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社会で活躍する先輩からのメッセージ

北山美樹氏

きたやまみき:名古屋大学農学部応用生命科学科、同大学院生命農学研究科生物機構・機能科学専攻出身。 ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社勤務

現場に出向き、作り手の思いからヒラメキを得る!


 私は現在、主にレモン、飲料、スープを商品として扱う食品メーカーで開発者として働いています。
 「おいしい」のはもちろんのこと、見た目や機能性(効果・効能など)、利便性(簡単に口にできることなど)、価格にこだわった商品を開発するのが私たちに与えられた命題です。様々な商品があふれる世の中で、他社との差別化を図り、自社にしかできない商品、長く愛される商品をお客様に届けたいと考えながら仕事をしています。
 中でも、私は主にスープに使用する原料(農産物や水産物)の開発を中心に担当しています。飲食物の場合、原料へのこだわりはそのままダイレクトに、商品価値の向上へとつながります。本当のおいしさを消費者へお届けするためには、とても重要な部分なのです。
 原料開発については、①素材となる農作物や水産物の吟味・選定→②それらの良いところを引き出す加工方法の検討・試作→③研究開発での少量調理段階から工場での大量生産へのスケールアップ、というのが大きな流れです。
 私自身、どの段階でも実際に現地や現場に足を運ぶことを大切に考え、取り組んでいます。なぜなら、生産者や工場現場の方から作り手の思いや考えなどを聞くことで、新しいヒラメキが生まれるケースがあるからです。その場で感じる味やにおい、舌触りなどの重要なヒントを得られることも、実際に足を運ぶ大きなメリットです。
 私は子どもの頃から食べることが大好きで、新しいものは必ず試す性格でした。それを自覚したからこそ、大学は食に関係の深い農学部へ入り、さらに大学院でも食について探究しました。就職活動も食品メーカーを中心に回っていました。その思いがかなって今の私があります。
 就職するまでは、ただ食べたり飲んだりするだけの消費者でした。しかし、作り手となった今は、「おいしいもの」を作り出すこと、それを商品として世に出すことの難しさを日々実感しています。
 一方で、“好き”だからこそ、より仕事へのこだわりを持つことができ、頑張れるとも感じています。これからも“好き”を原動力に精進し、いつの日かお客様に長く愛される商品を生み出したいと思います!

ラクロスでの学びが、今の自分の仕事に活きている


 大学時代に最も打ち込んだことは部活動です。ラクロス部に所属し、“東海地方でナンバーワン!”を目標に、毎日練習に励みました。4年間の活動中は、努力が報われて嬉しかったこともあれば、試合に負けたり上達の壁にぶつかったりして、悔しい思いもたくさんしました。その悔しさから身についたのが「自分にできることは何か?」を考えて行動するということです。
 レギュラーにはレギュラーの、補欠には補欠にしかできないことがあるのだと、多くの経験から気づいたのです。それからは、悔しいことも前向きに、かつ主体的に行動できる強さが身についたように思います。
 その自分にしかできないことを追い求める姿勢は、今の仕事にも確実に活かされています。例えば、仕事では会議やミーティングなどで議論する場面が多々あります。私は、職歴も年齢も一番若く、そのような場面で役に立つ知識や経験はまだほとんどありませんが、裏を返せば「仕事に関する固定観念がない」ということでもあります。私が今できることは、上司や先輩が考えつかない意見や、お客様の目線により近い意見を述べることだと思います。今の自分にしかできない考え方や意見を積極的に表現することで議論を活性化させ、より良いアイディアにつなげることから、会社に貢献していきたいと考えています。

目標がない人は、“大学入学”を仮の目標にしてみよう!


 皆さんの中には、将来やりたいことが明確で、それを実現させるために志望する大学があり、合格後の充実した大学生活を思い描いている人もいれば、逆に、やりたいことや興味方向が全然想像できない人もいると思います。
 高校時代の私はどちらかというと後者のような人間でした。ぼんやりと「大学は行った方がいいかな」「食べることが好きだから、食品と関係ありそうな農学部に進もうかな」という程度でした。当時の私のように、たとえ今やりたいことが明確に決まっていなくて、将来に漠然とした不安を感じていたとしても、どうか安心してください。
 大学には学問、趣味、スポーツなど様々な世界が高校よりも格段に大きく、深く広がっています。将来がわからないままに大学へ入っても、そこですばらしいと思える経験をし、様々な考え方や人物、かけがえのない仲間と出会えるはずです。きっとその中で自分のやりたいこと、軸となる何かを見つけられると思います。
 よく「大学に入ることが目標ではない」といわれますが、私はいったんの目標を「大学に入ること」としても間違っているとは思いません。未知の世界が広がる大学で過ごす4年間で、やりたいことが見つかる大きな可能性があるからです。
 将来の漠然とした不安から受験勉強に身が入らない人がいたら、「大学に入ること」をいったんの目標にして、充実した大学生活を送っている自分を想像してみてはいかがでしょうか。

私の大学 ~後輩の皆さん、こんな大学です~

石井 彩摘さん

いしい あつみ:愛知県立時習館高校 卒 医学部保健学科(看護学専攻)3年

どのような高校生でしたか? 名古屋大学を志望したきっかけは?


