礎を演習で身につける。4年次には卒業設計に取り組む。 |
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都市工学科(53) | 2つのコースで構成。都市計画コースでは時代と共に変化する都市の状況と課題を把握し、適切な都市施策を打ち出せる人材を育成する。都市環境工学コースでは安全で快適な生活環境を創造するために、現状の問題を把握し解決策を提示できる人材を育成する。 |
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機械工学科(92) | 設計や生産技術全般を対象に機械工学の研究と教育を行う。基礎工学からナノテクノロジー、医療工学までを融合して産業システム全体に貢献するものづくりに取り組む。2・3年次にはスターリングエンジンの設計演習をはじめ実践的な授業や実習が行われる。 |
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機械情報工学科(41) | 人間、機械、情報を結ぶ理論とシステムを創造できる視点を持ち、綿密な思考のできる人材を育成する。実際の設計や製作に必要な知識や経験を習得するため演習も充実している。3年次の自主プロジェクトでは企画から設計、制作、発表までを学生自身が取り組む。 |
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航空宇宙工学科(55) | 技術集約性の高い航空宇宙技術について、多くの知識を活かしその発展をリードできる人材を育成する。3年次冬学期から航空宇宙システム、航空宇宙推進の2つのコースに分かれる。どちらの分野も技術体系の全容を把握できるカリキュラム構成となっている。 |
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精密工学科(45) | ロボテクとプロテクの2つの技術領域の基礎から応用までを幅広く扱う。機械物理、情報数理、計測制御の基礎工学を土台に、メカトロニクス、設計情報、生産の3つの分野を中心としたカリキュラムを展開。英語での研究・技術発表をトレーニングする授業もある。 |
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電子情報工学科(123) | 情報系の科学と技術を中心に学ぶ。電気電子工学科の必修科目も履修可能である。3年次の冬学期から情報的領域、横断的領域、物理的領域の下に設置された5つの履修コースから希望するコースを選択する。定員は電気電子工学科と合わせて123名である。 |
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電気電子工学科(123) | 物理系の科学と技術を中心に学ぶ。電子情報工学科の必修科目も履修可能である。3年次の冬学期から情報的領域、横断的領域、物理的領域の下に設置された5つの履修コースから希望するコースを選択する。定員は電子情報工学科と合わせて123名である。 |
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物理工学科(52) | 物理を基盤に新しい学問を開拓できる人材を育成する。2・3年次にかけて数学と物理の基礎を徹底して学び、固体物理、量子情報、ソフトマター物理など物性物理の基礎と応用も学習する。実習や実験なども重点的に行われている。大半の学生が大学院に進学する。 |
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計数工学科(60) | 2つのコースを設置。数理情報工学コースでは物理現象や社会システムを対象に問題を解決できる数理的方法論の構築を目指す。システム情報工学コースではロボットなどを対象に物理世界と情報世界とをつなぐ認識(計測)と行動 (制御)に関する研究を行う。 |
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マテリアル工学科(78) | バイオマテリアル、環境・基盤マテリアル、ナノ・機能マテリアルの3つのコースを設置。各種マテリアルの合成や構造と機能についての基礎知識、マテリアル設計の基礎を身につける。導入、基礎、応用の3つの段階を順に習得するカリキュラムが組まれている。 |
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応用化学科(53) | 物質を様々にデザインし新機能を生み出すことを目標に、独創性のある研究を展開。化学や物理学、数学など基礎学問の習得に力を入れたカリキュラムを設定。エネルギー変換や貯蔵、環境浄化、医療、情報処理などを研究し、応用化学を通じた社会貢献を目指す。 |
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化学システム工学科(46) | 化学を基盤に、複雑な事象を目的に応じて階層化・単純化して考えるシステム的思考で社会の諸課題に取り組む「スペシャリストにしてジェネラリスト」を育成する。特に環境、エネルギー、医療などの諸問題に対し具体的かつ永続的な解決ビジョンの提示を目指す。 |
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化学生命工学科(49) | 別々に発展してきた「化学」と「生命」の研究領域を工学的に融合させ、「分子」を共通のキーワードとして次世代の科学技術を構築する。化学と生命工学の基礎を徹底して学び、両分野に長けた人材を育成する。4年次から研究室に所属し、卒業研究に取り組む。 |
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システム創成学科(129) | 環境・エネルギーシステム、システムデザイン&マネジメント、知能社会システムの3つのコースを設置。環境、エネルギー、食料、人口など現代社会が抱える課題について、理学や工学に加え社会科学などの知識を構成的に集約し、最適解を見つけ出すことを目指す。 |
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医学部
人間の生命システムを解明し、新たな医学と医療の開拓にチャレンジする
■学科・コース・専修一覧
【特色】在学中に博士課程に進学できるPh.D.-M.D.コースを設置。
【進路】卒業後は、臨床研修医となる者が多い。研究者の道に進む者もいる。
取得できる免許・資格 | 医師 |
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主な出身者 | 島田眞路(山梨大学長)、大友邦(国際医療福祉大学長)、永井良三(自治医科大学長)、跡見裕(杏林大学長)、冲永寛子(帝京平成大学長)、上田泰己(東京大学大学院教授)、養老孟司(解剖学者、東京大学名誉教授)、児玉龍彦(東京大学先端科学技術研究センター名誉教授)、清水達也(東京女子医科大学先端生命医科学研究所所長)、福島孝徳(脳神経外科医、デューク大学教授)、古川聡(宇宙飛行士)、加賀乙彦(小説家、日本藝術院会員)、亀井眞樹(医師、臨床思想家)、阿部知子(衆議院議員) |
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医学科(110) | 6年制。形態学、分子生物学、遺伝学、生理学、薬理学などを幅広く勉強し、医療に対し多角的なアプローチを行う。MD研究者育成プログラムでは少人数ゼミナールや海外実習、研究室での実験を行う。基礎医学研究においても世界的に高い評価を受けている。 |
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健康総合科学科 | 定員 | 学べる学問 | 看護 保健・介護 健康科学 |
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44人 |
【特色】人類の健康で幸福な生活の実現に寄与する人材を育成する。3つの専修に分かれる。
【進路】約6割が大学院に進学する。医療・福祉業などの一般企業に就職する者もいる。
取得できる免許・資格 | 看護師 |
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主な出身者 | 田栗正隆(横浜市立大学准教授)、石川善樹(予防医学研究者)、膳場貴子(ニュースキャスター)、藤本万梨乃(フジテレビアナウンサー)、山本舞衣子(フリーアナウンサー)、八田亜矢子(タレント)※前身の学科出身者含む |
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健康総合科学科(44) | 4年制。現代の健康問題に向き合う専門家を育成する。3つの専修を設置。環境生命科学専修では人間を生物学的に研究する。公共健康科学専修では医療の課題や社会への影響を分析する。看護科学専修では健康を生命科学的観点や社会環境との関わりの中で理解する。 |
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薬学部
物質、生命、医療の側面から「薬」を研究し、社会に貢献する人材を育成する
【特色】学部進学時は共通授業を行い、4年次に薬科学科と薬学科に分かれる。
【進路】薬科学科:9割以上が大学院へ進学。薬学科:一般企業などに就職する者が多い。
取得できる免許・資格 | 薬剤師 |
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主な出身者 | 永田恭介(筑波大学長)、手代木功(塩野義製薬社長)、池谷裕二(東京大学教授)、大谷壽一(慶應義塾大学教授)、加藤友朗(医師、コロンビア大学教授)、喜多喜久(小説家)、藤井基之(参議院議員)、大宮エリー(脚本家)、杉山奈津子(作家)、木村美紀(タレント) |
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■学科・コース・専修一覧
薬科学科 | 4年制。創薬科学や基礎生命科学分野で活躍する研究者を育成する。成績や志望動機などにもとづき、4年次に学科別の研究室に分かれる。医療現場を直接体験する機会や、所定の科目や実習を履修し薬剤師国家試験の受験資格を得る制度も設けられている。 |
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薬学科 | 6年制。成績や志望動機などにより、4年次に学科別の研究室に分かれる。高度な薬剤師教育を行い、国民医療の担い手として医療薬学の分野を先導する人材を育成する。病院と薬局での約半年間の実務実習を通して、卓越した医療薬学の知識や技術を身につける。 |
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農学部
日本各地に農場や演習林など多彩な施設を展開し、食料、生命、環境の諸科学を探究する
農学部 | 定員 | 学べる学問 | 生物 地球環境 生物資源 農・林業 獣医 化学 土木・建築 |
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304人 |
【特色】フィールドワークやリベラルアーツ教育を通じて農学の素養を身につける。
