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ウェブコンサルタント
獨協大学 経済学部
株式会社 ネットフロンティア 第二営業部 マネージャー
熊木 淳一 (くまき じゅんいち)氏

2012年01月東進タイムズ掲載

「仮説」と「実行」の繰り返しで企業の売上アップに貢献!

成果が数字で現れるネット広告 負けないための徹底準備

七宮と同じく入社5年目となる熊木淳一の仕事は、株式会社ネットフロンティアの基幹サービスである広告代理事業の営業である。昨今では、自社のホームページを持っている企業は珍しくない。だが、それらが利益にうまくつながっているかとなると話は別だ。ホームページを持っているだけでは意味がない。そこに顧客を集め、売上を伸ばすための工夫が必要なのである。そもそもインターネット広告は、テレビやラジオを使った広告とは異なる。これら「マス広告」と呼ばれる手法は、実際の効果を測ることが非常に難しいのだ。「一方、ネットの場合は数字との戦いです。誰がいつ、どのページを見たかという情報がすべて数字として出てくる。この点が従来のマス広告とは全く違う点です」逆に言えば、ネットの分野は数字がすぐに表れるシビアな世界だといえる。そのため、仕事に取りかかる際には、取引先企業の現状把握・分析は欠かせないと熊木は言う。企業の要望に耳を傾けつつ、業界内でのポジションやサービスの強み、あるいは弱点などを余すところなくリサーチする。そこから具体的な提案に至るまでのデータを積み重ねて、企業のネットマーケティングにとって最適な「仮説」をはじき出すのだ。

ユーザーの支持を得続けるため 終わることなきデータ分析

しかし、ここまでの作業はスタートラインでしかない。むしろこれからが本番だ。仮説に基づいて狙うべき市場を明確にしたのちに、効果を上げるための手立てを実行しなければならない。ホームページに掲載する記事の内容から、色使いに至るまでのすべてを決定するためのデータを分析するのだ。綿密なデータの裏づけなしには、ユーザーを魅了するホームページを作ることはできないのである。例えば現在、同社が手掛けている美容関連の企業がある。競争の激しい業界だけに、ホームページを常に更新してブランドの存在感をアピールすることが必須だ。そのためには、季節ごとのキャンペーンをどのように見せれば効果的であるのか。あるいは、新規ユーザーの不安を解消するために、利用者の生の声を掲載してみてはどうかといった戦略の立案が不可欠だ。こうした提案をじっくりと詰めるために、熊木は先方に毎週通いつめる。その結果、市場規模は決して伸びていなくても、その企業の反響・売上はここ4年間、常に右肩上がりという成果を残すにいたっている。

広告制作会社と聞くと、派手なイメージを持つかもしれないが、実際は「かなり地味な作業です」と熊木は笑う。仕事を進めるうえで重要な能力は「コミュニケーション力」と「分析力」の二つ。加えてもう一つ、熊木が実践していることがある。それは「広い視野を持つ」ことだ。「企業や、その先にいる消費者の視点も常に考えるようにしています。先入観や固定観念が一番の敵です」そう語る若きリーダーの瞳には、プロフェッショナルの矜持が垣間見えた。

※文中敬称略。所属・役職等は取材当時のものです。
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