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新聞記者
早稲田大学第一文学部
読売新聞東京本社 編集局政治部 記者
松下 正和 (まつした まさかず)氏

2012年04月東進タイムズ掲載

信頼される人間になることが記者への第一歩

国家の意思決定に立ち会う政治記者の仕事

 新聞記者といえば、毎日のように事件や事故、日本や世界の動きを追い続ける多忙な仕事というイメージがあるだろう。新聞社の編集局には、扱う内容ごとに政治部・経済部・社会部・運動部などに分かれている。編成センターや新聞部などの取材部以外の部も含めると、全国紙の場合20以上の部が連携して新聞を作っている。そんな新聞社の最前線にいるのが新聞記者である。

 「入社して9年目になりますが、政治部に配属されてまだ1年半、政治部には60人ほどの記者がいますので、まだまだ若手です。」そう語るのは、読売新聞で記者として働く松下正和だ。

松下の朝は、購買宿舎を訪問することから始まる。担当の政治家や官僚から政局の動きや制作に関する新しい動向について情報収集をするためだ。民主党政権が誕生してから、消費税増税やTPP加盟の是非など、国を二分する議論が続いている。誰がどのような理由で法案に反対しているのか。賛成派はいかにして法案を通そうとしているのか。国が動くその裏で、何が起ころうとしているのかを明らかにするのが政治新聞記者の仕事といえる。

記者の原点とは何か未熟さを痛感した火災事故

 読売新聞入社後、数週間の研修が終わると、松下は宮城県仙台市の東北総局配属となった。配属後は多くの若手記者が経験するのが地元の警察担当となる。

新聞記者は、名刺一枚で誰にでも会いにいける

 入社三年目には、宮城県気仙沼市の通信部に配属された。通信部とは、支局の下に置かれる地方の出張所のことで、通常一人での勤務となる。東日本大震災で大きな被害を受けた気仙沼はもともと日本有数の漁港の町だ。当時、松下は毎朝5時に魚市場に行き、漁師をはじめとする地域の人達に溶け込む努力をした、漁協の人たちにその日の釣果を教えてもらい、魚に関するニュースはなんでも聞いた。昼になると市役所に行って行政関係のニュースを探す、「今日はどんな原稿を書くか」と日々考えつづけたが、小さな町で毎日1つの記事を出すのは中々難しい。

※文中敬称略。所属・役職等は取材当時のものです。

	
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