【進路】獣医学課程:約1割が大学院へ進学。その他の課程:約6割が大学院へ進学。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-理・社、高-理・地歴・公・農)、建築士(一・二級、木造)、獣医師 |
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主な出身者 | 石田朋靖(宇都宮大学長)、千葉尚登(プリマハム社長)、眞鍋淳(第一三共社長兼CEO)、重里政彦(SRSホールディングス社長)、出雲充(ユーグレナ社長)、鈴木宣弘(東京大学大学院教授)、難波成任(東京大学大学院特任教授)、齋藤継之(東京大学大学院准教授)、荒田明香(東京大学大学院特任助教)、後藤英司(千葉大学大学院教授)、土屋俊幸(東京農工大学大学院教授)、西村和雄(京都大学名誉教授)、針谷敏夫(明治大学教授)、菊水健史(麻布大学教授)、太田朋子(国立遺伝学研究所名誉教授)、柴田明夫(資源・食糧問題研究所代表取締役)、本澤実(KEIRETSU JAPAN最高顧問)、諸國沙代子(読売テレビアナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
応用生命科学課程(157) | 4年制。生命化学・工学、応用生物学、森林生物科学、水圏生物科学、動物生命システム科学、生物素材化学の6つの専修からなる。人間との関わりが深い植物、動物、微生物について分子・細胞レベルから個体・群集レベルまで理解し、人類の生活向上に貢献する。 |
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環境資源科学課程(117) | 4年制。緑地環境学、森林環境資源科学、木質構造科学、生物・環境工学、農業・資源経済学、フィールド科学、国際開発農学の7つの専修からなる。環境の保全と創造について研究し、食料・資源・地域開発のグローバルデザインを構築できる人材を育成する。 |
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獣医学課程(30) | 6年制。動物と人類のより良い関係を構築し、両者の健康と福祉の向上を目指す。獣医学の基礎科学と応用技術及び動物の生命現象と病態を理解し、動物医療と公衆衛生に貢献できる人材を育成する。附属の動物医療センターが実習の場として幅広く活用されている。 |
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文学部
哲学、歴史、言語など様々なジャンルから、「人間とは何か」を考える
【特色】専修課程それぞれが研究室を設置。他の専修課程の授業を受けることも可能。
【進路】約2割が大学院に進学する。情報・通信業やサービス業に就く者も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-国・社・英、高-国・地歴・公・英) |
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主な出身者 | 大江健三郎(小説家、ノーベル文学賞受賞者)、中西進(国文学者)、石井潔(静岡大学長)、岩切正一郎(国際基督教大学長)、坂東眞理子(昭和女子大学理事長兼総長)、戸部順一(成城大学長)、西本照真(武蔵野大学長)、佐藤健二(東京大学高大接続研究開発センター長)、日比野治雄(千葉大学大学院教授)、飯塚正人(東京外国語大学教授)、河添房江(東京学芸大学教授)、町田健(名古屋大学大学院教授)、戸田山和久(名古屋大学大学院教授)、金水敏(大阪大学大学院教授)、服部英雄(九州大学名誉教授、くまもと文学・歴史館館長)、宮台真司(社会学者、東京都立大学教授)、中野晃一(上智大学教授)、山田昌弘(中央大学教授)、千田有紀(武蔵大学教授)、倉本聰(脚本家)、三浦俊彦(小説家、東京大学大学院教授)、香川照之(俳優)、森下佳子(脚本家)、小野文惠(NHKアナウンサー)、草野仁(フリーアナウンサー)、天明麻衣子(フリーアナウンサー)、髙田万由子(タレント) |
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■学科・コース・専修一覧
人文学科 | 定員 | 学べる学問 | 文学 哲学・宗教 地理歴史 文化 言語・語学 社会 心理 芸術理論 |
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367人 |
【特色】専修課程それぞれが研究室を設置。他の専修課程の授業を受けることも可能。
【進路】約2割が大学院に進学する。情報・通信業やサービス業に就く者も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-国・社・英、高-国・地歴・公・英) |
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主な出身者 | 大江健三郎(小説家、ノーベル文学賞受賞者)、中西進(国文学者)、石井潔(静岡大学長)、岩切正一郎(国際基督教大学長)、坂東眞理子(昭和女子大学理事長兼総長)、戸部順一(成城大学長)、西本照真(武蔵野大学長)、佐藤健二(東京大学高大接続研究開発センター長)、日比野治雄(千葉大学大学院教授)、飯塚正人(東京外国語大学教授)、河添房江(東京学芸大学教授)、町田健(名古屋大学大学院教授)、戸田山和久(名古屋大学大学院教授)、金水敏(大阪大学大学院教授)、服部英雄(九州大学名誉教授、くまもと文学・歴史館館長)、宮台真司(社会学者、東京都立大学教授)、中野晃一(上智大学教授)、山田昌弘(中央大学教授)、千田有紀(武蔵大学教授)、倉本聰(脚本家)、三浦俊彦(小説家、東京大学大学院教授)、香川照之(俳優)、森下佳子(脚本家)、小野文惠(NHKアナウンサー)、草野仁(フリーアナウンサー)、天明麻衣子(フリーアナウンサー)、髙田万由子(タレント) |
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哲学専修 | 古くからの「智を愛する」営みである哲学を形而上学や認識論、行為論、刑罰論、宗教論など幅広く学ぶと共に、生命倫理、環境倫理、情報倫理などの現代的な問題にも取り組む。哲学研究室では大学院生を中心にした勉強会が数多く開催されている。 |
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中国思想文化学専修 | 中国の学術や思想を体系的かつ歴史的に整理し、諸子百家をはじめ幅広い時代に関する宗教、科学、政治思想、教育思想などを学ぶ。中国と関連する範囲について日本や韓国の思想も扱う。古典中国語で書かれた文献の読解のための技法も身につける。 |
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インド哲学仏教学専修 | インド哲学とインド、チベット、中国、日本などの仏教について学ぶ。学部と大学院との連続性を意識したカリキュラムを構成。古典文献の解読を重視し、サンスクリット語文法が必修である。卒業論文の代替として古典を原書で講読する特別演習を履修してもよい。 |
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倫理学専修 | 行為の善悪や人間関係の法則を探究し、現代社会における問題の原理を考察する。西洋と日本の倫理思想について学び、幅広い視野を身につける。倫理学に関する古典的学問研究に加え、西洋哲学、日本思想、社会科学、宗教学など様々な学問に関連する内容も学ぶ。 |
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宗教学宗教史学専修 | 哲学、思想史、社会学、心理学、人類学、民俗学、文献学、図像学などの幅広い視点から様々な宗教現象について学ぶ。宗教について学ぶことを通じ、広く深く「人間」を見る力を養う。特定の専門領域に固執せず、柔軟で幅広い視野を持つことが求められている。 |
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美学芸術学専修 | 美や芸術に関わる探究のみならず、美や芸術の概念そのものの形成をめぐる政治的、社会的状況や芸術の機能の仕方など具体的な問題に取り組む。音楽や文芸、漫画や自然美など専門の異なる学生間のコミュニケーションを重視し、幅広い視野で物事を見る力を養う。 |
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イスラム学専修 | イスラム教の文化、思想、宗教、文学について、おもに文献から実証的に学ぶ。イスラム教成立以前の文化や現代のイスラム原理主義なども対象とする。アラビア語などの現地語の習得が推奨されていることから、欧米だけでなくイスラム圏に留学する者も多い。 |
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日本史学専修 | 日本列島の歴史を様々な観点から総合的に学ぶ。東京大学史料編纂所の所蔵する原本や影写本、写真版などの膨大な史料を利用できる。古代、中世、近世、近現代それぞれの時代を担当する専任の教員のもと、史料を正確に読み、歴史像を構成できる人材を育成する。 |
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東洋史学専修 | 古代から現在の東アジアから北アフリカまで、幅広い時代、地域の歴史を学問の対象としている。史料を正確かつ厳密に読むことを重視し、中国語、朝鮮語、ベトナム語、ヒンディー語、アラビア語、ロシア語など、様々な言語を習得することが推奨されている。 |
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西洋史学専修 | 古代から現代まで、ヨーロッパを中心に南北アメリカやアジア、アフリカとの関係を幅広く学ぶ。歴史を複眼的に見通し、長期的な展望にもとづいた思考や判断のできる人材を育成する。研究室には大学院生も多く、学部生の間の交流も盛んに行われている。 |
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考古学専修 | 環境考古学、動物考古学、祭祀考古学、民族考古学など裾野の広い考古学を、座学とフィールドワークから学ぶ。基本的な分析方法と発掘技術を習得し、3年次には北海道常呂町の実習施設で発掘調査の実習を行う。海外を含む学外の発掘調査に参加する学生もいる。 |
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美術史学専修 | 現存する美術作品を調査、分析し、美術の歴史的展開を具体的に明らかにする。3年次に行われる関西見学旅行の演習により、実物を楽しみ、観察し、調査、考察をするという美術史学の基本的な態度に触れる。美術館や美術商などを見学する機会も設けられている。 |
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言語学専修 | 音韻、音声、統語法、形態論、意味論など言語学に関する様々な分野を扱う。日本語、英語などの身近な言語から、方言や古代の言語まで対象は幅広い。今まで研究がされてこなかった言語や話し手が極端に少ない消滅寸前の言語などについても研究が行われている。 |
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日本語日本文学(国語学)専修 | 文法論、意味論、語彙論、文字論など幅広い観点から日本語について学ぶ。日本語情報処理のための理論的研究や外国人への日本語教育などについての研究も行われている。多数の古写本や古刊本などを所蔵し、全国の国語学研究者の情報収集の場ともなっている。 |