 高校に入学した頃は勉強にあまり力を入れておらず、高2生の最初のテストで成績の低さ、提出物に対しての自分の杜撰さを強く感じてから、真剣に取り組むようになりました。その中で身につけた勉強する習慣を受験勉強に活かすことができました。
 私は、小・中学生の頃から看護に関わる仕事がしたいと思っていました。大学も看護学を学べるところに進みたいと考えていた中で、高校生になってから助産師になりたいと強く思うようになり、自宅からの通学が可能で、助産師の資格が大学在学中(選抜制)に取得できる名古屋大学に興味を持ちました。
 また、夏のオープンキャンパスにも参加し、大学の雰囲気や充実した実習環境を見て、「ここで看護学を学びたい!」と強く思うようになり、名古屋大学を志望しました。
 なお、私は推薦入試で合格しました。その際に受けた面接では、面接官から聞かれる内容がおおよそ決められていたので、あらかじめ述べたいことをまとめておき、面接に臨むことができました。面接対策は、その述べたいこと、自分の考えをスラスラと話せるように担任の先生と何度も練習しました。
 もちろん、試験本番では緊張しました。でも、それまでやってきた面接の練習を思い出し、自分なりに堂々と答えることができました。やはり、練習に勝るものなしです。練習することで修正すべきところに気がつくからです。面接試験を受ける受験生の皆さんは、たくさん練習を積み重ねていき、自信を持って挑めるように頑張ってください!

どのようなキャンパスライフを送っていますか?


 3年生に進級後の4月に助産師コースの試験を受け、合格することができました。それを受け、現在は看護師と助産師の勉強を並行して取り組んでいます。助産師コースは大学に入る理由でもあったため、合格してとても嬉しかったです。
 その一方で、授業やテストが他の専攻の学生の2倍になり、勉強の両立が大変でしたが、前期のテストでは他の助産師コースのメンバーと力を合わせ、何とか乗り切ることができました。看護と助産の勉強を並行するのはなかなり大変ですが、自分が決めた道を達成できるよう引き続き頑張っていきたいと思います。
 また、看護の臨地実習と助産の授業も並行して受けています。看護の臨地実習では、7つの領域を順番にめぐっていきます。私は母性看護学、慢性期看護学、小児看護学、老年看護学の4つの領域を終えました。看護を学ぶ点においては、どの領域も変わりませんが、その患者さんの年齢や疾患の特徴によって関わり方や指導内容が変わりながら、患者さんそれぞれに合った看護を行うことが大切になるのだと、4つの領域を終えて学ぶことができました。
 患者さんの状態に合った看護内容を考えることは、コミュニケーションをとり、その患者さんの性格や1日の生活を知ることや、「どのタイミングで、どのような方法で看護を行うのか」「なぜ、その看護が必要であると考えたのか」といったことを明確にしていかなければなりません。時間を要しますが、患者さんのために私が今できることを考え、また患者さんに感謝していただいたときは嬉しい気持ちでいっぱいになります。
 朝は早く、帰宅してからも課題や記録の整理などで忙しい生活を送る毎日ですが、「患者さんから学ぶ」という気持ちを忘れずに、今後の実習も頑張っていきたいです。

