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自動車
慶應義塾大学 文学部
日産自動車株式会社 日産ラーニングセンター マネジメントインスティチュート主担 (兼)人事部人財開発グループ主担 (兼)マネジメントスクール主担
鳥羽 真澄 (とば ますみ)氏

2007年12月東進タイムズ掲載

グローバルに発展する会社をリードする人財を育てることが使命

「学び」は一生続くもの。人財開発で気づいた真理

 企業にとって、そこで働く「人」は財産です。クルマを生み出すために研究を重ね、技術を磨き、魅力を伝えて販売しているのはすべて「人」なんです。私は現在、その人財を育成するための研修の企画、開発、プログラムの実施など、社員教育を担当しています。500名の新入社員研修から、マネージャー向けのセミナー、また国内だけでなく提携先の仏・ルノー社など異文化の環境で働くスタッフまで対象はさまざまです。

 中学校や高校などの学校で1年生、2年生向けのカリキュラムがあるのと同じように、企業でプロフェッショナルとして働くためには、段階に合わせた知識、スキル、能力が必要です。専門分野の知識はもちろん、コミュニケーション、会議でのプレゼンテーションの方法、部下を指導するためのコーチングなど組織人として必要な力が身につくよう、研修を企画します。

 10年以上人事を担当して強く感じることは、「学び」は人にとって一生必要であるということです。学校を卒業したら学びは終わりではなく、職業人にとっても必要なのです。向上心を持って、新しい知識や技術、方法を学び続けることができること。それが企業に必要な人財の姿であると思います。もちろん、その基礎となるのが学校での学びであるということも忘れてはなりません

自動車会社で働く人に求められる力とは

 グローバル化が進む現在の自動車市場では、多様性の中でうまく適応して仕事ができることが不可欠です。その際、ベースになるのは基礎的な知識に加えて、環境適応力、柔軟性、オープンマインド、チャレンジ精神ではないでしょうか。

 また、英語力があれば活躍の場が広がることは間違いありません。私は、中学3年のときに父の転勤でアメリカへ渡り、現地の高校に通いました。あのときが最初の強烈な異文化体験ですね。授業についていくため、周囲とコミュニケーションを取るために辞書を片手に必死で英語を学びました。そして日本に戻り、身につけた語学力を活かしたいと思い、輸出や海外拠点が多かった自動車会社を選びました。語学力はもちろん、環境に適応するために努力した経験が、今の仕事につながる原点だと思っています。

 自動車会社で働きたい人は、例えば日産自動車ならば「日産車のここが好き」「日産でやりたいことがある」など、日産で実現したい夢がある人がいいですね。将来について考えるときは、自分の得意なものは何か、得意なことを極めてできることは何か、と考えることをオススメします。好きなことを続けることが将来につながるのではないでしょうか。

※文中敬称略。所属・役職等は取材当時のものです。
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