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日本語日本文学(国文学)専修 | 『万葉集』や『源氏物語』などの古典や近現代の日本文学に加え、歌謡や能、歌舞伎、近現代の演劇なども対象とする。文化財クラスの貴重な写本、版本、和本を多数所蔵している。卒業論文が必修となっているが、テーマ設定は学生の自由な選択に委ねられている。 |
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中国語中国文学専修 | 研究分野は中国語を軸に古典、現代文学、言語の3つに大きく分かれるが、どの分野でもテクストの背景にある中国語圏文化の特徴を丁寧に調べることを原則とする。中国語に触れ、中国語圏や中国語を母語とする人々の情念に迫ることを大きなテーマとしている。 |
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インド語インド文学専修 | 中世から現代に至るドイツ語とドイツ語による文学作品を対象とする。ドイツ語を緻密に読み解き、その構造や特性、そこに表出されている文化的、思想的な意味を考察する。自由な言語的感性を重んじ、教員や学生それぞれが自由かつ個性的であることを重視する。 |
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英語英米文学専修 | 一時期の言語構造を研究する共時的研究と、言語変化の様相を研究する通時的研究の2つの側面から英語学を研究する。テクストの精読を中心としつつ、社会的、文化的なアプローチも可能である。卒業生は出版・ジャーナリズムなどの多様な分野で活躍している。 |
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ドイツ語ドイツ文学専修 | 中世から現代に至るドイツ語及びドイツ語による文学作品を対象に言語としてのドイツ語の構造や特性を研究すると共に、そこに表出されている文化的、思想的な意味を考察する。専修の雰囲気としては繊細で自由な言語的感性を重んじ、教員や学生それぞれが自由かつ個性的であることを重視する。 |
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フランス語フランス文学専修 | フランスの文学や思想にもとづく自由と批判精神を重視する。学生どうしの議論のもとでそれぞれの研究テーマを鍛え、卒業研究につなげる。授業は厳密なテクスト講読の形式をとり、自己の解釈を参考文献と照らし合わせて批判的に検討する読解態度を習得する。 |
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スラヴ語スラヴ文学専修 | 中世から近現代に至るロシア及びスラヴ各地の語学や文学、文化を幅広く視野に入れる。言語研究と文化研究を関連させ、テクストを正確に解読し、テクストの背後にある文化的文脈を理解する。スラヴ地域の文学と言語の双方に関する科目を数多く開講している。 |
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南欧語南欧文学専修 | 文学部の中でも比較的新しい研究室の1つ。イタリア語イタリア文学を中心に、ロマンス諸語全体に関する講義や中世オック語文学、スペイン語スペイン文学などの授業を随時開講。イタリア語に関しては文献を正確に読解し、イタリア語の運用能力を磨く。 |
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現代文芸論専修 | 伝統的な語学文学研究の堅固な土台を前提としつつ、文学研究の新しい形を開拓するために開設された専修である。国や言語の枠を越えて、世界の文学を現代的な観点から研究する。世界の作家や研究者を招いての講演会やシンポジウムなどを積極的に開催している。 |
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西洋古典学専修 | 古代ギリシア語やラテン語で書かれた文献資料に関する研究を行う。この2つの言語による韻文、散文作品のそれぞれを網羅する工夫の施されたカリキュラムを設定し、多彩な講義、演習科目を開講。講義や演習の中で膨大な古典作品の全容を概観していく。 |
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心理学専修 | 人間の心的、知的な機能を探究することを目的とする。心理学概論や心理学特殊講義により心理学の最新の成果を学習する。心理学演習では心理学の論文に対する読解力を身につける。心理学実験演習では実験に必要な技術を学び成果を論文にまとめる訓練を行う。 |
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社会心理学専修 | 人間の行動と、その背景にある心的過程や社会文化的な基盤との間のダイナミックな関係を研究する。社会心理学調査実習、社会心理学実験実習、社会心理学統計といった実践的な科目が必修である。社会現象や行動を観察し、体系づけや統計的な分析などを行う。 |
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社会学専修 | ゼミを中心とした少人数教育のもと、社会調査実習やゼミ合宿、大学院生の指導による自主的な研究会などが活発に行われ、実践的な学びが提供されている。専任教員の研究テーマは福祉、社会政策、ジェンダー、家族、都市、住宅、ケア労働、人口など多彩である。 |
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教育学部
教育を通じて、人々の幸福と、より良い社会の実現を模索する
【特色】3つの専修と5つのコースで構成され、最先端の研究にもとづく学部教育を提供。
【進路】2割弱が大学院に進学する。サービス業や情報・通信業、公務への就職も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-社・保体、高-地歴・公・保体)、司書教諭、学芸員、司書、社会調査士、社会教育主事 |
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主な出身者 | 福田誠治(都留文科大学理事長)、八田秀雄(東京大学大学院教授)、根本彰(東京大学名誉教授)、広田照幸(日本大学教授)、上西充子(法政大学教授)、中原淳(立教大学教授)、髙橋亜希子(南山大学教授)、田畑泉(立命館大学教授)、すぎやまこういち(作曲家)、佐藤雅彦(メディアクリエイター、東京藝術大学大学院教授)、平秀明(麻布中学校・高等学校長)、伊藤悟(作家、評論家)、樋浦直樹(READYFOR代表取締役COO)、春野恵子(浪曲師)、井出庸生(衆議院議員)、宮本徹(衆議院議員)、打越さく良(参議院議員)、喜入友浩(TBSアナウンサー)、澤田有也佳(朝日放送アナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
総合教育科学科 | 定員 | 学べる学問 | 教員養成 教育 心理 健康科学 |
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100人 |
基礎教育学専修 | 基礎教育学コースを設置している。「教育とは何か」という根源的な問いに対して哲学、歴史、人間、臨床の4つの方向から考察を重ねる。歴史資料や古典的テクストの読解、最先端の思想及び理論の講義や教育問題に関する議論などの実践的な教育が行われる。 |
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教育社会科学専修 | 2つのコースを設置。比較教育社会学コースでは教育を「社会現象」「文化現象」ととらえ、様々な社会科学の観点から考察する。教育実践・政策学コースでは教育を「現場」からとらえ、具体的な教育施設から文部科学省までを対象に、その現実について研究する。 |
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心身発達科学専修 | 2つのコースを設置。教育心理学コースでは学習行動や発達を主題とする教育心理学と、心理療法やカウンセリングを主題とする臨床心理学の2つの領域を扱う。身体教育学コースでは身体の構造と機能に加え、脳との関連や健康維持と社会基盤との関係を考察する。 |
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教養学部(前期課程)
入学後の約2年間を通じた「リベラル・アーツ」で、幅広く豊かな見識をはぐくむ
教養学部(前期課程) | 定員 | 学べる学問 | 文学 哲学・宗教 地理歴史 文化 言語・語学 社会 国際 経済 法 政治 教育 心理 生物 地球環境 数学 物理 化学 情報科学 健康科学 |
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2960人 |
【特色】前期課程で教養教育を受けたのち、進学選択制度によって10の学部から進学先を選択。
【進路】各類の進路先学部は別表のとおりである(なお、各科類の定員は前期試験のもの)。
■学科・コース・専修一覧
文科一類(401) | 法学や政治学など社会科学全般の基礎的な領域を中心に学ぶ。その他にも哲学、倫理、歴史、心理などの人文科学系科目や、物質・生命、数理・情報などの自然科学を含む科目を数多く履修し、人間と社会について幅広い見識を養う。おもな進学先は法学部である。 |
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文科二類(353) | 経済などの社会科学を中心に、文科一類と同様に哲学、倫理、歴史、心理など幅広く人文科学を学び、人間や組織について理解する。さらに、理系科目を含む総合科目を自ら選択することで多彩な学習領域を形成していく。おもな進学先は経済学部である。 |
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文科三類(469) | 言語、思想、歴史などの人文科学や社会科学を学び、人間の文化的、社会的側面についての知識や見識を深めていく。さらに、理系科目を含む多くの総合科目を自主的に選択することで以後の進路を確立していく。おもな進学先は文、教育、教養の3つの学部である。 |
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理科一類(1108) | 数学、物理学、化学を中心に数理科学、物質科学、生命科学を学習する。文系科目を含む総合科目を履修し、科学や技術と社会の結びつきを理解する。科学論文における英語ライティングを学び、志望学部へ進学する。おもな進学先は工、理の2つの学部である。 |
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理科二類(532) | 生物学、化学、物理学を中心に生命科学、物質科学、数理科学を学習する。文系科目も履修し現代社会における科学技術の役割について学び、志望学部へ進学する。科学論文における英語ライティング能力も養う。おもな進学先は農、工、理、薬の4つの学部である。 |