自分の理想とする助産師像を追い求めたい


 私は子どもの頃から、人の役に立つ仕事がしたいと思っていました。その中でも医療系に興味を持ち、また同性である女性のために何かできないだろうかと強く思うようになり、助産師を目指そうと高校生の頃に決めました。
 私は、「病気は悲しいことだけど、出産は嬉しいもの」と思っていました。けれども、大学に入り、授業や実習を通して考えが全く変わりました。持病を抱えながら出産をする人、出産途中に赤ちゃんも産婦さんも心拍が下がってしまうことなど、出産とは母子の命に関わるものだということを知りました。2つの命を預かっているという責任の重さが、あるいは看護師と助産師の違いに現れているのではないかと思っています。
 看護の実習では必ず産科病棟での実習が含まれます。私はすでに産科病棟での実習を終え、助産師がどのようなことに注意しながら母子たちを観察しているのか、どのように産婦さんや家族に寄り添っているのかを実際にこの目で見ることができました。赤ちゃんを産んだその瞬間だけでなく、赤ちゃんと家族がどのような生活を送っていくのか、という今後の生活まで見すえて考えることの大切さがわかりました。改めて、出産とは奇跡であり、助産師とは新しい生活を送っていく手助けをする素晴らしい職業だと感じています。
 このような経験から、私は「出産という奇跡の手助けをしたい」「子どもを産んで良かった、お母さんになって良かった」と思ってもらえるような助産師になりたいと思っています。その人それぞれに、悩みや不安は異なります。何に悩んでいるのか、赤ちゃんと生活していくにあたって何が必要かなど、対象者に合ったケアやアドバイスなどを考えながら、お母さん、赤ちゃん、家族に寄り添えるような助産師になりたいです。
 病院の看護実習において、患者さんと関わる中で、「寄り添うこと」とは決して簡単ではないと痛感しています。すべての患者さんに同じような関わり方をしても、伝えたいことが十分に伝えられなかったり、必ずしも良い関係が築けなかったりするのを、実習を通して体験しました。
 今は、コミュニケーションスキルを身につけることがとても重要だと考え、大学やアルバイトなど日常生活でもたくさんの人と関わるように意識して取り組んでいます。自分の理想としている助産師像に近づけるよう、日々模索中です。

加藤愛さん

かとう あい:東京都 私立 晃華学園高校 卒 化学生命工学科 2年

2つの学科を志望できる名古屋大学工学部に魅力を感じました


 高校時代は、定期試験の順位も下の方で、正直、勉強はできませんでした。部活動は体操に所属し、高2生の頃は副部長を務めましたが、それほど厳しい部活ではなかったので、楽しくのびのびと活動していました。
 名古屋大学を選んだ一番の決め手は、進学を希望する学科を2つまで願書に記入できることです。化学系と機械系のどちらにも興味があったので、この制度はとても魅力的でした。また、東京から名古屋へと移って一人暮らしをすることも両親は反対せず、私を送り出してくれました。

必修の授業が多いのが理系ならではだと思います


 入学後の1年次の大半は教養科目が中心で、専門科目はほとんどありません。教養科目では、ノーベル賞を受賞された他学部の教授の授業を受けられます。大学では入学したらすぐに自分の興味のある授業を受けられると思っていたのですが、理系の場合、ほとんどの科目が必修で、選択の自由度は思ったほどなかったです。部活動は女子ラクロス部に所属し、練習に励んでいます。何かに本気で打ち込めるのは大学生活が最後かもしれないと思い、サークルではなく部活動に入りました。
 専門的なことにはまだ詳しくないので、具体的な職業や研究よりも、今はどういう大人になりたいかを考えることが多いです。全部を挙げたらキリがないのですが、最も魅力的だと思うのは「芯がしっかりしていること」「心に余裕があること」「向上心を忘れないこと」の3つです。そんな大人になりたいです。

槇 ちひろさん

まき ちひろ:東京都 私立 洗足学園中学高等学校 卒 情報学部 人間・社会情報学科 1年

将来の夢につながる名古屋大学の新しい学部を志望しました


 私は中学受験をして中高一貫校に入ったため、高2生までの5年間は本当に部活動と習いごとだけに熱中する日々でした。所属していた新体操部は週4回の活動、習いごとのバレエも週3回以上と、正直、常日頃の勉強習慣は皆無に等しかったと思いますが、とても楽しく充実した中高生活でした(その分、高3生からの受験勉強はすごく苦しみました……)。
 大学選びについても、高3生になるまで進みたい学部が定まっていなかったのですが、あるとき、一人暮らしをしてみたいと思いつき、東京から離れた大学に目が向き始めました。ただ、遠くで一人暮らしをするならば国立大学にしないと、両親には金銭面に負担がかかってしまうことから、距離的にも場所的にも名古屋が一番魅力的であるといった考えから、名古屋大学を第一志望に決めました。また、私は将来メディア関連の職に就くことが夢だったので、これに最も関連し、改組されてまだ1年あまりの新しい学部であることに興味を持った情報学部を選びました。