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理科三類(97) | 生物学、化学、物理学を中心に生命科学、物質科学、数理科学を学習する。人間への探究心を養い、生命と社会の関わり合いを学ぶ。科学分野での国際的発信力を強化するため、科学論文における英語ライティングも履修する。おもな進学先は医学部医学科である。 |
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教養学部(後期課程)
文理のジャンルを横断した 「越境する知性」を育成し、新たな分野を開拓する
教養学部(後期課程) | 定員 | 学べる学問 | 文学 哲学・宗教 地理歴史 文化 言語・語学 社会 国際 経済 政治 心理 生物 数学 物理 化学 エネルギー 情報科学 健康科学 芸術理論 |
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187人 |
【特色】学際、国際、先進をテーマに複数の分野を扱う。授業の多くは少人数制である。
【進路】3割超が大学院に進学する。サービス業、情報・通信業、公務などへの就職者も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-国・数・理・社・英、高-国・数・理・地歴・公・情・英) |
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主な出身者 | 大隅良典(ノーベル生理学・医学賞受賞者、東京工業大学栄誉教授)、川井伸一(愛知大学理事長兼学長)、白石隆(熊本県立大学理事長)、泉澤清次(三菱重工業社長)、村上陽一郎(東京大学名誉教授)、野矢茂樹(東京大学大学院教授)、北森武彦(東京大学大学院教授)、貴堂嘉之(一橋大学大学院教授)、明石康(神戸大学特別教授)、塩出浩之(京都大学大学院准教授)、大黒岳彦(明治大学教授)、千葉雅也(哲学者、立命館大学大学院教授)、神津里季生(連合会長)、東浩紀(作家)、與那覇潤(歴史学者)、松浦寿輝(小説家)、小野正嗣(小説家)、岸本葉子(エッセイスト)、豊島圭介(映画監督)、雁屋哲(漫画家)、小池龍之介(僧侶、文筆家)、大石蘭(イラストレーター、文筆家)、上川陽子(衆議院議員)、小西洋之(参議院議員)、岡村仁美(TBSアナウンサー)、佐々木恭子(フジテレビアナウンサー)※前身の学部学科出身者含む |
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■学科・コース・専修一覧
教養学科 | 対象とアプローチが異なる超域文化科学、地域文化研究、総合社会科学の3つの分科を設置。各分科には合計18のコースが展開し、複数のコースを履修できる制度もある。すべてのコースで2つの外国語を必修とする他、英語のみで学位が取得できるコースもある。 |
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学際科学科 | 科学技術論、地理・空間、総合情報学、広域システム、国際環境学の5つのコースで構成され、文理融合分野を幅広くカバーする。国際環境学以外の4つのコースと進化学を副専攻として組み合わせて学ぶこともできる。国際環境学コースでは授業は英語で行われる。 |
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統合自然科学科 | 数理自然科学、物質基礎科学、統合生命科学、認知行動科学の4つのコースとスポーツ科学サブコースで構成。多様な選択を可能にする教育プログラムが展開されている。教養学部他学科の講義とも連携し、専門分野を深く学びつつ様々な学問領域を横断できる。 |
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理学部
原理や法則から自然の本質を探究し、 人類の未来を切り開く人材を育成する
理学部 | 定員 | 学べる学問 | 生物 地球環境 生物資源 数学 物理 化学 航空宇宙 情報科学 |
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308人 |
【特色】10学科で構成。フィールドワークや実験など学科によって授業形態が異なる。
【進路】約8割が大学院に進学しさらに専門知識を習得。一般企業などに就職する者もいる。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-数・理、高-数・理・情) |
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主な出身者 | 五神真(東京大学総長)、江崎玲於奈(ノーベル物理学賞受賞者)、小柴昌俊(ノーベル物理学賞受賞者)、松井孝典(千葉工業大学長)、有馬朗人(武蔵野学園学園長)、福山秀敏(東京大学名誉教授)、米田穣(東京大学教授)、加藤泰浩(東京大学大学院教授)、塚谷裕一(東京大学大学院教授)、加藤英明(東京大学大学院准教授)、金森博雄(カリフォルニア工科大学名誉教授)、林悠(筑波大学准教授)、池森俊文(一橋大学大学院特任教授)、唯美津木(名古屋大学大学院教授)、柏原正樹(京都大学名誉教授、京都大学数理解析研究所特任教授)、鎌田浩毅(京都大学大学院教授)、藤田一郎(大阪大学大学院教授)、橋本和仁(物質・材料研究機構理事長)、山田武士(NTTコミュニケーション科学基礎研究所所長)、渡部潤一(国立天文台副台長)、山田邦雄(ロート製薬会長)、鈴木純(帝人社長)、水留浩一(スシローグローバルホールディングス社長兼CEO)、畑正憲(作家)、郷原信郎(弁護士)、中島さち子(ジャズピアニスト) |
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■学科・コース・専修一覧
数学科(45) | 現代数学の基礎だけでなく、暗号理論やアルゴリズムに関わるコンピュータ関連の数理など現代社会で脚光を浴びている高度な数学理論も学ぶ。数学を通じて養われた正確な論理性や物事を追究する姿勢を、実生活の様々な分野で活かすことのできる人材を育成する。 |
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情報科学科(30) | 計算機科学の基礎科目を主としたカリキュラムで、最先端の情報科学研究に必要な知識を習得する。数学、論理学、アルゴリズムの基礎、計算システムの構成、人工知能などに関連する講義に加え、ソフトウェア開発やプロセッサ作成などの実験や演習も実施する。 |
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物理学科(70) | 卓越した物理学者として活躍する教授陣のもと、物理学の幅広い分野をカバーした教育が行われている。量子力学、統計力学、電磁気学、相対論など物理学の基礎となる講義に加え充実した実験カリキュラムのもとで、理論、演習、実験をバランス良く学んでいく。 |
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天文学科(10) | 天文学の第一線で活躍し、国際的プロジェクトや学際的プロジェクトの中核となる研究者や教育者を育成する。3年次には学科内だけでなく、天文学教育研究センター、木曽観測所、国立天文台、宇宙科学研究所などの研究設備を活用し、実験や実習に取り組む。 |
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地球惑星物理学科(32) | 地球、惑星、太陽系の過去、現在、未来を解き明かすことを目的に、数学や物理学を中心とした広範な科学的知識を身につける。4年次には卒業研究の代わりとなる地球惑星物理学特別演習や地球惑星物理学特別研究が開講し、論文の講読法や論理的思考などを学ぶ。 |
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地球惑星環境学科(20) | 物理学、化学、生物学の法則を理解し、地球や惑星の環境の変動や生命の進化を実証的に解明する。世界各地でフィールドワークを行い、その中で採取した試料を化学、生物学の両面から分析することで、自然現象の理解に必要な基礎学力と論理的思考力をはぐくむ。 |
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化学科(45) | 複雑な物質の示す性質や現象を理解する力を養うために、実験を特に重視している。3年次には無機及び分析化学、有機化学、物理化学などの実験を行う。実験と4年次の卒業研究を除き、多くの科目は自由に選択することができ、他学科の講義も聴講が可能である。 |
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生物化学科(20) | 多彩な生命現象の根底に存在する普遍原理を分子や遺伝子のレベルで研究する。総合的な科学知識のうえに立った研究を目指し、生物学だけでなく物理学や化学の知識の習得も重視する。ゲノム科学の急速な発展に伴い、医学や生物情報科学との連携を深めている。 |
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生物学科(24) | 地球上の生物の生命活動や進化の法則の理解を目的に、附属植物園や西表島、附属臨海実験所などでの野外実習をカリキュラムに導入。3年次には人類学を中心に学ぶA系と基礎生物学を中心に学ぶB系の2つのコースにゆるやかに分かれ、4年次から研究室に入る。 |
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生物情報科学科(12) | 生命システムを生命科学と情報科学の両面から解き明かすことを目指す。実験や実習では分子生物学実験とコンピュータプログラミングの両方をカリキュラムに組み込んでいる。多様な専攻の教員からなる教育組織により、既存の学問分野をまたぐ実践力を養成する。 |
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法学部
司法、行政、立法を多角的に学び、法的思考と政治学的識見の基礎を身につける
【特色】3つのコースを設置。授業はコースにしばられず、幅広い履修が可能である。
【進路】2割超が法科大学院(ロースクール)などに進学する。公務や金融・保険業に就く者もいる。
取得できる免許・資格 | 教員免許(高-公) |
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主な出身者 | 中曽根康弘(第72代内閣総理大臣)、宮澤喜一(第78代内閣総理大臣)、黒田東彦(日本銀行総裁)、西村泰彦(宮内庁長官)、髙木賢(高崎経済大学理事長)、中込秀樹(大東文化大学理事長)、福川伸次(東洋大総長)、藤原帰一(東京大学大学院教授)、久保文明(東京大学大学院教授)、鈴木寛(東京大学大学院教授、慶應義塾大学大学院教授)、髙山佳奈子(京都大学大学院教授)、木村草太(東京都立大学教授)、齋藤孝(明治大学教授)、長谷部恭男(早稲田大学大学院教授)、北村滋(国家安全保障局長)、豊永厚志(中小企業基盤整備機構理事長)、増田寛也(日本郵政社長)、冨田哲郎(JR東日本会長)、深澤祐二(JR東日本社長)、葛西敬之(JR東海名誉会長、宇宙政策委員会委員長)、金子慎(JR東海社長)、長谷川一明(JR西日本社長)、小畠徹(東日本高速道路社長)、丹呉泰健(JT会長)、宮永俊一(三菱重工業会長)、吉田淳一(三菱地所社長)、小林健(三菱商事会長)、池田潤一郎(商船三井社長)、菰田正信(三井不動産社長)、柿木真澄(丸紅社長)、大久保哲夫(三井住友トラスト・ホールディングス社長)、片野坂真哉(ANAホールディングス社長)、岡田直敏(日本経済新聞社社長)、住田裕子(弁護士)、本村健太郎(弁護士)山田洋次(映画監督)、辻堂ゆめ(ミステリー作家)、片上大輔(将棋棋士)、篠原梨菜(TBSアナウンサー)※前身の大学出身者含む |
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■学科・コース・専修一覧
第1類 法学総合コース | 民法、刑法などの法律を中心に、法・政治・経済を総合的に学ぶ。国際ビジネスを目指す学生向けの「国際取引法務プログラム」と公務員志望者向けの「公共法務プログラム」を設置。ビジネス法務、公務、マネジメント、研究職など多様な進路が想定されている。 |
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第2類 法律プロフェッション・ コース | 高度な法律専門職や法曹の育成を視野に、法を専門的に学ぶ。法的思考の基礎を固め、法科大学院(ロースクール)への進学を見すえたカリキュラムを構成している。他の類の科目も自由に履修できるなど自由度が高く、密度の濃い学習環境が提供されている。 |
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第3類 政治コース | 行政学、国際政治、政治学史などの政治に関する授業を数多く履修することが求められ、法よりも政治に重点をおいたカリキュラムである。必修科目は少なく履修の自由度が高い。自ら調査し考えをまとめる能力を培うためにリサーチペイパーの執筆が必須となる。 |
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経済学部
すぐれた研究教育スタッフと設備を持つ、 質と量の両面における経済学教育の殿堂
経済学部 | 定員 | 学べる学問 | 経済 商・経営 経営情報 |
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357人 |
【特色】他大学とのゼミがあり、学部プラス1年で修士号を取得できるプログラムも設置。
【進路】約1割が大学院へ進学。就職先は金融・保険業、サービス業、情報・通信業など。
取得できる免許・資格 | 教員免許(高-公) |
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主な出身者 | 伊藤正直(大妻女子大学理事長兼学長)、氏家純一(東京女子大学理事長)、吉川洋(立正大学長)、三村明夫(日本商工会議所会頭)、吉田憲一郎(ソニー社長兼会長兼CEO)、古森重隆(富士フイルム会長兼CEO)、柘植康英(JR東海会長)、岡藤正広(伊藤忠商事会長兼CEO)、平子裕志(全日本空輸社長)、内田高史(東京ガス社長)、後藤高志(西武ホールディングス社長)、柿木厚司(JFEホールディングス社長兼CEO)、十倉雅和(住友化学会長)、瀬戸欣哉(LIXILグループ社長兼CEO)、川野澄人(ヤオコー社長)、浅川雅嗣(アジア開発銀行総裁)、森永卓郎(経済評論家)、柄谷行人(思想家)、柳田邦男(ノンフィクション作家)、加藤秀行(小説家)、大島てる(ウェブサイト運営者)、内堀雅雄(福島県知事)、鈴木英敬(三重県知事)、仁坂吉伸(和歌山県知事)、村岡嗣政(山口県知事)、根本匠(衆議院議員)、茂木敏充(衆議院議員)、齋藤健(衆議院議員)、加藤勝信(衆議院議員)、丸川珠代(参議院議員)、太田房江(参議院議員)、和久田麻由子(NHKアナウンサー)、野村明大(読売テレビアナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
経済学科 | 経済全体の水準や失業、物価上昇率、経済成長の決定要因に加え、経済状態をコントロールする政策について分析する。様々な資源の配分パターンがどのように決定されるか、また社会にとって望ましい所得分配を実現するための方法などについて具体的に考察する。 |
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経営学科 | 企業や組織における経営活動に主眼をおく。企業経営に関わる様々な科目を軸に、経営管理や人事、商品開発などの実務、財務や資産の運用、調達に関する理論的方法とその実践について学ぶ。会計制度や企業経営の歴史に至るまで幅広く学ぶことができる。 |
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金融学科 | 経済学や会計学の専門知識にもとづく金融分野の理論を学ぶと共に、金融界の協力を得た実務教育も行われている。金融や経済、社会の仕組みについての深い理解を身につける。経済理論の知識に偏ることなく、戦略的構想力や思考能力を兼ね備えた人材を育成する。 |
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工学部
日本のみならず世界をリードすべく、工学分野の最先端研究を推し進める
工学部 | 定員 | 学べる学問 | 社会 国際 生物 地球環境 数学 物理 化学 機械 土木・建築 環境工 電気電子 航空宇宙 エネルギー 情報科学 |
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984人 |
【特色】16学科で構成。専門性を深める講義に加え、創造性をはぐくむ演習などがある。
【進路】7割超が大学院に進学する。就職先は情報・通信業、サービス業、製造業などが多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-数、高-数・情・工業)、測量士(補)、電気通信主任技術者、電気主任技術者、建築士(一・二級、木造) |
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主な出身者 | 鳩山由紀夫(第93代内閣総理大臣)、根岸英一(ノーベル化学賞受賞者)、大野英男(東北大学総長)、村上雅人(芝浦工業大学長)、荒川一郎(学習院大学長)、佃和夫(成蹊学園理事長)、茂里一紘(東京女子大学長)、松本洋一郎(東京理科大学長)、隈研吾(建築家、東京大学教授)、大西卓哉(宇宙飛行士)、槇文彦(建築家)、西村浩(建築家)、新見徳英(作曲家)、かこさとし(絵本作家、児童問題研究家)、猪子寿之(チームラボ代表取締役)、伊原木隆太(岡山県知事)、志位和夫(衆議院議員)、石井啓一(衆議院議員)、澤田彩香(NHKアナウンサー)、磯貝初奈(中京放送アナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
社会基盤学科(51) | 人間の文化的な生活を支える社会基盤学を学ぶ。都市や災害、自然環境について学ぶ設計・技術戦略、国土や都市のビジョンを描く力をはぐくむ政策・計画、開発経済学や国際交渉などの国際プロジェクトについて研究を行う国際プロジェクトの3つのコースで構成。 |
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建築学科(57) | 耐震、快適な住環境、修復・保全工学などの技術分野に加え、社会学や経済学、心理学などの
分野も学び、建築と設計に携わる人材を育成する。建築設計製図では1・2カ月ごとに図面や模
型を製作し建築の基礎を演習で身につける。4年次には卒業設計に取り組む。 |
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都市工学科(53) | 2つのコースで構成。都市計画コースでは時代と共に変化する都市の状況と課題を把握し、適切な都市施策を打ち出せる人材を育成する。都市環境工学コースでは安全で快適な生活環境を創造するために、現状の問題を把握し解決策を提示できる人材を育成する。 |
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機械工学科(92) | 設計や生産技術全般を対象に機械工学の研究と教育を行う。基礎工学からナノテクノロジー、医療工学までを融合して産業システム全体に貢献するものづくりに取り組む。2・3年次にはスターリングエンジンの設計演習をはじめ実践的な授業や実習が行われる。 |
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機械情報工学科(41) | 人間、機械、情報を結ぶ理論とシステムを創造できる視点を持ち、綿密な思考のできる人材を育成する。実際の設計や製作に必要な知識や経験を習得するため演習も充実している。3年次の自主プロジェクトでは企画から設計、制作、発表までを学生自身が取り組む。 |
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航空宇宙工学科(55) | 技術集約性の高い航空宇宙技術について、多くの知識を活かしその発展をリードできる人材を育成する。3年次冬学期から航空宇宙システム、航空宇宙推進の2つのコースに分かれる。どちらの分野も技術体系の全容を把握できるカリキュラム構成となっている。 |
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精密工学科(45) | ロボテクとプロテクの2つの技術領域の基礎から応用までを幅広く扱う。機械物理、情報数理、計測制御の基礎工学を土台に、メカトロニクス、設計情報、生産の3つの分野を中心としたカリキュラムを展開。英語での研究・技術発表をトレーニングする授業もある。 |
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電子情報工学科(123) | 情報系の科学と技術を中心に学ぶ。電気電子工学科の必修科目も履修可能である。3年次の冬学期から情報的領域、横断的領域、物理的領域の下に設置された5つの履修コースから希望するコースを選択する。定員は電気電子工学科と合わせて123名である。 |
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電気電子工学科(123) | 物理系の科学と技術を中心に学ぶ。電子情報工学科の必修科目も履修可能である。3年次の冬学期から情報的領域、横断的領域、物理的領域の下に設置された5つの履修コースから希望するコースを選択する。定員は電子情報工学科と合わせて123名である。 |
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物理工学科(52) | 物理を基盤に新しい学問を開拓できる人材を育成する。2・3年次にかけて数学と物理の基礎を徹底して学び、固体物理、量子情報、ソフトマター物理など物性物理の基礎と応用も学習する。実習や実験なども重点的に行われている。大半の学生が大学院に進学する。 |
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計数工学科(60) | 2つのコースを設置。数理情報工学コースでは物理現象や社会システムを対象に問題を解決できる数理的方法論の構築を目指す。システム情報工学コースではロボットなどを対象に物理世界と情報世界とをつなぐ認識(計測)と行動 (制御)に関する研究を行う。 |