理系の勉強にも必死に取り組みながら、充実した毎日です


 今の1年次では、必修の授業では情報リテラシーやプログラミングについて学んでいます。私は人間社会情報学科という唯一の文系学科に所属していますが、数学やプログラミングをあたりまえのようにたくさん学び、理系分野が大の苦手な私は授業についていくのに必死です(笑)が、未知のこれからの可能性が大きい分野に常日頃から触れることができるので、毎日がすごく刺激的です。サークルは、インカレのよさこいチーム「常磐」に所属しています。週3回の練習があり、遠征なども多いためとても忙しいですが、他大学の友だちもたくさんできて、とても充実しています。
 小さい頃からテレビ局などのメディア関連の職に就くことが夢なので、これからの大学生活で将来につながることをたくさん吸収して卒業できたらいいなと思っています。ありがたいことにすぐ身近に起業などの高い意識を持つ同年代がいる環境です。日々刺激を受けながら、自分自身の意識を高めていけたらとも思います。また、大学生で一人暮らしという経験をできるのは普通ではないと思っています。今の環境に感謝しつつ、一生役立つ生活能力も培っていきたいです。

先輩たちの「生の声」入試アドバイス

科目別アドバイス

英語


英語は長文問題が大きく点数を占めているので、長文問題を行為略すれば高得点が見込まれます。そのためには、音読をして長文を速く読む練習をするのが最も大切だと思います。1日に15分程度でもいいので、毎日音読する習慣をつければ、自然と読むスピードも上がってきます。また、問題を解く順番や時間配分も重要になります。過去問などをたくさん解くことで、問題の進め方を自分なりに作っていってください。また、試験当日は、リスニングの試験が始まる前に、英語の文章を耳で聞いておくのがおすすめです。そうすることで耳が慣れ、焦ることなく英語の音声を聞くことができると思います。(医学部看護学科 石井さん)

国語


センター試験では評論と古文の得点が安定せず、時間もかかってしまう苦手分野だったので、模試では「漢文→小説→評論→古文」の順に解いていました。センター試験の国語は時間が一番の「敵」だと思います。問題を確実に正解できるように、自信のある大問から解くことをおすすめします。(情報学部 槇さん)

入試本番アドバイス

最後まで実力を発揮できるように!


受験のために名古屋にやって来て、ホテルに宿泊していた私は、試験直前であることに加え、知らない土地にいることで気持ちが落ち着かなくなり、全く勉強が手につきませんでした。そこで、試験前日に試験会場へ下見に出かけたり、気休め程度に今まで一番使ってきた参考書を眺めたりして過ごしました。入試は2日間かけて行われますが、私は初日に手応えがなく、2日目の得意の数学に期待をかけました。とはいえ、今さら何をどうしたらいいかわからなくなり、ただただ不安でした。そこで、思い切って何もせずに、名古屋まで一緒に来てくれた母親と、おいしいものを食べに出かけて、床に就きました。試験期間が長くなればなるほど、しんどくなることがあります。試験が終わるまで全部のことを我慢するのではなく、たまには息抜きをして、最後まで実力を発揮できるようにしましょう。(工学部 加藤さん)

「これだけやってきたから大丈夫!」。自信を持って試験に挑んでください!


入試本番は緊張するのがあたりまえです。私もとても緊張したので、リラックスするために甘いものを食べたり、お昼休みに友だちとお話したりしていました。落ち着いて試験に取り組めば、いつも通りの力が発揮できると思います。また、試験会場にはいつも使っているノートや参考書を持参し、不安になったらそれらを見て、やってきたことを思い出していました。入試本番まで皆さんもたくさん勉強してきたと思います。「これだけやってきたから大丈夫!」と自信を持って試験に挑んでください!(医学部保健学科 石井さん)

事前の対策を怠らず、万全の状態で臨みましょう!


受験期は、試験を終えた帰り道に予備校へ立ち寄り、担任助手の方々とおしゃべりするなど息抜きをし、少し勉強してから帰宅するようにしていました。センター試験では思っていた以上に点が取れず、どの予備校の合否判定もC判定で、私大の一般入試でもなかなか合格がもらえず、かなりメンタルがやられていました。正直、名大も諦めようかと何度も思いましたが、担任助手の方々がいつも励まし、元気づけてくれたことが、本当に私の受験期の大きな心の支えとなったことで、国立二次試験までのモチベーションを保てたと思います。私は体力には自信があったので私大を何日も連続で受験しましたが、体力よりも精神的にすごくきつくて、それぞれの大学の問題傾向も知らずに、対策を十分に行わないままに受験したことで「負の連鎖」を招きました。受験生の皆さんには、自分が納得のいくような対策を行い、自信を持って臨める受験スケジュールを立てることをおすすめします。(情報学部 槇さん)

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