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マテリアル工学科(78) | バイオマテリアル、環境・基盤マテリアル、ナノ・機能マテリアルの3つのコースを設置。各種マテリアルの合成や構造と機能についての基礎知識、マテリアル設計の基礎を身につける。導入、基礎、応用の3つの段階を順に習得するカリキュラムが組まれている。 |
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応用化学科(53) | 物質を様々にデザインし新機能を生み出すことを目標に、独創性のある研究を展開。化学や物理学、数学など基礎学問の習得に力を入れたカリキュラムを設定。エネルギー変換や貯蔵、環境浄化、医療、情報処理などを研究し、応用化学を通じた社会貢献を目指す。 |
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化学システム工学科(46) | 化学を基盤に、複雑な事象を目的に応じて階層化・単純化して考えるシステム的思考で社会の諸課題に取り組む「スペシャリストにしてジェネラリスト」を育成する。特に環境、エネルギー、医療などの諸問題に対し具体的かつ永続的な解決ビジョンの提示を目指す。 |
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化学生命工学科(49) | 別々に発展してきた「化学」と「生命」の研究領域を工学的に融合させ、「分子」を共通のキーワードとして次世代の科学技術を構築する。化学と生命工学の基礎を徹底して学び、両分野に長けた人材を育成する。4年次から研究室に所属し、卒業研究に取り組む。 |
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システム創成学科(129) | 環境・エネルギーシステム、システムデザイン&マネジメント、知能社会システムの3つのコースを設置。環境、エネルギー、食料、人口など現代社会が抱える課題について、理学や工学に加え社会科学などの知識を構成的に集約し、最適解を見つけ出すことを目指す。 |
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医学部
人間の生命システムを解明し、新たな医学と医療の開拓にチャレンジする
■学科・コース・専修一覧
【特色】在学中に博士課程に進学できるPh.D.-M.D.コースを設置。
【進路】卒業後は、臨床研修医となる者が多い。研究者の道に進む者もいる。
取得できる免許・資格 | 医師 |
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主な出身者 | 島田眞路(山梨大学長)、大友邦(国際医療福祉大学長)、永井良三(自治医科大学長)、跡見裕(杏林大学長)、冲永寛子(帝京平成大学長)、上田泰己(東京大学大学院教授)、養老孟司(解剖学者、東京大学名誉教授)、児玉龍彦(東京大学先端科学技術研究センター名誉教授)、清水達也(東京女子医科大学先端生命医科学研究所所長)、福島孝徳(脳神経外科医、デューク大学教授)、古川聡(宇宙飛行士)、加賀乙彦(小説家、日本藝術院会員)、亀井眞樹(医師、臨床思想家)、阿部知子(衆議院議員) |
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医学科(110) | 6年制。形態学、分子生物学、遺伝学、生理学、薬理学などを幅広く勉強し、医療に対し多角的なアプローチを行う。MD研究者育成プログラムでは少人数ゼミナールや海外実習、研究室での実験を行う。基礎医学研究においても世界的に高い評価を受けている。 |
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健康総合科学科 | 定員 | 学べる学問 | 看護 保健・介護 健康科学 |
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44人 |
【特色】人類の健康で幸福な生活の実現に寄与する人材を育成する。3つの専修に分かれる。
【進路】約6割が大学院に進学する。医療・福祉業などの一般企業に就職する者もいる。
取得できる免許・資格 | 看護師 |
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主な出身者 | 田栗正隆(横浜市立大学准教授)、石川善樹(予防医学研究者)、膳場貴子(ニュースキャスター)、藤本万梨乃(フジテレビアナウンサー)、山本舞衣子(フリーアナウンサー)、八田亜矢子(タレント)※前身の学科出身者含む |
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健康総合科学科(44) | 4年制。現代の健康問題に向き合う専門家を育成する。3つの専修を設置。環境生命科学専修では人間を生物学的に研究する。公共健康科学専修では医療の課題や社会への影響を分析する。看護科学専修では健康を生命科学的観点や社会環境との関わりの中で理解する。 |
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薬学部
物質、生命、医療の側面から「薬」を研究し、社会に貢献する人材を育成する
【特色】学部進学時は共通授業を行い、4年次に薬科学科と薬学科に分かれる。
【進路】薬科学科:9割以上が大学院へ進学。薬学科:一般企業などに就職する者が多い。
取得できる免許・資格 | 薬剤師 |
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主な出身者 | 永田恭介(筑波大学長)、手代木功(塩野義製薬社長)、池谷裕二(東京大学教授)、大谷壽一(慶應義塾大学教授)、加藤友朗(医師、コロンビア大学教授)、喜多喜久(小説家)、藤井基之(参議院議員)、大宮エリー(脚本家)、杉山奈津子(作家)、木村美紀(タレント) |
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■学科・コース・専修一覧
薬科学科 | 4年制。創薬科学や基礎生命科学分野で活躍する研究者を育成する。成績や志望動機などにもとづき、4年次に学科別の研究室に分かれる。医療現場を直接体験する機会や、所定の科目や実習を履修し薬剤師国家試験の受験資格を得る制度も設けられている。 |
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薬学科 | 6年制。成績や志望動機などにより、4年次に学科別の研究室に分かれる。高度な薬剤師教育を行い、国民医療の担い手として医療薬学の分野を先導する人材を育成する。病院と薬局での約半年間の実務実習を通して、卓越した医療薬学の知識や技術を身につける。 |
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農学部
日本各地に農場や演習林など多彩な施設を展開し、食料、生命、環境の諸科学を探究する
農学部 | 定員 | 学べる学問 | 生物 地球環境 生物資源 農・林業 獣医 化学 土木・建築 |
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304人 |
【特色】フィールドワークやリベラルアーツ教育を通じて農学の素養を身につける。
【進路】獣医学課程:約1割が大学院へ進学。その他の課程:約6割が大学院へ進学。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-理・社、高-理・地歴・公・農)、建築士(一・二級、木造)、獣医師 |
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主な出身者 | 石田朋靖(宇都宮大学長)、千葉尚登(プリマハム社長)、眞鍋淳(第一三共社長兼CEO)、重里政彦(SRSホールディングス社長)、出雲充(ユーグレナ社長)、鈴木宣弘(東京大学大学院教授)、難波成任(東京大学大学院特任教授)、齋藤継之(東京大学大学院准教授)、荒田明香(東京大学大学院特任助教)、後藤英司(千葉大学大学院教授)、土屋俊幸(東京農工大学大学院教授)、西村和雄(京都大学名誉教授)、針谷敏夫(明治大学教授)、菊水健史(麻布大学教授)、太田朋子(国立遺伝学研究所名誉教授)、柴田明夫(資源・食糧問題研究所代表取締役)、本澤実(KEIRETSU JAPAN最高顧問)、諸國沙代子(読売テレビアナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
応用生命科学課程(157) | 4年制。生命化学・工学、応用生物学、森林生物科学、水圏生物科学、動物生命システム科学、生物素材化学の6つの専修からなる。人間との関わりが深い植物、動物、微生物について分子・細胞レベルから個体・群集レベルまで理解し、人類の生活向上に貢献する。 |
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環境資源科学課程(117) | 4年制。緑地環境学、森林環境資源科学、木質構造科学、生物・環境工学、農業・資源経済学、フィールド科学、国際開発農学の7つの専修からなる。環境の保全と創造について研究し、食料・資源・地域開発のグローバルデザインを構築できる人材を育成する。 |
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獣医学課程(30) | 6年制。動物と人類のより良い関係を構築し、両者の健康と福祉の向上を目指す。獣医学の基礎科学と応用技術及び動物の生命現象と病態を理解し、動物医療と公衆衛生に貢献できる人材を育成する。附属の動物医療センターが実習の場として幅広く活用されている。 |
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文学部
哲学、歴史、言語など様々なジャンルから、「人間とは何か」を考える
【特色】専修課程それぞれが研究室を設置。他の専修課程の授業を受けることも可能。
【進路】約2割が大学院に進学する。情報・通信業やサービス業に就く者も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-国・社・英、高-国・地歴・公・英) |
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主な出身者 | 大江健三郎(小説家、ノーベル文学賞受賞者)、中西進(国文学者)、石井潔(静岡大学長)、岩切正一郎(国際基督教大学長)、坂東眞理子(昭和女子大学理事長兼総長)、戸部順一(成城大学長)、西本照真(武蔵野大学長)、佐藤健二(東京大学高大接続研究開発センター長)、日比野治雄(千葉大学大学院教授)、飯塚正人(東京外国語大学教授)、河添房江(東京学芸大学教授)、町田健(名古屋大学大学院教授)、戸田山和久(名古屋大学大学院教授)、金水敏(大阪大学大学院教授)、服部英雄(九州大学名誉教授、くまもと文学・歴史館館長)、宮台真司(社会学者、東京都立大学教授)、中野晃一(上智大学教授)、山田昌弘(中央大学教授)、千田有紀(武蔵大学教授)、倉本聰(脚本家)、三浦俊彦(小説家、東京大学大学院教授)、香川照之(俳優)、森下佳子(脚本家)、小野文惠(NHKアナウンサー)、草野仁(フリーアナウンサー)、天明麻衣子(フリーアナウンサー)、髙田万由子(タレント) |
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■学科・コース・専修一覧
人文学科 | 定員 | 学べる学問 | 文学 哲学・宗教 地理歴史 文化 言語・語学 社会 心理 芸術理論 |
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367人 |
【特色】専修課程それぞれが研究室を設置。他の専修課程の授業を受けることも可能。
【進路】約2割が大学院に進学する。情報・通信業やサービス業に就く者も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-国・社・英、高-国・地歴・公・英) |
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主な出身者 | 大江健三郎(小説家、ノーベル文学賞受賞者)、中西進(国文学者)、石井潔(静岡大学長)、岩切正一郎(国際基督教大学長)、坂東眞理子(昭和女子大学理事長兼総長)、戸部順一(成城大学長)、西本照真(武蔵野大学長)、佐藤健二(東京大学高大接続研究開発センター長)、日比野治雄(千葉大学大学院教授)、飯塚正人(東京外国語大学教授)、河添房江(東京学芸大学教授)、町田健(名古屋大学大学院教授)、戸田山和久(名古屋大学大学院教授)、金水敏(大阪大学大学院教授)、服部英雄(九州大学名誉教授、くまもと文学・歴史館館長)、宮台真司(社会学者、東京都立大学教授)、中野晃一(上智大学教授)、山田昌弘(中央大学教授)、千田有紀(武蔵大学教授)、倉本聰(脚本家)、三浦俊彦(小説家、東京大学大学院教授)、香川照之(俳優)、森下佳子(脚本家)、小野文惠(NHKアナウンサー)、草野仁(フリーアナウンサー)、天明麻衣子(フリーアナウンサー)、髙田万由子(タレント) |
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哲学専修 | 古くからの「智を愛する」営みである哲学を形而上学や認識論、行為論、刑罰論、宗教論など幅広く学ぶと共に、生命倫理、環境倫理、情報倫理などの現代的な問題にも取り組む。哲学研究室では大学院生を中心にした勉強会が数多く開催されている。 |
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中国思想文化学専修 | 中国の学術や思想を体系的かつ歴史的に整理し、諸子百家をはじめ幅広い時代に関する宗教、科学、政治思想、教育思想などを学ぶ。中国と関連する範囲について日本や韓国の思想も扱う。古典中国語で書かれた文献の読解のための技法も身につける。 |
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インド哲学仏教学専修 | インド哲学とインド、チベット、中国、日本などの仏教について学ぶ。学部と大学院との連続性を意識したカリキュラムを構成。古典文献の解読を重視し、サンスクリット語文法が必修である。卒業論文の代替として古典を原書で講読する特別演習を履修してもよい。 |
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倫理学専修 | 行為の善悪や人間関係の法則を探究し、現代社会における問題の原理を考察する。西洋と日本の倫理思想について学び、幅広い視野を身につける。倫理学に関する古典的学問研究に加え、西洋哲学、日本思想、社会科学、宗教学など様々な学問に関連する内容も学ぶ。 |
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宗教学宗教史学専修 | 哲学、思想史、社会学、心理学、人類学、民俗学、文献学、図像学などの幅広い視点から様々な宗教現象について学ぶ。宗教について学ぶことを通じ、広く深く「人間」を見る力を養う。特定の専門領域に固執せず、柔軟で幅広い視野を持つことが求められている。 |
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美学芸術学専修 | 美や芸術に関わる探究のみならず、美や芸術の概念そのものの形成をめぐる政治的、社会的状況や芸術の機能の仕方など具体的な問題に取り組む。音楽や文芸、漫画や自然美など専門の異なる学生間のコミュニケーションを重視し、幅広い視野で物事を見る力を養う。 |
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イスラム学専修 | イスラム教の文化、思想、宗教、文学について、おもに文献から実証的に学ぶ。イスラム教成立以前の文化や現代のイスラム原理主義なども対象とする。アラビア語などの現地語の習得が推奨されていることから、欧米だけでなくイスラム圏に留学する者も多い。 |
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日本史学専修 | 日本列島の歴史を様々な観点から総合的に学ぶ。東京大学史料編纂所の所蔵する原本や影写本、写真版などの膨大な史料を利用できる。古代、中世、近世、近現代それぞれの時代を担当する専任の教員のもと、史料を正確に読み、歴史像を構成できる人材を育成する。 |
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東洋史学専修 | 古代から現在の東アジアから北アフリカまで、幅広い時代、地域の歴史を学問の対象としている。史料を正確かつ厳密に読むことを重視し、中国語、朝鮮語、ベトナム語、ヒンディー語、アラビア語、ロシア語など、様々な言語を習得することが推奨されている。 |
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西洋史学専修 | 古代から現代まで、ヨーロッパを中心に南北アメリカやアジア、アフリカとの関係を幅広く学ぶ。歴史を複眼的に見通し、長期的な展望にもとづいた思考や判断のできる人材を育成する。研究室には大学院生も多く、学部生の間の交流も盛んに行われている。 |
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考古学専修 | 環境考古学、動物考古学、祭祀考古学、民族考古学など裾野の広い考古学を、座学とフィールドワークから学ぶ。基本的な分析方法と発掘技術を習得し、3年次には北海道常呂町の実習施設で発掘調査の実習を行う。海外を含む学外の発掘調査に参加する学生もいる。 |
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美術史学専修 | 現存する美術作品を調査、分析し、美術の歴史的展開を具体的に明らかにする。3年次に行われる関西見学旅行の演習により、実物を楽しみ、観察し、調査、考察をするという美術史学の基本的な態度に触れる。美術館や美術商などを見学する機会も設けられている。 |
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言語学専修 | 音韻、音声、統語法、形態論、意味論など言語学に関する様々な分野を扱う。日本語、英語などの身近な言語から、方言や古代の言語まで対象は幅広い。今まで研究がされてこなかった言語や話し手が極端に少ない消滅寸前の言語などについても研究が行われている。 |
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日本語日本文学(国語学)専修 | 文法論、意味論、語彙論、文字論など幅広い観点から日本語について学ぶ。日本語情報処理のための理論的研究や外国人への日本語教育などについての研究も行われている。多数の古写本や古刊本などを所蔵し、全国の国語学研究者の情報収集の場ともなっている。 |
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日本語日本文学(国文学)専修 | 『万葉集』や『源氏物語』などの古典や近現代の日本文学に加え、歌謡や能、歌舞伎、近現代の演劇なども対象とする。文化財クラスの貴重な写本、版本、和本を多数所蔵している。卒業論文が必修となっているが、テーマ設定は学生の自由な選択に委ねられている。 |
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中国語中国文学専修 | 研究分野は中国語を軸に古典、現代文学、言語の3つに大きく分かれるが、どの分野でもテクストの背景にある中国語圏文化の特徴を丁寧に調べることを原則とする。中国語に触れ、中国語圏や中国語を母語とする人々の情念に迫ることを大きなテーマとしている。 |
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インド語インド文学専修 | 中世から現代に至るドイツ語とドイツ語による文学作品を対象とする。ドイツ語を緻密に読み解き、その構造や特性、そこに表出されている文化的、思想的な意味を考察する。自由な言語的感性を重んじ、教員や学生それぞれが自由かつ個性的であることを重視する。 |
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英語英米文学専修 | 一時期の言語構造を研究する共時的研究と、言語変化の様相を研究する通時的研究の2つの側面から英語学を研究する。テクストの精読を中心としつつ、社会的、文化的なアプローチも可能である。卒業生は出版・ジャーナリズムなどの多様な分野で活躍している。 |
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ドイツ語ドイツ文学専修 | 中世から現代に至るドイツ語及びドイツ語による文学作品を対象に言語としてのドイツ語の構造や特性を研究すると共に、そこに表出されている文化的、思想的な意味を考察する。専修の雰囲気としては繊細で自由な言語的感性を重んじ、教員や学生それぞれが自由かつ個性的であることを重視する。 |
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フランス語フランス文学専修 | フランスの文学や思想にもとづく自由と批判精神を重視する。学生どうしの議論のもとでそれぞれの研究テーマを鍛え、卒業研究につなげる。授業は厳密なテクスト講読の形式をとり、自己の解釈を参考文献と照らし合わせて批判的に検討する読解態度を習得する。 |
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スラヴ語スラヴ文学専修 | 中世から近現代に至るロシア及びスラヴ各地の語学や文学、文化を幅広く視野に入れる。言語研究と文化研究を関連させ、テクストを正確に解読し、テクストの背後にある文化的文脈を理解する。スラヴ地域の文学と言語の双方に関する科目を数多く開講している。 |
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南欧語南欧文学専修 | 文学部の中でも比較的新しい研究室の1つ。イタリア語イタリア文学を中心に、ロマンス諸語全体に関する講義や中世オック語文学、スペイン語スペイン文学などの授業を随時開講。イタリア語に関しては文献を正確に読解し、イタリア語の運用能力を磨く。 |
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現代文芸論専修 | 伝統的な語学文学研究の堅固な土台を前提としつつ、文学研究の新しい形を開拓するために開設された専修である。国や言語の枠を越えて、世界の文学を現代的な観点から研究する。世界の作家や研究者を招いての講演会やシンポジウムなどを積極的に開催している。 |
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西洋古典学専修 | 古代ギリシア語やラテン語で書かれた文献資料に関する研究を行う。この2つの言語による韻文、散文作品のそれぞれを網羅する工夫の施されたカリキュラムを設定し、多彩な講義、演習科目を開講。講義や演習の中で膨大な古典作品の全容を概観していく。 |
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心理学専修 | 人間の心的、知的な機能を探究することを目的とする。心理学概論や心理学特殊講義により心理学の最新の成果を学習する。心理学演習では心理学の論文に対する読解力を身につける。心理学実験演習では実験に必要な技術を学び成果を論文にまとめる訓練を行う。 |
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社会心理学専修 | 人間の行動と、その背景にある心的過程や社会文化的な基盤との間のダイナミックな関係を研究する。社会心理学調査実習、社会心理学実験実習、社会心理学統計といった実践的な科目が必修である。社会現象や行動を観察し、体系づけや統計的な分析などを行う。 |
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社会学専修 | ゼミを中心とした少人数教育のもと、社会調査実習やゼミ合宿、大学院生の指導による自主的な研究会などが活発に行われ、実践的な学びが提供されている。専任教員の研究テーマは福祉、社会政策、ジェンダー、家族、都市、住宅、ケア労働、人口など多彩である。 |
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教育学部
教育を通じて、人々の幸福と、より良い社会の実現を模索する
【特色】3つの専修と5つのコースで構成され、最先端の研究にもとづく学部教育を提供。
【進路】2割弱が大学院に進学する。サービス業や情報・通信業、公務への就職も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-社・保体、高-地歴・公・保体)、司書教諭、学芸員、司書、社会調査士、社会教育主事 |
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主な出身者 | 福田誠治(都留文科大学理事長)、八田秀雄(東京大学大学院教授)、根本彰(東京大学名誉教授)、広田照幸(日本大学教授)、上西充子(法政大学教授)、中原淳(立教大学教授)、髙橋亜希子(南山大学教授)、田畑泉(立命館大学教授)、すぎやまこういち(作曲家)、佐藤雅彦(メディアクリエイター、東京藝術大学大学院教授)、平秀明(麻布中学校・高等学校長)、伊藤悟(作家、評論家)、樋浦直樹(READYFOR代表取締役COO)、春野恵子(浪曲師)、井出庸生(衆議院議員)、宮本徹(衆議院議員)、打越さく良(参議院議員)、喜入友浩(TBSアナウンサー)、澤田有也佳(朝日放送アナウンサー) |
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■学科・コース・専修一覧
総合教育科学科 | 定員 | 学べる学問 | 教員養成 教育 心理 健康科学 |
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100人 |
基礎教育学専修 | 基礎教育学コースを設置している。「教育とは何か」という根源的な問いに対して哲学、歴史、人間、臨床の4つの方向から考察を重ねる。歴史資料や古典的テクストの読解、最先端の思想及び理論の講義や教育問題に関する議論などの実践的な教育が行われる。 |
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教育社会科学専修 | 2つのコースを設置。比較教育社会学コースでは教育を「社会現象」「文化現象」ととらえ、様々な社会科学の観点から考察する。教育実践・政策学コースでは教育を「現場」からとらえ、具体的な教育施設から文部科学省までを対象に、その現実について研究する。 |
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心身発達科学専修 | 2つのコースを設置。教育心理学コースでは学習行動や発達を主題とする教育心理学と、心理療法やカウンセリングを主題とする臨床心理学の2つの領域を扱う。身体教育学コースでは身体の構造と機能に加え、脳との関連や健康維持と社会基盤との関係を考察する。 |
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教養学部(前期課程)
入学後の約2年間を通じた「リベラル・アーツ」で、幅広く豊かな見識をはぐくむ
教養学部(前期課程) | 定員 | 学べる学問 | 文学 哲学・宗教 地理歴史 文化 言語・語学 社会 国際 経済 法 政治 教育 心理 生物 地球環境 数学 物理 化学 情報科学 健康科学 |
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2960人 |
【特色】前期課程で教養教育を受けたのち、進学選択制度によって10の学部から進学先を選択。
【進路】各類の進路先学部は別表のとおりである(なお、各科類の定員は前期試験のもの)。
■学科・コース・専修一覧
文科一類(401) | 法学や政治学など社会科学全般の基礎的な領域を中心に学ぶ。その他にも哲学、倫理、歴史、心理などの人文科学系科目や、物質・生命、数理・情報などの自然科学を含む科目を数多く履修し、人間と社会について幅広い見識を養う。おもな進学先は法学部である。 |
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文科二類(353) | 経済などの社会科学を中心に、文科一類と同様に哲学、倫理、歴史、心理など幅広く人文科学を学び、人間や組織について理解する。さらに、理系科目を含む総合科目を自ら選択することで多彩な学習領域を形成していく。おもな進学先は経済学部である。 |
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文科三類(469) | 言語、思想、歴史などの人文科学や社会科学を学び、人間の文化的、社会的側面についての知識や見識を深めていく。さらに、理系科目を含む多くの総合科目を自主的に選択することで以後の進路を確立していく。おもな進学先は文、教育、教養の3つの学部である。 |
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理科一類(1108) | 数学、物理学、化学を中心に数理科学、物質科学、生命科学を学習する。文系科目を含む総合科目を履修し、科学や技術と社会の結びつきを理解する。科学論文における英語ライティングを学び、志望学部へ進学する。おもな進学先は工、理の2つの学部である。 |
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理科二類(532) | 生物学、化学、物理学を中心に生命科学、物質科学、数理科学を学習する。文系科目も履修し現代社会における科学技術の役割について学び、志望学部へ進学する。科学論文における英語ライティング能力も養う。おもな進学先は農、工、理、薬の4つの学部である。 |
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理科三類(97) | 生物学、化学、物理学を中心に生命科学、物質科学、数理科学を学習する。人間への探究心を養い、生命と社会の関わり合いを学ぶ。科学分野での国際的発信力を強化するため、科学論文における英語ライティングも履修する。おもな進学先は医学部医学科である。 |
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教養学部(後期課程)
文理のジャンルを横断した 「越境する知性」を育成し、新たな分野を開拓する
教養学部(後期課程) | 定員 | 学べる学問 | 文学 哲学・宗教 地理歴史 文化 言語・語学 社会 国際 経済 政治 心理 生物 数学 物理 化学 エネルギー 情報科学 健康科学 芸術理論 |
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187人 |
【特色】学際、国際、先進をテーマに複数の分野を扱う。授業の多くは少人数制である。
【進路】3割超が大学院に進学する。サービス業、情報・通信業、公務などへの就職者も多い。
取得できる免許・資格 | 教員免許(中-国・数・理・社・英、高-国・数・理・地歴・公・情・英) |
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主な出身者 | 大隅良典(ノーベル生理学・医学賞受賞者、東京工業大学栄誉教授)、川井伸一(愛知大学理事長兼学長)、白石隆(熊本県立大学理事長)、泉澤清次(三菱重工業社長)、村上陽一郎(東京大学名誉教授)、野矢茂樹(東京大学大学院教授)、北森武彦(東京大学大学院教授)、貴堂嘉之(一橋大学大学院教授)、明石康(神戸大学特別教授)、塩出浩之(京都大学大学院准教授)、大黒岳彦(明治大学教授)、千葉雅也(哲学者、立命館大学大学院教授)、神津里季生(連合会長)、東浩紀(作家)、與那覇潤(歴史学者)、松浦寿輝(小説家)、小野正嗣(小説家)、岸本葉子(エッセイスト)、豊島圭介(映画監督)、雁屋哲(漫画家)、小池龍之介(僧侶、文筆家)、大石蘭(イラストレーター、文筆家)、上川陽子(衆議院議員)、小西洋之(参議院議員)、岡村仁美(TBSアナウンサー)、佐々木恭子(フジテレビアナウンサー)※前身の学部学科出身者含む |
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■学科・コース・専修一覧
教養学科 | 対象とアプローチが異なる超域文化科学、地域文化研究、総合社会科学の3つの分科を設置。各分科には合計18のコースが展開し、複数のコースを履修できる制度もある。すべてのコースで2つの外国語を必修とする他、英語のみで学位が取得できるコースもある。 |
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学際科学科 | 科学技術論、地理・空間、総合情報学、広域システム、国際環境学の5つのコースで構成され、文理融合分野を幅広くカバーする。国際環境学以外の4つのコースと進化学を副専攻として組み合わせて学ぶこともできる。国際環境学コースでは授業は英語で行われる。 |
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統合自然科学科 | 数理自然科学、物質基礎科学、統合生命科学、認知行動科学の4つのコースとスポーツ科学サブコースで構成。多様な選択を可能にする教育プログラムが展開されている。教養学部他学科の講義とも連携し、専門分野を深く学びつつ様々な学問領域を横断できる。 |
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